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2012年12月

2012年12月 5日 (水)

階段を上がるように

人生は順風満帆ではなく、いろんな壁にぶつかる時があります。

簡単に超えられる壁もあれば、一生懸命にもがいて頑張って、なんとか超えられるような高い壁もあると思います。

階段に例えて考えれば、低い壁を越えた先にあるステージの高さと、高い壁を超えた先にあるステージとでは、当然高い壁の先にあるステージの方が高いことになります。

一度高いステージに上がってしまえば、確かに降りることもできますが、その高いステージに留まって、更により高いステージへと1段ずつ上がっていくことができます。

大変な時ほど得られるものが多いとか、お客様や仲間のためになど、少しでも自分なりのモチベーションを高めて、なんとか物事をやり遂げ続けていくこと。

そうすれば苦労は糧となり、階段を上がるように自分自身のレベルを上げていくことが出来ます。

しかしながら、壁を前に引き返してしまえば、自らを向上させるチャンスを無くすことになります。

そう考えて、自らに負荷を掛けるように意識をした30代でした。

40代のこれからにつながることを信じて。

 

 

 

2012年12月 3日 (月)

青年会議所からの卒業

先週の土曜日に、花巻青年会議所の卒業式に卒業生として参加させて頂きました。

今日は、卒業式の時に皆さんに渡される「不畏雨 (アメニモマケズ)」に寄稿した、卒業生の私から後輩達に送ったメッセージを紹介させて頂きます。

青年会議所での10年間で培った経験と人とのつながりを、これからの40代でも大きな財産として、家庭に仕事に社会活動にと活かしていきたいと考えています。

-- 原 稿 --

卒業は一つの節目にしか過ぎないはずが、青年会議所で得た事があまりに大きく、どうしても感慨深い想いになります。今思い起こすと、2004年のアカデミー出向で、岩手という広いエリアの中でも友情を育むことができるJCの可能性を体感し、LOMでは副委員長として30年後の花巻を考え、様々な事業にも主体的に携わっていく中で、切磋琢磨しあえる仲間達や素晴らしい先輩達と出会い、ごく自然に青年会議所という組織に魅了されていきました。 

私は青年会議所活動を通して、自分自身の意識や価値観まで変化させる程の、沢山の学びや感動を得てきました。仕事では経験できない得難い経験の連続で、自分に負荷をかけられなかった自分が苦労を重ね、組織のトップに立つことが苦手だったはずが、皆さんから頂いた負託に答え理事長を努めてみようと決意をするまでに至りました。
 
そんな理事長時代の2008年には、高校生との共同事業で今のフラワーロールちゃんが生まれ、皆さんの努力の賜で会員拡大部門のアワードを受賞させて頂いた時には、浜松で開催された全国大会式典において、何千人が見守るステージ中央から登場するという最高の想い出も作らせてもらいました。
そして同年に東北青年フォーラム主管に立候補し、その後の2年間、東北地区協議会の大会担当委員会に副委員長、委員長として連続出向もしました。2011年には様々な状況を乗り越え、万感な想いで東北青年フォーラムin花巻を大会実行委員長という立場で、仲間達と共に成し遂げることもできました。
 
一人では決して出来ないことも、仲間達となら成し遂げることができます。青年会議所は限りない可能性を有している組織であり、その力を発揮できるか否かは皆さん次第です。
 
今日までの約10年間、時にはどう成すべきか想い苦しみ、何を優先すべきかの葛藤に悩み、辛いことも少なからずあったのに、不思議と良い想い出が強く心に刻まれています。多くの苦労を重ねることを自らの糧とし、物事を成し遂げてきた自信と経験を自負として、今後も多くの仲間達と支え合い磨き合いながら、40代という新しいステージでも頑張っていきます。
 
お世話になった全ての皆さんと、本日の卒業式で我々を暖かく送り出してくれる現役メンバーの皆さんに心からの感謝の言葉を記し、結びとさせて頂きます。
 
皆さん、今まで本当にありがとうございました。

2012年12月 1日 (土)

伝えること

先日、ある勉強会に参加する機会がありました。

橋梁の維持修繕工事が増えている中で、耐震設計の基礎となる考え方やポイントを、2時間の中でスライドを使ってセンター長さんが伝えていました。

今回が3回目だそうですが、こうした勉強会を定期的に開催して、今まで培ってきた経験や技術、知識を若手技術者を始めとする他の方々に伝えていくことは本当に素晴らしい試みだと想います。

内容的には設計に関することが中心で、耐震設計をするコンサルタントとの打ち合わせの際に役立つ内容でした。

設計でも施工でも、仕事を進める際にはその考え方のポイントがあるはずです。

ただ「これを注意しろ」ではなくて、「こういう理由で、こういうトラブルが起きる可能性があるからこれを注意しなくてはならない」 とでは、仕事に向かう意識も異なり、自ずと結果にも差が出てくるように思いました。

自分自身の伝え方を省みる、良い機会になりましたshine