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2015年2月

2015年2月15日 (日)

道路改良工事の現場から

先日、道路改良工事の竣工検査を無事に終えました。

今回の工事は、国道456号線の歩道が未設置の区間に歩道を施設するための道路拡幅工事で、主たる工事は地山掘削とアンカー付き擁壁の設置でした。

 

着工前はこうした道路でした。

この左側の既設擁壁を壊して、更には地山を掘削して拡幅をし、新しい擁壁で地山を抑える工事になります。

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そして完成した道路状況ですが、広いところで5m近く拡幅になっています。

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少し高い場所から今回の工事範囲を見てみると、擁壁で地山を抑えて道路が全体的に拡幅されたことが分かります

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今回の工事でのポイントは、片側交互通行のような道路規制が極力発生しないように、敷き鉄板による工法を提案したことでした。

当初設計である片側交互通行と、敷き鉄板による両工法を比較し、更には概算の工事費を求めて提案をさせて頂きました。

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こうした提案をした理由は、現場が坂道のカーブになっていて、しかも走行車のスピードが速く、交通量も多い道路だったからです。

この場所で工事をすることを考えたときに、交通規制による交通事故発生等のリスクを重視して、より安全な施工方法を提案させて頂きました。

 

本現場は道路拡幅工事であったので、地山を掘削してスペースを確保し、鉄板を布設することで重機やダンプ等の車両を全て拡幅工事範囲に入れることが出来ます。

更には既存擁壁の下部を残すことで、掘削時の土砂や石などが道路に転がっていくこと防いだり、雨が降った時に濁水が道路に出るのを防ぐことにもつながりました。

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敷き鉄板を布設することで、車の出入り時のみ交通規制を実施すれば、後は規制範囲内で安全に作業を進めることが出来ます。

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既存ブロックの撤去も、既存交通に影響を与えることなく安全に実施することができました。

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また今回は法勾配が3分ときついこともあって、アンカー付き擁壁が採用されています。

こうした専用の吊り具を利用して設置していくのですが、こうした大きさのブロックを540個も重ねることで、本現場が出来上がっています。

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今回の工事は全て自社施工で造り上げましたが、経験あるベテランの社員と若い社員とが協力をして、本当に良く頑張ってくれました。

そして、監督員さんや関係者皆様のご理解とご協力の下で、無事に早期完成で工事を終えることもできました。

 

会社を代表して心からの感謝を申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

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2015年2月13日 (金)

学童クラブ保護者会の行事から

先日の11日に、石鳥谷学童クラブ保護者会の主催で、親子で手作りチョコレートを作る行事を行いました。

(私はたろし滝の測定会に参加していたので、実際に取り仕切ってくれた家内からの報告です)

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2月14日のバレンタインデーに合わせての企画です。

同じ小学校の保護者のお母さんを講師先生としてお迎えして、子供でも楽しく簡単に作れるように準備をして頂きました。

親子で30名近い皆さんに参加して頂き、地元振興センターの調理室などをお借りして、楽しく実施することが出来ました。

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空いた時間では子供達は元気にホールを走り回ったりと、お友達がたくさん集まるだけでも楽しいんでしょうね。

美味しく、そして可愛らしく完成したお菓子を、みんなで食べて解散をしました。

3時間という時間があっという間に感じられる、楽しい行事になって本当に良かったです。

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思い起こせば、今年度は様々な学童クラブ保護者会主催の行事を実施してきました。

・アメリカ人留学生を囲んでの交流会(7月)

・夕涼み会(8月) 

・大瀬川の大型紙芝居(10月)

・リース作り(11月)

・英語で楽しくコミュニケーション(1月)

・手作りチョコレート(2月)

・3月には消防署の方を講師に迎えての火の用心(3月)

地元の方のご協力や、花巻市のふれあい出前講座の活用など、 保護者会役員を中心として多くの皆様のご協力の下で、これだけの行事を実施することが出来ています。

 

そして、実質的に殆どの行事についてその段取りや準備をしてくれた私の家内も含めて、

子供達の笑顔のためにとお力添えを頂いた皆様に心からの感謝です。

本当にありがとうございました。

 

来年度は、今年の経験を活かして事業をもう少し調整して計画をする予定ですが、

子供達に楽しんでもらいながら、親同士のコミュニケーションも図れる機会を提供できるようにしていきたいと考えています。

2015年2月11日 (水)

たろし滝測定会に

今年もたろし滝の測定会(第41回)に参加させて頂きました。

昨年もそうですが、たろし滝に向かうまでの道程では、どうなっているのかちょっとドキドキしてしまいます。

葛丸川も安全に渡れるように、単管で通路を造ってくれていました。

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昨日の吹雪とは打って変わって、今日は天気にも恵まれて本当に良かったです。

ちょっと後光も差して、とても綺麗な風景の中を登っていきました。

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いよいよ、たろし滝に近づいてきました。

先を見通すと、たろし滝の上と下とが少し離れているような...

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今年のたろし滝は、残念ながら測定不能でした。

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昨年も残念ながら、測定不能でした(昨年の紹介です)

http://takata-k.lekumo.biz/blog/2014/02/11/?ref=calendar

測定不能の年でも昨年の作況指数は105だったので、今年も明るい希望を持ちたいものです。

 

今年の測定状況です。 本当に多くの皆さんが参加されていました。

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毎年、板垣会長さんが測定後に素晴らしい川柳を詠んでおられるのですが、

今年ご披露した句は、

 「TPP 心配なので 太れない」 でした。

帰りの道程で葛丸川に目を転じると、昨日の雪の影響もあってか、少し変わった景色となっておりました。

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帰りには、美味しい豚汁もご馳走になりました。

多くのスタッフの皆様のご苦労があって、こうして測定会に参加をすることができます。

関係者の皆様、今年も本当にありがとうございました。

2015年2月10日 (火)

厳しい除雪環境です

本日は、深夜0時の判断で10cmを超えていたので除雪に出動しています。

ただ、気温も低く風が強いため、さらさらした雪が舞っている状況です。

こうした日は、特にも人で押して歩く除雪機の場合、飛ばした雪が風で自分に飛んでくるので、向かう方向によってはかなりな吹雪状態になります。

顔は冷たく目もろくに開けられないよう場合もあるので、そうするととても危険な除雪になってしまいます。

そんな時は、時間は掛かっても風上側に一度回って、風下側に除雪を進めることも時には必要は判断になります。

搭乗タイプの除雪機では狭い歩道が除雪出来ないので、どうしても手押しの除雪機械も必要になりますが、今日のような天候が一番辛いです。

もう少し風が収まってくれること、せめて願うばかりです。

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今日の除雪も、どうか無事に終了しますように。

2015年2月 7日 (土)

建築工事の現場から2

先日ご紹介をした建築工事の進捗状況です。

新築トイレに併設される浄化槽工事も、順調に進んでいます。

35人槽のポンプ放流型浄化槽なので、いつも設置している浄化槽よりは2回りくらい大きいのですが、基本的な施工方法は変わらないのでこれも自社施工で進めています。

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建築本体と同様に基礎コンクリートなどの養生が必要になるので、こちらは単管と10m四方のビニールシートを利用して、簡易的な屋根を掛けて養生をしました。

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途中で雪が降ったこともあったのですが、丁度基礎コンクリートをジェットヒーターで養生していた時だったので、内部が暖かく降った雪も積もることなく溶けて流れていたので、丁度良い屋根の役割を果たしてくれていました。

建築本体も、土間コンクリート打設まで終えています。

生コン関係の業者が来たときに、きれいな基礎コンクリートを打設していますねと褒めて頂きましたが、今回はかなり密実なコンクリートに仕上げることができました。

半分お世辞もあると思いますが、そうやって褒めてもらうことはやはり嬉しいですね。

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土間コンクリートの養生の際もジェットヒーターを利用しましたが、この時も現場担当の社員が、夜に燃料を入れにいったりとしっかりと対応をしてくれていました。

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コンクリートの打設から養生まで、また他の工事も含めてしっかりと社員の皆さんが対応してくれているお陰様で、順調に工事を進めることが出来ています。

 

ここは各専門工の工事が中心となり、協力業者の皆さんのお力とお知恵を借りて仕事を進めていきます。

 

今週までと変わって、来週からは気温も低く雪が降りやすい天気が続きそうなので、厳しい環境下での仕事となりますが、会社全体としてもトラブル無く仕事を進めていきたいものです。

各現場とも順調に工事は進んでいますが、最小限の人員配置で一人一人に負荷が掛かっているので、明日の日曜日にはゆっくりと体を休めてもらって、また来週から皆さんと頑張っていきたいと想います。

2015年2月 6日 (金)

PTAの行事に参加して

先日、PTA関係の行事で特別支援教育に関する勉強会に参加する機会がありました。

自分自身の子育てを振り返りながら、分かっていながらも出来ていないことが多いな~と反省するところが多かったです。

・否定よりも肯定をしてあげること

・良いこと、悪いことを明確に分かり易く伝えること

この二つだけでも、

私自身、ついつい感情的にしかも否定している事の方が多いですし、

具体的にというよりも、「駄目だろ!」 と、何が悪いの相手に取って分かり辛い、そんな叱り方をしてしまっているようにも思います。

 

子供の行動で増やしたことがあれば、

まずはチャレンジしたことを褒めてあげて、

更に具体的にどの行動が良いのか、分かるように褒めてあげること。

 

確かに、怒られれば萎縮してしまうでしょうし、それよりも褒められて、頑張る気持ちや大切なことなのだと認識して、成長していく方が良いですよね。

 

身近な存在に対してほど、遠慮が無くなって感情的になり易い自分がいます。

 

子供には相手の立場で物事を考える思いやりの大切さを常に伝えながら、

子供に対しては、自分の価値観を強く押しつけてしまっているようには思います。

 

ただ、どうしても許し難いことについては、これからも本気で叱ると思います。

 

叱ることも必要ですが、それよりもなるべく子供を褒めてあげられるるように、それを自分自身の課題にしていきたいと想いました。

2015年2月 2日 (月)

地域協議会に参加して

先日、花巻市石鳥谷地域協議会に参加をさせて頂きましたが、その中での主な議題は、

1)まちづくりと施設整備の方向

2)人口減少対策に関する中間報告

というものでした。

 

1)については、今後複合施設を計画していく中で、確かに既存施設を有効に活用していくこというこは大切だと思います。

そして、今後新しい施設を造っていく場合には、そこに行くまでのアクセス道路等の利便性と歩道があるといった安全性は大きなポイントだと思いますし。

また、もともと人が集まる駅や学校等に隣接して設置されれば、自ずと施設利用者数は増えるのだと考え、そうした事を伝えさせて頂きました。

 

2)については、過去5年から今後5年を予測した数字で見てみると、花巻全体で20%の児童数が減少する見込みになっています。

ただこの数字は地域間の差が非常に大きく、微増する地域もあれば、私の地元のように半分近くに減ってしまう地域もあります。

全体の人口についても減少傾向には違い無いのですが、子供の減少傾向は更に大きな割合になっていますから、現在大きな問題となっています。

花巻市では様々な角度から問題を捉え分析し、広く意見を求めながら対策を考えいるそうです。

これについては、2世帯,3世帯住宅のように、若い世代が子育てをし易い環境にある場合の出生率について質問させて頂き、岩手県で一番出生率が高い遠野市が、こうした取り組みをしているという答えがありました。

 

私も様々な立場を努めさせて頂いてお陰様で、様々な地域課題に対して問題意識を持つ機会を与えられています。

世の中を変えるような大きなことは出来なくても、少しでも自分が世の中の為に出来ることは積み重ねていければと思っています。

 

昨今のニュースを見ていると、人が生まれてからどう命を使っていくのか? という「使命」について考えさせられます。 

恵まれた日本に生まれて、人として、更には会社としての使命はどうあるべきか。

 

誰から何も強制されることがなく、自らの判断で人生を歩んで切りひらいていける環境が今の自分に整っていることだけでも、本当に幸せな事だと心から想います。