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2008年4月13日 (日)

食について

今日は、花巻青年会議所の4月例会があり、食について様々に考えさせられました。

普段の食事の積み重ねで生活習慣病につながり、糖尿病や腎臓病になれば、どれだけ大変な生活になるのか。もっと、自分自身の健康にも向き合う必要性を感じました。

糖質20g,脂質60g,塩分10g以下という1日の目安となる摂取量に対して、例えば、サンドイッチやお弁当にどれだけ含まれているのか?

また、表示カロリーの計算方法(たんばく質,炭水化物 g×4+脂質 g×9=カロリー)とかについても聞きながら、バランスの良い食事と、きちんと考えて食べ物を摂取する必要性を再認識しました。

そして、買い物においても、テレビや雑誌、CM等の情報をすぐに信用するということではなく、きちんと体の事を考えて自分自身で判断するということ。

そんな、フードリテラシーの考え方についても知ることができました。

そして実際に市販されているジュースに近いものを、砂糖やクエン酸等を使用して実際に作ったのですが、不思議とあれだけ多くの砂糖が入っているにもかかわらず、酸っぱさがあると美味しく飲めるものでした。

いずれにしても、砂糖の摂取量を考えながら飲めば良いことではあるのですが、知っているか知っていないかは、本当に大きな違いだと想います。

ところで、日本の食料自給率は39%と、他の先進国と比べて著しく低い数字です。それだけ輸入に頼っているにも関わらず、日本が一年間に残す食べ物の量は、なんと 2千万トン にも達するそうです。これを金額に直すと、11兆1千億円になります。

世界の食糧援助量が年間1千万トンだということ。そして、年間900万人もの人達が餓死をしていてるような状況。

そして何より、一日の食事を三度きちんと食べられる人の割合が世界に8%しかいない事や、時にある渇水を除いて、水にも困ったことが殆ど無い、私達が住んでいる日本。

この食の事だけではなく、生物や自然の多様性がある、この美しい国日本に住んでいる事の幸せと、私達の生活が恵まれていることへの感謝の念を改めて強く感じました。

更に本事業においては、少しでも食べ物を粗末にしないようにということで、かなりショックな内容でしたが、豚や牛がどのように処理されて食材になっていくのかという、その過程を知ることが出来ました。

商品を見ているだけでは、とてもそんな気持には成れなかったでしょう。これからは、もっと食べ物に感謝し、食べ物を残さないように、本当に心がけていこうと想います。

そして第2部ということで、実際に基本的な食(ご飯、おみそ汁、野菜のおひたし、焼き魚)について、料理人のメンバー様々な説明をしながら、「男の手料理」のようなイメージで料理教室をしてくれました。

時には実際に料理をしながら、基本的な食について考えてみる。

私達メンバーも、家に持ち帰って家族と話をするための材料ということで、おにぎりをつくりました。

今回は、子供達に対して、 バランスの良い食事が、健康な体と精神を養うということ。 また、自分達自身の責任において、どんな食事を摂れば良いのか考えることが大切だということ。

そして、食べ物に感謝し、残さずに食べるということ。

こういった事を伝えて欲しいという委員会の考えで、家庭へのお土産ということでおにぎりを作りました。

全体的にインパクトが強い内容もあり、考えさせられるものがありました。
暴飲暴食も、食べ物を粗末にする事も、何を食べるか選ぶことも、全ては自分次第ですから、まずは自分自身の意識を変えていくことが大切です。

最後に、45周年記念式典PRのために訪れてくれた北上青年会議所の千葉理事長を始めとする皆さん。

ユーモア溢れるPRで、本当にありがとうございました!

日曜日の午後にも関わらず、参加して頂いた皆さんに感謝申し上げます。

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