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2007年12月12日 (水)

まちづくり

本日、「まちづくり基本条例」の説明会に行ってきました。

今日を含め4回の説明会が行われ、1月8日までパブリックコメントを受け付け、3月の市議会を経て来年の4月1日に制定される運びとなります。

私がこの説明会に参加したのは、この基本条例を策定するための市民会議のメンバーとして、市民会議の提言書と今回の素案の相違点や変更点についてより理解する事が必要だと考えたからです。

私は、私の考えに基づきパブリックコメントを提出しようと考え、そのために説明会やシンポジウムにも参加し、他の参加者の方々の意見等も注意深く聞くようにしていましたが、今日初めて中身を読んだという声が本当に多かったです。

市のホームページに公開されているとはいえ、会場に足を運んでいる人達でさえ、事前に情報を得てはいないということになります。

正直、携わった私ですら内容をきちんと理解できているか?と問われたとき自信を持ってイエスとは言えません。

ましてや、本日参加して初めて基本条例の素案を読んだ人や全くその存在すら知らない人はどうでしょうか?

条例が制定されて何年・何十年か経過し、今以上に参画・協働に携わる機会が多くの市民の方々に提供されたとしても、実際にそれに携わる市民の方がどれだけ増えるのか。

今の状況を変えようとこうした「基本条例」制定の動きであると前向きに捉えたいとは思いますが、絵に描いたもちやパフォーマンスにならないように、如何に実効性を持たせていくのかがとても重要になってきます。

会社と同じで、理念だけ素晴らしくても、従業員を教育し本当の理解者になってもらはなくては、理念は発揮されません。

それは、この基本条例も同じ事です。

市民の皆さんにどのように周知し、理解・賛同していただき、皆を引っ張ってどうやって実行に移していくのか。

私達青年会議所の存在価値がそこにあるのだと考えます。

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