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2011年2月12日 (土)

水道工事の凍結防止措置

冬場の水道工事は、本当に気を使います。

新設配管であれば何ら問題は無いのですが、仮設を伴う工事の場合、露出した部分がどうしても凍結してしまいます。

特にも、仮設管からの給水取り出しの箇所がポイントで、仮設管の末端から水をはき出していても、途中の給水分岐箇所で凍結してしまいます。しかしながら、水の量によるのですが、水が動いていれば凍結を防ぐことができます。

そこで発注者とも協議をして、凍結防止対策として仮設配管の地中部分でチーズで分岐して、側溝等に水をはき出して水を動かすようにします。

そうすると土中の分岐箇所まで水が動きますし、適当な土被りを確保しておけば給水管が凍ることもありません。露出箇所からの取り出しには、こうやって配慮をして工事を進めています。

後は、天気予報とにらめっこで、翌朝に寒くなるときには水の吐き出し量を増やしたり、日中は量を減らしたり止めたりしながら、適切な吐き出し量にすることも大切です。

水は資源なので、もちろん大切に使わさせて頂きながら、ライフラインである水道が凍って迷惑が掛かることがないように、常に配慮しながら冬期施工を進めています。

 
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