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お仕事ギャラリー Feed

2018年12月13日 (木)

除雪業務が始まりました

先日の朝方の降雪を受けて、いよいよ今シーズンの除雪が始まりました。

 

翌日にかけての天気予報を見ながら、「これは明日除雪になるかもしれない」と思った時は、その判断がつきそうな時に目覚ましを掛けて起きるようにしています。

除雪だけではなく、融雪剤の散布業務を実施している共同企業体の仲間もいるので、いよいよ危ないときには連絡をもらうようにはしているのですが、それは突発的な大雪に対応するためなので、基本的には自分でも起きて判断をしています。

12月12日の朝方に強く降る予報だったので、3時30分に目覚ましをセットしていたのですが、こういう時は緊張しながら眠っているので、自然に目が覚める時が多いです。

 

12日も、実際にパット目が覚めたのが3時過ぎでした...

いつもとりあえずはどんな状況かなと、夜目が覚める度に、各種天気予報やアメダスデータで雪の降り方や近隣地域の降雪量を確認しながら状況を把握すると共に、これからの雨雲の動きなどをチェックして状況を把握します。

時には、道路のライブカメラも見たりしています。

 

先日も、これはやばいな。。。 と布団から飛び起きて外を見ると、昨夜までの雪が無い状況から一変して、

「辺り一面の銀世界に変わっていました」

というような綺麗な表現をしている場合ではなく、

既にかなりな積雪があったので、慌てて外に出て確認をすると既に7cmは積もっていました。

 

今年から山沿いの県道も除雪路線に含まれたので、防寒着を着込んで車を走らせて、実際の降雪状況を確認しに行きました。

現場に着くまでもどんどん雪が降り続いて、4時頃に現場に着いた時には8cmを超え始めていました。

こうした朝方のドカ雪は本当に判断に迷いますし、既に除雪出動が決まっているときの方が、同じ時間に起きたとしても何倍も気持ちが楽です。

 

自分の判断を思い起こすと、こんな感じです。 

まずは、初期除雪として認められている除雪トラックを出動させる手配をして、通常積雪量が多く交通量も多い山沿いの県道に投入しようと考えました。

ただ、気温があまり低くないし、このまま降り続いて本当に10cmを超えるだろうか...

(出動基準が10cmを超えることなので)」

この時間から出動すると、朝の通勤ラッシュまでに除雪を終えることは到底できないし、そうなると渋滞や事故の元にもなってしまう。このままグレーダーも出動させるべきかどうか...

通常は車道除雪を行ってから歩道除雪を行うべきだけど、そんな時間は無いし、子供達の通学を考えると学校付近だけでも歩道除雪を先行させたいし...

など、あれこれと考えれば考えるほど、除雪の出動基準もあるので本当に判断に迷ってしまいます。

今回は除雪を一緒に頑張っているもう1社の仲間にも相談をしながら判断を進めていきました。

結果的には、雪が多い西側の車道除雪と、歩道除雪を全面的に実施するように、除雪担当者に出動してもらいました。

 

という感じで、除雪シーズンには各会社の担当の人達が、深夜に起きてパトロールをしたり、降雪状況を確認したりしながら除雪の判断をしていますし、多くの皆さんが大変な除雪業務を頑張ってくれています。 

 

今年から路線が増えたことで、弊社もグレーダー除雪を再開しました。

と、時には新しい除雪機械に対応をしていかなければならない場合もあります。

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ただ、私にはとても気がかりなことが..

建設業も人手不足や高齢化が大きな問題となっていて、今の除雪体制を維持していくことすら、本当に厳しい状況になっている会社が多いと思っています。

建設業に従事する若い人達がどんどん減ってきている中で高齢化は進み、特にも過酷な除雪業務を支えてくれている人達は、確実に少なくなっているように感じています。

「本当は交代で休ませたいけど、きつく難しいこの除雪機械のオペレーターに替えの人間はいないし... 昼間休んでも良いから、申し訳ないけどなんとか今日も頑張ってくれ。」

 

除雪業務を行っている会社の理由は様々だと思いますが、私個人としては地域の皆さんにお世話になっている建設業だからこそ、除雪業務という本当に厳しい努めを果たし、冬場の交通確保に建設業が貢献しなければならないという使命感からになります。

従って、弊社の入社条件は、除雪も共に頑張ってくれることになっています(苦笑)

 

こうした地域を守っている建設業の役割や心意気を、もっと皆さんに知ってもらう必要があると思っています。

昼間は建設業の仕事を頑張りながら、時には休日や深夜を問わず、更には吹雪のような厳しい環境下でも除雪業務も頑張ってくれている人達がたくさんいます。

 

除雪業務に社員を出動させた時には、

「今日もこんな時間からの除雪業務に出動してくれて本当にありがとう。吹雪で視界が悪い中の除雪業務だけど、どうか事故やケガもなく作業を終えて、みんな無事に戻ってきて欲しい」

私もそんな祈るような気持ちになっています。

 

日々除雪業務を頑張っている皆さんに対して、少しでも暖かい気持ちで応援して頂ければ本当に嬉しいです。

2017年8月18日 (金)

道路改良工事が完成しました

5月時点からではありますが、定期的にドローンで撮影をしてきた道路改良工事の現場が、無事にお盆前に完成をしました。

順調に工事を完成させることが出来たのも、地域の皆様を始めと致します、多くのご協力を賜ればこそです。

そうした恵まれた環境の中で、社員の皆さんも本当に頑張ってくれて、早期完成を果たすことができました。

 

~ドローン撮影~

<5月末>

Dji_0002 

<6月末>

Sekou1up 

 

<8月初旬/完成>

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発注者や地域の皆さんなど、、多くの皆さんに感謝をされる仕事を早期に成し遂げる事が出来て、本当に良かったです。

これからも、皆様に感謝してもらえるような仕事を積み重ねるべく頑張っていきます。

2017年7月 6日 (木)

進捗報告として

市役所の発注工事でお世話になっている道路改良工事の進捗報告に、ドローンから撮影した写真を活用してみました。

約1ヶ月の間で工事がどれだけ進捗をしたのか、少しでも分かり易くなるように工夫をすることが目的でした。

 

・H29.05.24撮影(終点方向)

Dji_0002

 

  

・H29.06.27撮影(終点報告)

Sekou2

 

同じく起点側になります。

H29.05.24撮影(起点報告)

Dji_0004

 

H29.06.27撮影(起点報告)

Sekou1

 

 

同じアングルで写真を撮れていないのも未熟さですが、全体を1枚で撮影出来るような工夫等も出来るように、もっと慣れていきたいと考えています。

ゴールデンウィーク明けから本格着手した延長240mの道路改良工事ですが、地域の皆様のご協力や現場の頑張りで、排水構造物及び下層路盤を6月末までに終了することができました。

完成した道路を使って地域の皆様にお盆を迎えて頂けるように、しっかりと完成まで頑張りたいと思います。

2017年5月26日 (金)

ドローンを使って(初めての現場写真)

先日、道路改良工事の安全協議会で現場に行った際に、ドローンを使っての空撮を行ってみました。

 

私にとっては、初めての現場での写真撮影になります。

遠景の写真にはなっていますが、終点側から工事を進めていて、側溝と下層路盤の工事は60m以上終えることが出来ています。

Dji_0002

 

ゴールデンウィーク明けからの本格工事着手ですが、地域の皆様からも全面的なご協力を頂いているお陰様で、工事は順調に進んでいます。

Dji_0003

 

工事範囲の皆様の出入りを考慮し、現場を3工区に分けて通行路や仮の駐車場を確保しながら施工を行っています。

現在は最初の1工区を終えて、2工区目に工事が進んでいます。

Dji_0004

 

こうした俯瞰的な写真を撮影することで、工事の進捗イメージがより分かり易くなりました。

地域の皆様にとっても良い仕事をお届けすることが出来るように、様々な気配りを行いながらしっかりと工事を進めていきます。

2017年2月22日 (水)

ちょっとした工夫で

色々なお仕事をさせて頂いているのですが、様々な工夫でより費用を掛けずに工事を行うことができる場合があります。

 

先日、弊社で工事を行ったことがご縁で、破損した車止めの修繕を依頼されたことがありました。

基礎コンクリートに車止めが埋設されて一体化してあるのですが、基礎から入れ直す方法ではかなりな費用が発生してしまいます。

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支柱の埋設深さが25cmということが分かっていたので、車止めの本体だけを新しいモノに交換する方法を考えました。

当初予定していたコア削孔は現場で使えませんでしたが、第2案としてモルタル充填してある部分をブレーカーで斫る方法を考え、きちんと取替えをすることができました。

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様々な経験や工夫が、現場ではいつも活かされていますし、

今回のように、お客様にもプラスになるような提案を常に心掛けていきたいものです。

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最近感心をした、ちょっとした工夫のご紹介でした。

 

2017年1月24日 (火)

大規模リフォーム工事の現場から

今年度お世話になった大規模リフォーム工事(花巻市石鳥谷町)の現場紹介です。

以前も外構工事などでお世話になったお客様で、今回は店舗から居室に大規模改修する工事のご縁を賜りました。

リビングや居室に加えて、キッチン、お風呂(ユニットバス)、トイレ,洗面化粧台など水回りもリフォームさせて頂きました。

 

・着工前

手を掛ける前の室内の状況になります。

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・施工状況

間取りも含めて大きく変えていくので、大工さんが一度丁寧に壊してから、柱や梁などを再利用し、不足する基礎なども新しく設置していきます。

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・施工状況

必要な梁や柱などを新設し、床も貼っていきます。

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・施工状況

もう少し進んで、断熱材やサッシ取付け状況の写真です。

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・施工状況(外部)

外壁も含めての工事になるため、足場を掛け、飛散防止の防風ネットも設置して工事を進めさせて頂きました。

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以下は、主要箇所の完成写真を紹介させて頂きます。

・完成(キッチン)

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・完成(リビング)

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・完成(リビング)

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・完成(和室)

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・完成(2階)

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・完成(お風呂)

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・完成(トイレ)

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主要な構造体である柱の位置を動かすことが難しいため、お客様のご要望をお聴ききしながら、工事可能なプランをご提示させて頂くことで、可能な限りのご要望を反映するように致しました。

また、ショールームにも足を運んで頂いて、実際の商品を確認して頂くようにもしております。

 

以前にお世話になった工事がご縁となって、またお役に立てる機会を頂いたことは本当に有り難いことです。

これからもお客様から感謝され、信頼される仕事を積重ねるべく精進していきます。

2017年1月18日 (水)

側溝の目地補修

古くなった側溝の目地補修として、「Vシート工法」による施工を行う機会がありました。

側溝の繋ぎ目である目地に隙間があれば、そこから水が逃げて周囲に悪い影響を与えてしまいます。

今回の工事は改良区さんからの受注になりますが、メーカーからの施工指導を受けて、自分達で施工を行いました。

 

・着工前

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下記の写真の通り、ジョイント部分がしっかりと保護されています。

・完成

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施工手順は以下の通りです。

まず始めに、古くなった目地を撤去します。

・既設目地の撤去

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次に高圧洗浄機を用いて、シート施工面を綺麗な状態にします。

・高圧洗浄

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セメントペーストの接着向上のために、プライマー施工面にまんべんなく塗布をします。

・Vシートプライマー塗布

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次にセメントペーストを現場で調合し、左官コテを用いて施工面に十分に塗布をします。

・セメントペースト塗布

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Vシートを貼る際にはシートに浮きが出ないように注意し、曲がらないように貼付けます。

・Vシート貼り

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側溝の天端部にはガラス基材を貼付けて、目地の端歩を補強します。

・天端部ガラス基材貼付補強

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次にVシートの周囲にセメントペーストを塗布し、防水を行います。

・端末全周塗膜防水材塗布

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最後に、シート表面全面にHPトップという保護塗料を塗布して完成になります。

・HPトップ塗布

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今回の目地補修工法は始めての施工でしたが、メーカー指導を頂けたことで、ポイント抑えながら確実な施工をすることができました。

他の工事で経験している技術を活かすことも出来ましたし、同じ作業手順の繰り返しですので、どんどん施工スピードも向上していきました。

 

この目地補修工法は、雨天及び5℃以下の気温では出来ないので、3月下旬までの工期ではありましたが、実際の施工は11月中旬までに完了をさせています。

こうした維持補修工事は今後も施工する機会があると考えて、自分たちで実際に施工を行い、経験を高めるようにしました。

 

様々な仕事に自分たちで挑戦するからこそ、経験や技術が蓄積され、それらを応用しながら、より良い施工へとつなげていくことができます。

これからもチャレンジ精神を大切に、自分たちの技術を高めていきたいものです。

2016年12月27日 (火)

路上再生工法の現場から

竣工検査まで無事に終えた、路上再生工法による舗装修繕工事の現場からです。

弊社として始めての路上再生工法だったので、協力業者の皆さんから様々に勉強をさせて頂きました。

 

このように傷んだ舗装と下の路盤とを、現場でセメント及び乳剤を添加して破砕混合し、強度が高い路盤を構築する工法になります。

また、所定の強度を満たした23cmの再生路盤を構築するのに最適なセメント量や乳剤量は、事前に資料を採取し室内試験によって決められます。

 

・着工前

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・完成

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路上再生工法の施工状況です。

事前に舗装上には計画された量のセメントを敷き均しおいて、路上再生工法用の乳剤を積載したローリー車が先行しながらスタビライザーに乳剤を供給し、写真のように既設の舗装・路盤を破砕しながら混合していきます。

・ローリー車(先行)及びスタビライザー(破砕・攪拌)

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本現場は生コン工場さんの出入りが関係する道路だったので、工場の休日に施工をすることで、極力営業にご迷惑が掛からないように配慮をさせて頂きました。

このように生コン車のような大型車が通行する道路なので、再生路盤が硬化するまでの期間も心配だったのですが、路盤まで出来てしまえば翌日に舗装をしても全く大丈夫な強度が発現するという話しでした。

 

確かに時間との勝負で、セメントも添加しているため翌日にはグレーダー削ることもできなくなるくらいの強度になっており、その日の内に改良範囲の路盤整正や転圧までを終えてしまう必要がありました。

・グレーダー不陸整正状況

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・転圧状況(マカダムローラー,タイヤローラー)

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こうした特殊な工法なので、各種品質管理が必要とされています。

これは自主管理ですが、全体散布量もセメント袋の空袋管理で行っています。

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ローリー車についても、現場施工前と後の積載重量を計測することで、現場での使用量を管理するようにしています。

こうすることで、工事で使用したセメント量や乳剤量も把握することができます。

下記から必須の品質管理になります。

 

・セメント散布量の試験

セメント板を用いて、単位面積当たりのセメント散布量を管理します。

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・乳剤散布量の管理

スタビライザーの施工速度によって、単位時間当たりの乳剤噴出量を調整しながら施工をしていきます。

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・基準密度試験

締固め密度試験の基準となる供試体を現場材料を使って作製し、これを元に現場での締固め密度試験を実施していきます。

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・現場密度試験

砂置換法により、再生路盤の締め固め密度を試験します。この時、上記の基準密度と現場での締固め密度とを比較し、管理をしていきます。

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・CAE一軸圧縮試験

一軸圧縮試験による許容値もあるため、現場で採取した材料を使って供試体を作製します。

これを用いて、室内試験で強度や変位量を測定します。

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・含水量試験

これも必須試験ですが、含水量を確認しながら最適含水比付近で施工が行われるように管理をしていきます。

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こうした様々な管理をしっかりと行っていくことで、所定の強度を満たす路上再生工法が実施されていきます。

 

本現場では、稲刈り終了後の施工や生コン工場の休日に合わせた本工事の実施など、地域状況にも配慮をさせて頂きました。 

生コン工場さんからも感謝の言葉を頂きましたが、私達にしても地域の皆様から全面的に協力を賜り、更には協力業者の皆様にもしっかりとした仕事を実施して頂いたことで、スムーズに工事を完成させることができました。

これもお世話になった皆様のお陰様です。本当にありがとうございました。

2016年12月 5日 (月)

擁壁安定化工事の現場から

先日完成をした擁壁安定化工事の現場からです。

 

元々の基礎支持力不足や擁壁の根入れがされていない問題があって、L型擁壁が前方に転び始めています。

そのため今までL型擁壁が抑えていた宅盤に緩みが生じ、建物にまで悪影響を及ぼしている状況でした。

なかなか有効な施工方法がみつからず、弊社にご相談を頂いた工事になります。

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更に擁壁よりも低い位置を水路が流れていることもあって、水の流れが擁壁に悪影響を与えている箇所もありました。

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今回の現場では、建物擁壁に近接し新しく擁壁を設置し直すスペースはありませんので、水路側の用地を有効に活用し、大型ブロックを抑えとして新設する方法を提案させて頂きました。

こうすることで、L型擁壁の動きを拘束することが出来るようになります。

また、維持管理する改良区さんとも相談をして、水路を上げることで擁壁根入れを確保し、且つ流水が地山にいたずらをしないように、集水桝・ヒューム管・水路も新設をしています。

 

これが完成後の写真になります。

既存擁壁の手前に大型ブロックの擁壁を新設し、水路もかなり上げて新設をしています。

桝と桝の間はヒューム管で接続し、今までのように水が悪さをするようなことも無くなっています。

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今回の工事で擁壁を安定させることが出来ましたし、上部フェンスの再設置や敷き砂利も行って、綺麗な仕上がりとすることができました。

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ここからは工事の状況写真を紹介します。

隣地の方の土地を使用させて頂いたお陰様で、無事に工事を進める事が出来ました。

心より感謝申し上げます。

 

このように擁壁の外側に大型ブロック擁壁を新設し、擁壁がこれ以上動かないように拘束をしていきます。

擁壁の裏側は、砕石でしっかりと転圧するようにしています。

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水路の高低差がありましたので、桝とヒューム管を新設することで、写真のようにスムーズに水が流れるように配慮しています。

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今回大きい方の桝は1.0×1.0×1.5mの寸法だったこともあり、現場打ちで築造しています。

大断面の桝だったので大変だったと思いますが、ブロック積み等も含めて、全て弊社の社員だけで完成をさせることができました。

多技能工として様々な仕事を経験しながら、日々苦労を糧に頑張ってくれている社員の皆さんは、会社としても大きな財産です。

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本現場を最初に見た際には、施工スペース的にかなり厳しい現場でしたので、工事費用を抑えながら、どうすれば有効な対策が取れるのかとかなり悩みました。 

既存擁壁の外側に擁壁を新設する考えや水路を上げることも含めて、今までの様々な経験が役立って今回のご提案をすることが出来ています。

かなり大変な状況でしたので、お客様にも心からの感謝を頂き、施工をした私達にとってもやり甲斐がある現場となりました。

  

ご協力を頂いた皆様のお陰様で、無事に工事を終えることができました。

本当にありがとうございました。

2016年11月15日 (火)

緊急対応について

先日、町内の水道本管から漏水があって緊急対応を致しました。

通常であれば町内の設備業者さんが対応するのですが、どうしても対応出来ないということで、急きょ弊社にお願いをされたものです。

 

中部水道企業団の担当者からお昼前に電話が掛かって来て、午後一に現地を確認して段取りに入りました。

町内で他に対応する会社が無いという事情があれば、弊社でなんとかしない訳にはいきません。

お客様にはご迷惑を掛けましたが、1つの現場をストップして対応致しました。

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近隣の住宅では断水になってしまっているので、なるべく早急な対応が求められます。

自社バックホウを自社トレーラーで移動して、弊社にある4tダンプや発電機,舗装カッター,水中ポンプなどを活用して、迅速に対応することができました。

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今回の緊急対応の際には、自社に様々な機械や砕石・砂などの資材を有していたことと、こうした作業にも対応できる社員がいることが幸いをしました。

お陰様で作業も順調に進み、夕方4時には通水を再開し、埋め戻しも夕方6時頃までに終えることも出来ました。

水道企業団の担当者の方も、様々に対応に追われ大変だったと思いますし、本当にご苦労さまでした。

 

今回の漏水箇所は水道本管が破損し易いエリアということでしたが、同様のトラブルがあれば、いつも地域の皆さんにとって大変な事態になってしまいます。

更新予定の水道管らしいので、一刻も早く事業採択をされて、安心できるライフラインに交換されていくことが望まれます。