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2008年7月22日 (火)

サマコン二日目

今日は、サマコン二日目の「メインフォーラムⅡ」について書かせて頂きます。

国立大ホールで行われたこのメインフォーラムⅡは、まず小田会頭と、政治評論家の屋山太郎さんとの対談から始まりました。

そして、対談の後には、進行役に屋山さん、そしてパネリストには、台湾の黄文雄氏、韓国の呉善花氏、中国の石平氏という各国の評論家を交えたパネルディスカッションが開催されました。

この日は、メモを取っていないので、私の記憶に残る言葉を、私なりの解釈で書かせて頂きます。

「日本という国は、世界でも貴重な国である。経済大国であり、技術大国であり、治安が良く、自然や歴史・文化風土が今なお残され得ている。世界の人達が最も尊敬し、最も住んでみたいという国は日本である。」

私なりの考え:日本の良さを再認識させられ、日本に産まれた幸せと誇りを感じさせられました。しかし、そのような日本の良さを残してくれたのは、私達の先人達であり、私達は日本の良さをきちんと後生のためにも継承していかなくてはならない責務があるのだと想います。

そして、自分が住んでいる地方の現状を見てみると、経済的にも厳しい現実が待っています。精神性や風土が優れているとするのであれば、それをどうやってまちの魅力として、更に大切に育てていけば良いのか。

生活の糧である仕事の創造も含めて、私達が生きるというモチベーションを高めていって、このまちで生活できる喜びを感じながら人生を歩み、そして次代により良い社会を残していく。

そんなことを、改めて考えさせられました。

そのパネルディスカッションの後には、自民党の世耕弘成先生(参議院議員)、民主党の枝野幸男先生(衆議院議員)をお迎えしての政策実現対談がありました。

この中で、「国をいきなり変えることは難しいかもしれないが、まずは皆さんが住んでいる地域を変えること。それが周囲に拡がっていけば、日本が変わることになる。」

という言葉がありました。

このまちに生活している人達が、それぞれの立場や考え方でより良い方向性を模索し実行しようとするとき、まずは自分達が住んでいるまちをより良くすることがその第一歩になるのだと想います。

個人の幸せを実現するためには、全体が良くなる必要があるということ。会社経営でも同じで、この地方においては、競争よりも共存が私の基本的な考え方です。

欧米型の競争社会ではなく、日本らしい結いの精神、思いやりの精神が発揮されるまちは、きっと単なる従来型の資本主義経済では無いのだと、漠然と感じています。

微才であり微力な身でもあるが故に、自分が出来ることを一生懸命することが大切だと考え、自分に負荷を掛けながらもなんとか実行し、自分の子供に対して親としてのしっかりとした背中を見せて上げること。

そんな事等を考えさせられたセミナーでした。

最後は、Closingということで、アーティストのAIが、歌にメッセージを込めて私達に届けてくれました。

圧倒的な歌唱力が、心まで響いた一時でした...

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