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2012年11月 3日 (土)

釜石建設業青年部との合同事業

今日は釜石建設業青年部との合同事業として、釜石の片岸海岸で清掃活動を行いました。

休日にも関わらず、釜石支部さんからは22名、花巻支部からは11名の参加者がありました。

釜石では今まであった砂浜が殆ど流されてしまい、子供達が遊べるような海岸が無い状況だそうです。

それで、社会福祉協議会やNPOさんが行っている海岸の清掃活動に建設業青年部が協力をし、今回の清掃活動をすることになったそうです。

建設業青年部の場合、自分たちの支部における活動が殆どで、今回のように花巻支部が釜石支部とが合同で事業をするようなことはありませんでした。

私達内陸の人間が何か被災地の役に立ちたいと考えたとき、自分たち単独で動くよりも、こうして地元の状況を良く知っている方々と協働した方が、より地域から必要とされる社会貢献が出来ます。

そして何よりも、お互いに建設業としての特徴を活かした、より専門的な活動ができるはずです。

釜石と花巻の建設業青年部の皆さんが、こうした事業を通じてパートナーシップを高めていくことは、現在の釜石がおかれている状況を考えても、更にはこれから釜石自動車道が開通して今までよりも時間距離が短くなっていく中でも、未来に向けて大切な一歩だと考えています。

下の写真は活動場所です。

こうした場所で海岸清掃を行いました。もう1班は、漁港の清掃活動をしてくれています。

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チェーンソーやのこぎり等の人力作業で木材を小割しながら集め、クレーン車で上に引き上げます。

本当はバックホウも入れる予定だったそうですが、前日に雨が降った影響で斜面が滑りやすく、今回は人力だけの作業にしたそうです。

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他にも、人力作業でゴミを袋に集めて、海岸の清掃活動も行いました。ただ、拾っても拾ってもまだ下にはゴミがある状況で、厳しい現実を目の当たりにさせて頂きました。

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建設現場で頑張っている青年部のメンバーも多いので、こうした作業では本当に頼りになる仲間達です。

お昼は、お弁当と釜石の女性マネージングスタッフの皆さんが作ってくれた豚汁をご馳走になりました。ボリュームも満点で、本当に美味しかったです。

午後は、普段見ることが出来ない分別処理場の内部や、震災当時のこと、そして被災地の現況などを見学したり、お話を聴く機会を頂きました。

震災当時に建設業の皆さんが復旧活動に尽力した場所を案内して頂き、また現在復興に向けて頑張っている現場を見ながら、同じ建設業として誇らしく思えました。

更には、厳しい状況の中で地域を良くして建設業も良くなっていくという、今地域がおかれている状況をなんとかしていきたいという気持ちも伝わってきました。

「地域のより良い未来のために、建設業として頑張らなければならない!」 そんな気持ちを強くさせて頂いた一日でした。

釜石建設業青年部皆さん、女性マネジングスタッフの皆さん、様々なご配慮を賜り本当にありがとうございました。

花巻建設業青年部会長として、心より感謝申し上げますshine

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