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最近想うこと Feed

2009年3月 5日 (木)

桜の開花予想から

今朝のニュースで、桜の開花予想を発表していました。

北国の厳しい冬を過ごしているからこそ、こうした春を先取りしたような話題を聞くと、春の訪れが近く感じて心が明るくなってきます。

日本の四季は、世界に誇れる日本の文化・風土を培ってきた源でしょうし、そうした環境の中でも強く生きていくための、先人達の様々な知恵や工夫があったことと思います。

こうした厳しい時代だからこそ、生活の中での知恵や工夫を大切にしていきたいですよね。

仕事についても、地域や自分達の足下を今一度しっかりと見直しながら、活路を見いだしていかなければなりません。

春の訪れのように、この経済的な冬の時代を越えた春の訪れを感じる事が出来れば、皆のモチベーションも更に上がるのでしょうが、そうした外需頼みでは難しい世の中に想います。

知恵や工夫と合わせて、日本的な協働や連携といった心と心の通った結いの精神で、明るい未来を拓いていきたいものですねshine

2009年2月10日 (火)

創業セミナーに参加して

2月9日の月曜日に、ホテルグランシェール花巻で開催された

「岩手県の中山間地域における起業・創業の可能性 ~生産・加工・販売での独自性発揮を目指して~」という、一橋大学大学院商学研究科 教授である関先生の講演を聴く機会がありました。

先週の土曜日には、「そうだ葉っぱを売ろう」の話を聞いて、元気なお年寄りまち「上勝町」の話に感動を受けました。

そして今回は、岡山県の合併の枠組みに乗らなかった新庄村のお話や、岩手県内でも元気に頑張っている葛巻町のお話しや、その他にも高知県の赤岡青果市場の話がありました。

共通しているのは、高齢者の割合が高い田舎の地域だからこそ、その地域特有の良さに着目して、地域に根差した商品を開発するために、お年寄りの知恵や技術を活かしつつ、新しいシステムを構築しながら商売として軌道に載せているところです。

簡単に成功するはずもなく、全てのアイデアが上手くいっている訳では決してありませんが、地域の事を考える、いわゆる公共的な考え方から出発しているからこそ、地域の皆さんの協力を得て成功に結びついたように感じました。

地方の将来を考える上で、高齢化や産業の問題は最重要課題となってきます。地域資源に着目しながら、幅広い年齢層の人達が生き甲斐をもって生活をしていけること。

元気に仕事や農業を行っているお年寄りは、しっかりしていますし、病気になることも少なく本当に元気だそうです。人口当たりの医療費が少ない地域は、お年寄りが元気なことは間違いありません。

岩手県においても、病院の先生方の激務から、県立病院の診療所化等の再編の是非が問われています。どう考えても、この医療や福祉の問題に関して、これから益々厳しい状態になっていくのは、この岩手という地域特性を考えると容易に想像がつく話です。

そうした中で、どうやったら皆が元気な地域になれるのか。

医療や福祉の充実もそうですが、お年寄りも含めて元気に体を動かしつつ、生き甲斐を持てるような内発型の産業なり、社会システムの構築が急務なのだと考えさせられました。

そんな、一翼を担う事が出来る人を目指したいです。

2009年1月23日 (金)

心に残ったこと

先日、ある絵と言葉を見かけました。

フクロウの絵と、「福苦労」と書いてあるのですが、フクロウは、首が360°に近いくらい回るということで、玄関先などに置物をおいて災いや悪いことが家に入ってこないようにという意味合いと、逆に家に幸せを呼ぶと意味もあります。

人生、良いことも悪いことも、そんなに長くは続かないという言葉を聞いたこともありますが、人生山あり谷ありの中で、どんな状態の中でも希望を失わず、苦労してでも真面目に努力をしていれば、いつの日か必ず道が拓け、福が舞い込んでくるのだと想います。

もう少し発想を転換すると、何もしないで状態が良くなったり幸せが自分に訪れることは希な話で、自分のためだけではなくて、家族のため、会社や仲間のため、地域のために、利他の気持ちで頑張るからこそ、いつの日か自分自身の幸せとなって返ってくるのでしょうね。

そんなことを、今朝の朝礼で話したところでした。

2008年12月31日 (水)

理事長としての一年を振り返って

今日は、いよいよ大晦日です。

本日をもって、私の理事長としての職務は終了します。

最初このブログも毎日書こうと心に決めながらも、実際には何日か書かない日もありました。また、遅れて書いたりしながらも、ここ70日くらいは最後の締めと想ってなんとか続けてきました。

このブログ一つにしてもそうですが、 人は決心したとしても、それを継続していうということは大きな労力を必要とし、時には諦めそうになってしまいます。

何か壁にぶつかったり、何かにつまづいたり、思い通りにいかなかったり。

そんな時には、様々な事が嫌になったりします。

考え始めると、悪い方向や悪いことを想定しながら、頭の中でグルグル同じ事ばかりを考えてしまったりします。

私も、一年の中でそういう時が幾度かありました。しかし、自分で考えているだけでは何も物事は進みもしませんし、ましてや好転することもありませんでした。

自分で相手がどう考えているのか決めつけ諦めてしまう前に、ある程度考えたら何か具体的に行動を起こすこと。これが、今年私が実感した大切なことです。

今年理事長を務めさせて頂くことで、始めて取り組まなければならないような経験が数多くありました。

自分自身の判断に迷った時に、自分自身の価値観に沿った方向性を選択するのですが、それが全ての人に受け入れられる訳ではありませんし、自分自身に絶対的な自信が無いが故に判断がぶれてしまった時もあります。

少しでも皆のやりたい方向性に沿って進めているつもりなのに、上手くいかなかったりして悩んだこともありました。

どうしてこんなに皆に労力を掛けさせてしまっているんだろうと、自分のリーダーシップの無さを悔やんだこともありました。

そうした経験の中で、同じ仲間だからこそ本音で普段から対話をする大切さを学びました。相手が言っている真意をきちんと理解して、会議の場の前にきちんとした意思疎通を図っておくことが出来れば、理事会等の場で難しい判断を迫られ、答えに窮するようなこともありません。

今までの私は、なんとか自分で解決しようとして、自分で抱え込んでしまうタイプでした。そして、自分の考え方を皆も理解して協力してくれるだろうという、身勝手な感覚を持っていました。

しかし、組織が大きくなり多様な価値観を持つ人達の中では、そんな一方的な感覚だけで心から皆が納得して行動を共にしてはくれません。

自分の人間性も大きく寄与することではありますが、私の場合は周囲の仲間達に力を貸してもらい、自分自身も積極的に相談をしながら、物事を前に進めました。

自分の理解者は必ずいますし、応援してくれる人達がいます。そうして力を得ながら、熱い想いと志をもって自分の考えを伝えていけば、相手の心も動いてくれます。

一年間の中で、本当に多くを学びました。

80名からなる組織のトップをさせて頂いた今年という一年は、私にとって様々な意味で最高でした。自分自身の長所と短所と大きく気づかされ、普段の仕事や生活では得難いような経験をする事ができ、仲間達と様々な実績を残すこともできました。

お世話になった皆さんに恩返しをしながら、今年の経験をこれからの人生に多いに活かしていかなくてはなりませんねshine

2008年12月22日 (月)

年の瀬を迎えて

今年は、理事長として今までとは違う、本当に密な一年間を過ごしてきました。

そうした時間を過ごしたはずなのに、年の瀬の今になって感じることは、一年という時間の短さです。

今の地点にたどり着くまでは、確かに長く感じる時もありました。しかし、今に至って過去を振り返ってみると、本当にあっという間の時間に感じられます。

一つだけ違うことは。

普通の年とは比べものにならないくらい、多くの出会いがあって、仲間達と共に本気で物事に取り組む事ができて、様々な成果を残す事が出来たということです。

目に見える成果もあれば、これから先に花開く成果もあります。

そうした一つ一つの積み重ねが全て、私が生きてきた証だと考えると、感慨深いものがありますね。

この平等な時間の中で、どれだけの事を成し遂げることができるのか。

今年理事長を務めさせて頂いた真価を問われるのはこれからです。今年という一年をステップに、家庭も仕事も社会活動も、更なる飛躍を目指していかなてくはなりませんねup

2008年10月31日 (金)

12の徳目

1890年10月30日。

この日は、明治天皇が国民に語りかけるという形で、教育勅語が配布された日だそうです。

日本青年会議所からの会頭メールに書いてあったのですが、その教育勅語において、以下の12の徳目が記載されているそうです。

この言葉を皆さんはどう受け止めるでしょうか。

<12の徳目>

親を大切にしましょう

兄弟や姉妹は仲良くしましょう

夫婦はいつも仲睦まじくしましょう

友人は互いを信頼し付き合いましょう

自分の言動は慎みを以て行ないましょう

全ての人々に広く愛の手を差し伸べましょう

勉学に励み職業を身に付けましょう

知識を得て才能を伸ばしましょう

人格の向上に務めましょう

広く世間や人のために役に立つ仕事に励みましょう

法律や規則を遵守し社会の秩序を守りましょう

正しい勇気を持って国のために誠意を以て尽くしましょう

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人としての道徳観や公共心というものは、どうやって育まれるのでしょうか。一番には親がきちんとした背中を見せながら躾をするということが大切であり、子供は親の背中を見て成長していきます。

私達はこの徳目を読んで、当たり前のことを当たり前にやる、そんな大切さを学ばなくてはなりません。まずは親として、子供にきちんと教えていかなくてはならないという、そんな責務も感じました。

人にとって大切なことは、普遍的なものが多いのかもしれませんねshine

2008年10月14日 (火)

心動く時

人はどのような時に心動くのでしょうか。

心から共感しての、感動という心の動き。

本気の想いが無くては、相手の心に響くことは無いのだと想います。

信念や覚悟や自負。

今までの積み重ねという実績があればこそ、行動と結果を伴っているからこそ、自信を持って相手に伝える事が出来るのだと想います。

そうした言葉には、重みがあります。

言葉を通して、魂というか、相手の想いが伝播してきます。

本気だからこそ、相手の想いに共感し、自らの心が動かされます。

確かな価値観と信念に裏付けられ、人生を積み上げていくこと。

日本青年会議所の安里次年度会頭は、そんな生き方をされてきた人であり、言葉に自信と想いが溢れていました。

今年の小田会頭から、来年の安里会頭へ。 しっかりとバトンが渡され、来年という一年がまた楽しみです。

2008年6月23日 (月)

一呼吸

人はどうしても感情的になっていると、条件反射的に行動したり言葉を返したりしてしまいます。

そして後から、「どうしてあんな事を言ってしまったのか」と後悔してしまうことも多いですよね。

私自身、心に余裕が無くなってしまうと、自分でも話していることが訳が分からなくなってしまったり、ただ単に感情的に話してしまう事があります。

相手が話すことに納得がいかないと、どうしてもすぐに反論したり、文句を言ったりしたくなってしまいますが、第3者の立場で聞いていると、相手が話していることの方が筋が通っていたり、実は建設的なアドバイスをしてくれている場合もあるはずです。

他の人達の話に対しては客観的に聞いてアドバイスが出来るのに、自分の事になると、どうしても感情的になってしまいます。

それが人でしょうから、せめて一呼吸はおくようにしたいものです。

少しだけ冷静に考えて、話すことができれば良いのですが、どうしてもすぐに返答しなくてはと焦るから駄目なんですよね。

「少し、考えさせて」くらいの余裕を持ちたいものですshine

2008年6月 5日 (木)

精神力

自己紹介にも書いてありますが、私の趣味は硬式テニスです。中学・高校と軟式テニスをしてきたのですが、どうしてもシングルをやってみたくて、大学から硬式テニスを始めました。

どうせなら上手くなりたいと想って、岩手大学の硬式テニス部に入部し、かなり厳しい体育会系の中で、体力的にも精神的も鍛えられつつ、今でもたまに試合に出ています。

テニスは、私にとって気分転換やストレスの発散というだけではなく、試合に出ている事も自分にとって良い刺激になっていると感じています。

テニスも、他のスポーツと同じように、精神力(メンタル)が大きくプレーを左右します。もちろん、体力的や技術的に同等の場合の話ですが。

リラックスした状態で、体に力が入らずにプレー出来れば良いのですが、チャンスポールほど「決めてやろう!」と力が入りますし、「あっ、ダブルフォルトをしたらどうしよう?」と考えると、腕が縮こまって余計にフォルトをしやすくなります。

逆に、ボールや自分のプレーに集中していると、いわゆるゾーンに入っている状態のように、自然と良いプレーが出来るようになってきます。

最近、少し分かるようになってきました。

テニスの話を書きましたが、普段の仕事でも何でも、人は慌てたり、様々な事に追われていたり、気持ちが沈んでいるような時、きちんした判断や行動が出来ない場合があります。

私が、あまり練習も出来ないのに、敢えて厳しい試合という状態に自らをおいているのは、この精神的に強くもありたいという、想いの表れかもしれません。

とにかく、自分を楽な道に進めないように、様々な事に全力で頑張っていくこと。

時には壁にぶつかる事もありますが、なんとか自分を鼓舞しながら頑張っていきます。いつか、その頑張りや苦労が、実を結ぶ時がくることを信じて。

2008年5月11日 (日)

それにしても

子供のカゼが少し落ち着いて来たと安心した矢先、今度は私がカゼを引いてしまいました。

それにしても、この花粉症の時期と相まって、私の喉はどうしてこんなにも弱いのでしょう。

いつもカゼを引くときは喉が痛くなることから始まります。

花粉症対策もあってマスクをしてカゼの予防もしているつもりなのに、夜の遅い日が少し連続してくるとどうしても喉の痛みが発生してしまいます。

花粉症も、3月の杉花粉に始まって、6月くらいまで続くし、どうもこの時期はマスクが離せません。

周囲の人には、いつもマスクをしているけど、似合っているよhappy01

と言われるし、なかなか辛い季節です。まずは早くカゼを治さないと駄目ですね。

それから、今日は母の日です。

普段お世話になっている御礼として、ささやかながら私からお花と、家内からパジャマを送りました。本当にいつもありがとうございますねshine

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