Powered by Six Apart

« 除雪業務 | メイン | 国体アイスホッケー開催に向けて »

2016年1月25日 (月)

小学校の読み聞かせに

今朝は、PTA会長の立場で地元小学校へ絵本の読み聞かせに行ってきました。

図書ボランティアさんの活動に少しでもお役に立てればということで、私の小学校では珍しいお父さんの読み聞かせになります。

 

対象が5年生ということもあって、図書ボラの方に本を選んで頂きました。

どれも良い本だったので、どれを読むべきか迷いました。

Dsc_0022

 

1クラスにつき10分という時間制限があったので、2つの本を自分の中で選びながらも、5年生になる長男にも読んでもらって、どれが心に響くかを聞きました。

結果として選んだのは、2人とも「ともだちのしるしだよ」と「ふたつのねがい」という本だったのですが、実際に練習で読んでみると1冊で8分程度は時間が掛かるので、今回は1冊だけを読ませてもらいました。

 

今回選んだのは「ともだちのしるしだよ」という絵本です。

 

~あらすじです~ 

実際の体験を基にしたお話しで、難民キャンプで支援物資の中から、2人の少女が片方のサンダルをそれぞれ見つけたことから話しが始まります。

ずっと靴を履いていなかったので2人ともそのサンダルが欲しかったのですが、2人は1日ずつ交代でサンダルを履くことを考えて、ともだちになりました。

 

この地域では学校に男の子しか行けないのですが、地面に字の練習をして勉強した話しや

どちらの少女の身内も多くが亡くなってしまっていることなど、厳しい環境の中でも二人が支え合って生活をしていることが描かれています。

 

そうした中、一方の少女の家族だけが難民申請が認められてアメリカに移住できることになります。

お別れの日、移住が決まった少女はお母さんが苦労してためたお金で新しい靴を買ってもらったので、キャンプに残る少女にサンダルをあげようとします。

けれどキャンプに残る少女は、、二人の友達のしるしとして、片方ずつのサンダルをそれぞれが持つことを提案するのでした...

 

お話しを聞いてくれた子供達に対して

世界には2000万人の難民がいて、その多くが子供達であることや、日本に住んでいる私達には想像もつかない、厳しい環境で生活をしている同じ世代の子供達がたくさんいることを伝えながら、

本を通して実際には体験できないようなことを学ぶことで、心の豊かさを深めて欲しいと伝えさせて頂きました。

 

本日は、小学校の図書ボランティアの皆さんや、石鳥谷地域で読み聞かせをしているボランティアグループの皆さんにもご協力を得て、全クラスで読み聞かせが行われていました。

 

こうした活動を通して、子供達の心にも何か伝わってくれればありがたいですね。 

コメント

コメントを投稿