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2015年3月

2015年3月 9日 (月)

心から嬉しく

今年も様々な地域で、今までの土側溝にコンクリート側溝を新設する工事をさせて頂いています。

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今年は雪が少ないとはいっても、タイミングによっては冬の厳しい作業環境になっています。

しかも全体的に忙しいこともあって、側溝設置工事は常に3人パーティーで頑張ってもらっているので、一人一人がしっかりと役割を果たしていかなければなりません。

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弊社に今年入社した社員もその中の一人ですが、今年度だけで500m以上の様々な側溝を据えており、一所懸命に日々頑張ってくれています。

仕事に対する姿勢が前向きなので、仕事を覚えていくのも早いのだと思います。

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またこのパーティーを中心的に動かしているのは、同じく新卒で弊社に入社して11年目を迎えている29歳の社員です。

昨年に1級土木施工管理も取得し、現場管理から実際の仕事まで、若い社員にも様々なことを経験させながら上手くサポートをしています。

更には中堅の社員さんもそれに協力してくれているので、良いチームワークで頑張ってくれています。

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この工事はベンチフリューム600を66m新設する工事だったのですが、完成写真のように途中のカーブもきれいに施工をしてくれています。

この現場は一つの例ですが、社員皆さんの成長と頑張りが心から嬉しく思えてなりませんし、私が様々に頑張っていける原動力にもなっています。

 

物事を前向きに捉えるように私自身が常に意識をしながら、やり甲斐を持って社員の皆さんと共に頑張っていきます。

2015年3月 7日 (土)

家庭教育セミナーに

今日の午前中は、花巻市教育振興運動推進協議会が主催する、家庭教育セミナーに参加する機会がありました。

石鳥谷小学校区の会長として参加させて頂き、岩手大学教育学部長の新妻氏のご講演を聴くことができました。

大人が子供達に生活習慣をしっかりと身につけさせる大切さについて、現在の様々な環境と昔の環境とを比較しながら、とても分かり易くそして面白くお話しをして下さいました。

特にも心に残った言葉を、列記してみます。

 

・子供は生まれてくる際に自分の環境を選ぶことは出来ないので、親が子供達の環境をどう作るかが大切になってきます。

快眠・快食・快便が出来るように、まずは早寝早起きを大切にして、朝早く起きればご飯も食べて、自然にトイレにもいきます。

特にも早起きする方に力を入れていけば、時間は掛かっても、体が疲れれば夜早く眠るようになっていきます。

現在はテレビやゲームなど脳に刺激を与えるものが多く存在しているので、例え疲れていたとしても、楽しく遊んでいれば眠気が飛んでしまい、結果として夜更かしになっている子供が多い。

 

・親が無理をしすぎると、子供に対しての余裕がなくなり、どうしても接し方が厳しくなってしまいがちです。何かも背負わずに、周りの協力を得ていくことも大切です。

親がそういう状態だと、子供も緊張してしまいます。学校で緊張して、家でも緊張をして頑張り過ぎてしまうと、どこかで無理が生じてしまう。そうではなくて、子供がきちんとリラックスできる場を与えることも大切です。

 

・物との関わり(コミュニケーションもメールでなど)が深くなりがちですが、人との関わりがより大切です。大人ができないことを、子供にやれと言っても難しい。

 

・物が豊になったことで、子供は物との関わりが増えています。テレビは子育てをしてくれません。人が人を育てるから人になるのです。

親が子供と話し関わることで、子供がしっかりと成長することができます。

 

・お気に入りのビデオを何回も見るとか、ゲームをするということ。こうした時は、脳の中で一番大切な前頭葉の部分は全く働いていないので、子供の脳には良い影響が全く与えられていないです。

 

・今のしつけは、勉強しなさい、学校に遅れるから早くしなさいと、学校の下請的なしつけになりがちです。人としてどうあるべきかを、しつけるようにしていきたいものです。

 

・子供の評価を、勉強ができるか、スポーツが出来るかで判断していることが多いのではないか。あいさつが出来るとか、よく手伝いをしてくれるとか、そのような評価も大切です。

昔は、子供が元気に生きてくれるだけで良かったと思っていたものが、今は多くを求め過ぎている場合もあります。

 

・まずは大人がゆとりを持って子供と関わることが大切です。子供を認めて、しっかりと褒めてあげるべきです。

 

 

何かを押しつけるような言い方ではなくて、無理をせずに出来ることから、出来る範囲でやっていくことが大切だと、とても共感できるご講演でした。

 

また、花巻市教育振興運動推進協議会では、家庭教育用のリーフレットを、幼稚園・保育園の年長さん、小学校1年~3年生までの全員に配布するそうです。

そのリーフレットにも、子育てのたくさんのヒントが書かれています。

 

PTA会長を努めさせて頂いているお陰様で、多くの学びの機会を得ています。

忙しい年度末ではありましたが、時間を調整して参加した甲斐がありました。

2015年3月 5日 (木)

暴風で屋根が飛ばされ

今朝の暴風で、実家の隣にあるアパートの屋根が飛ばされてしましました。

まさか、身近な所でこんなことが起きるとは... としばし呆然としてしまいました。

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確かに古いアパートではありましたが、このように屋根の殆どが飛ばされてしまうとは思いもしませんでした。

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飛散した屋根材の片付けや応急処置など大変な状況ではありましたが、今日ほど建設業で良かったと思えた日もありませんでした。

朝の7時にはいつもご協力頂いている板金屋さんが駆けつけてくれて、社員も来た人から順番に片付け作業や応急処置に入ってくれました。

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午後にはアスファルトルーフィングまで張り直して、無事に仮設工事を終えることもできました。

困った時に迅速に対応してくれる有り難さと、機能的且つ専門的に対応してくれることへの安心感を、改めて強く感じることができた出来事でした。

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また、屋根材が飛ばされてしまったのを朝から皆で片付けたのですが、きっと拾いきれずにご近所様にもご迷惑を掛けるだろうとお詫びをして歩きました。

皆さんに優しい言葉をかけて頂き、そうした気持ちも本当に嬉しかったです。

お世話になった皆さんに、心からの感謝の気持ちで一杯になった一日でした。

2015年3月 4日 (水)

建築工事の現場から4

トイレ新築工事の現場からです。

前回ご紹介したのが2月19日時点でした。あれから、あっという間の2週間でした。

http://takata-k.lekumo.biz/blog/2015/02/post-d452.html

 

外の軒天や破風なども終了し、外壁のコーキングや塗装も終了しました。

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先日には外を囲っていた足場も無事に撤去になりました。

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室内も内装材の施工は終わり、塗装やモルタルの仕上げ工事に入っています。

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土間モルタルの施工の際には、クラックを生じさせないように配合を調整し、その分乾きが遅くなるので夜遅くまで仕上げに時間がかかりました。

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巾木下と土間の間は、モルタル仕上げになっています。

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今週は、いよいよ電気設備や水回りの器具設置も始まっていきます。

多くの皆さんのご協力を得て造り上げている現場なので、皆さんと笑顔で終われるように、無事故・無災害で最後まで工事を完成させたいです。

2015年3月 3日 (火)

外手すりの設置工事

先日、外手すりの設置工事が完成しました。

駐車場からセンターまでスロープに合わせて手すりを設置して、体の不自由な人などのサポートをすることが目的です。

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今回の手すり設置工事は、専門業者さんにご協力をお願いして設置しています。

既存コンクリートには受け金具をアンカーで止めて、タイル部分は目地を避けて削孔し、表面は化粧金具で納めています。

手すりの高さは800mmを標準にして、通りが良くなるように設置してもらいました。

全体的にとても良い感じでに仕上げてもらっています。

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今回は手すりに暖かみを持たせるために始めから樹脂の設計で考えていました。

後から業者の方から教えてもらったのですが、屋外にステンレスタイプの手すりを設置すると、冬の寒い日に手すりが冷やされて、それを触って手がくっついてしまうトラブルが発生した事例があるそうです。

確かに子供の頃、冷えたスプーンを舌にくっつけてしまった苦い想い出があります...

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実は、この身障者用駐車場の工事も昨年の夏にお世話になったものです。

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奥の擁壁を後ろに下げてスペースを広くし、浄化槽周囲を舗装することで新しく駐車場を造っています。

狭い箇所の有効活用を考えると、排水管のギリギリまで擁壁を下げることで進入路左側のスペースを確保し、車の出入りがし易いように工夫する必要がありました。

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今回手すりも設置されたことで、より使いやすくなりました。

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地域の皆さんが使う施設工事のお役に立つことができて、本当に良かったです。

2015年3月 2日 (月)

すり傷から感染症に

先週の水曜日に、長男が遊んでいて左のすねにすり傷を作りました。

こんな冬なのに、暑いからとズボンをまくってサッカーをしていたのが災いして、少し広範囲なすり傷でした。

洗い流しや消毒、フィルムを張ってのきちんとした湿潤療法処置もしてもらって、その後は普通に元気にしていたのですが、金曜日の夕方から急にすねが痛いと言い始めました。

夜に包帯とガーゼをとって処置していたところをみると、すね全体が赤くなって熱を持っています。

きつい匂いのウミも出ていたので化膿している程度に思っていたのですが、その夜にはかなり痛がったので、少し前にもらっていた頓服薬をもらって翌日病院に行きました。

 

最初行った病院では普通に傷口消毒などの処理をしてもらったのですが、その時から熱が38度以上あって、抗生物質入りの飲み薬をもらって帰ってきました。

この時点でもケガのことをネットで調べたりはしていたのですが、化膿からくる熱もあるということや、子供も少し咳をしていたので、風邪からきた熱なのかな? と、理由もはっきりとは分からずそれほど深刻にも考えていませんでした。

 

ただその後、11時頃には熱が更に上がって40度近くなってしまい、熱が高すぎるので小児科に行くことにしました。

これだけ熱は高かったのですが、子供に状況を聞いても、体が熱いくらいで具合が悪いという感じではありませんでした。

 

ここの小児科は外科も見てくれるところでした。

この病院では、熱が高く足の状態も良くないということで、抗生物質が入った点滴をして、傷口に張ったフィルムもはがして再度処理をしてもらいました。

その後も、夜9時頃まで39度近い熱が続いていましたが、頓服薬を飲むと落ち着いて、寝る頃には状態が良くなってきました。

熱が高い内は足が痛くて歩くのも辛そうだったのですが、熱が下がってくるのに合わせて、痛みも軽くなり歩くのもスムーズになってきたようでした。

 

翌日には熱が下がってはいたのですが、病院から言われていたので、同じように点滴を受けに行ってきました。 

日曜日でしたが、たまたま休日当番医の指定日だったそうで、私達にすればより安心することができました。

 

ここまで酷くなるまで考えもしなかったのですが、ケガをした箇所全体が赤くはれて熱をもっていた時点で、普通の化膿というレベルではなく何らかの感染症にかかってしまっていたようです。

その感染症からこれだけの高熱にもなってしまったのですが、処置が遅れるともっと重い症状になる可能性があったので、早めに抗生物質の点滴をしてもらって本当に助かりました。

 

もう少し知識があれば、傷口の状態を途中で確認をして、もっと早く治療させることができたと思います。

確かに傷口から臭い匂いがすると子供は言っていたのですが、キズが治る過程では当たり前程度にしか考えていませんでした。

キズ周囲の状況をしっかりと確認してあげて、赤くはれていたり、熱をもっていたり、痛みが出ていたり、臭い膿が出ているような状況であれば、化膿用の処置をしてあげる大切さを今回学びました。

一時はどうなることかと本当に心配でしたが、熱も下がって元気になってくれて本当に良かったです。 

適切な治療をして頂いた、小児科の先生に感謝です。