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2017年3月24日 (金)

卒業式&卒業を祝う会

先日、皆様のお陰様で長男が無事に小学校を卒業することができました。

 

去年,一昨年は、PTA会長という立場で卒業式に参加をさせて頂き、とても感慨深い想いになった記憶があります。 

今回しっかりと卒業証書を受け取った子供の姿を見て、子供の確かな成長を実感すると共に、これからの中学生活に向けて気が引き締まる想いになりました。

3年後には高校受験もあるしと、これからも何か自分のこと以上に心配していってしまいそうです。

 

先生方を始めとして、本当に多くの皆様にお世話になった6年間でした。

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卒業式を終えた後、お昼からは「卒業を祝う会」が町内の新亀家さんで開催されました。

最終的には150名の参加者だったのですが、これだけの人数が一堂に会する会場を一から準備をするのは非常に大変なので、本当に助かりました。

 

先生方からのクイズや子供達の恋ダンス、卒業記念のDVD鑑賞など楽しく盛り上がりましたし、

転校する子供のお別れを兼ねていたことや、子供達からのサプライズプレゼントもあって、とても感動的な会にもなりました。

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家内が卒業準備委員会の委員長だった関係で、私も当日の司会や設営など、少しお手伝いをさせて頂きました。

閉会の言葉の後に、お世話になった皆様に伝えさせて頂いた、お礼の言葉を以下に紹介させて頂きます。

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司会という立場ではございますが、お世話になった皆様にお礼の言葉を述べさせて頂きます。

まずは、これだけ感動的な「卒業を祝う会」を今まで準備をして頂き、そして、しっかりとやり遂げて頂いた卒業準備委員の皆さん。

DVD製作のための写真や動画の撮影,卒業を祝う会に向けての案内から当日の段取りまで、大変なことやご苦労もたくさんあったと想います。

ただ、そうした皆さんのお陰様で、本日これだけ沢山の笑顔が溢れ、更には私達の心に多くの感動を与えてくれました。参加した皆さんにとって、間違いなく、小学校生活の素晴らしい想い出の1ページになったと思います。

また、150名の参加者が一同に介すことができる本会場や、美味しいお料理を提供して頂いた新亀家さんにも、全面的にご協力を頂いたからこそ、段取りも含めてしっかりと準備を進めることができました。

更には、お忙しい折にも関わらず、今まで大変お世話になった先生方も、このように多数参加をして頂いて、余興も含めたご協力まで頂き、共に卒業をお祝いすることもできました。

そうしたお世話になった全ての皆様に、心からの感謝の気持ちを込めて、盛大な拍手をお送りしたいとおもいます。

 

皆さん、本当にありがとうございました。

2017年3月13日 (月)

建設業協会の訓練に

今日は建設業協会本部及び支部が連携し、更には盛岡広域振興局土木部が参加する「災害情報伝達訓練」に参加をしてきました。

中心は事務局になるのですが、花巻建設業協会に常備してある備品などを活用しての訓練になります。

青年部と親会の役員を兼ねている関係で、今回の訓練に参加をすることになりました。

 

震災以降、各建設業協会支部には衛生携帯電話,発電機,位置情報機能付の携帯電話が提供され、

備品(土のう,大型どのう,ブルーシート)もサイボウズといったシステムを利用して、各支部毎の在庫管理情報を把握できるようにもなっています。

 

今回の訓練では、衛生携帯電話を活用しての情報伝達や、GPS位置情報を付けた写真データの本部への送付も行っています。

衛生携帯電話なので、音は少し遠いような感じがするそうです。

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また、備品として提供されている発電機も実際に使用してみました。

家庭用のカセットボンベ(ガス)2本で、2時間程度の連続発電(900VA)仕様になっています。

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こうした発電機も含めて、他の機材についても実際の使い方を確認しながら訓練を進めていきました。

ラジカセをつないで、実際に発電されていることも確認をしました。

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話しを聞くと、オイル交換などの定期メンテナンスも、県内全ての支部で行っているようでした。

 

有事の際には想定外の対応が求められるとは想いますが、支部単位にどんな機材が配置されているのか、そうした内容を把握し実際の動作を確認しておくことは最低限なことかもしれません。

ただ、出来ることを準備して備え、更には訓練をしていく意識が大切だと思います。

 

そうした意味でも、今回の情報伝達訓練を体験できたことは良い機会となりました。

2017年3月11日 (土)

今日という日に

今日は決して忘れ得ない3月11日です。

会社の朝礼では、皆で黙祷を捧げさせて頂いて、一日をスタートしました。

 

内陸の花巻に住み、ここで仕事をしている私ではありますが、

故郷である陸前高田のことをニュースなどで見聞きする度に、様々なことを思い起こしながら、心寄り添う気持ちになります。

 

高田にお墓があるので、お墓参り行く度に故郷の復興の推移を実際に見ることが出来ていることも、私達とって大切な機会となっています。

見守ることしかできていませんが、少なくとも見届けていきたいと想っています。

  

 

また昨日は、「頑張ろう!東北 ~東日本大震災の教訓を生かそう 東北からのメッセージ~」と題して、

東北6県から建設業に関係する皆さんが一同に集まる会が開催されました。

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震災からの6年間にも、熊本地震や昨年の台風10号災害など、様々な自然災害が頻発しています。 

私達建設業は、社会資本整備を通して地域の安心・安全に寄与すると共に、有事の際には、地域の守り手として迅速な初動対応が求めらています。

 

これからも地域を支える建設業としての責務を果たせるように、技術の研鑽と人材の育成に努めていきます。

2017年2月22日 (水)

ちょっとした工夫で

色々なお仕事をさせて頂いているのですが、様々な工夫でより費用を掛けずに工事を行うことができる場合があります。

 

先日、弊社で工事を行ったことがご縁で、破損した車止めの修繕を依頼されたことがありました。

基礎コンクリートに車止めが埋設されて一体化してあるのですが、基礎から入れ直す方法ではかなりな費用が発生してしまいます。

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支柱の埋設深さが25cmということが分かっていたので、車止めの本体だけを新しいモノに交換する方法を考えました。

当初予定していたコア削孔は現場で使えませんでしたが、第2案としてモルタル充填してある部分をブレーカーで斫る方法を考え、きちんと取替えをすることができました。

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様々な経験や工夫が、現場ではいつも活かされていますし、

今回のように、お客様にもプラスになるような提案を常に心掛けていきたいものです。

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最近感心をした、ちょっとした工夫のご紹介でした。

 

2017年2月11日 (土)

たろし滝測定会に

4年連続になりますが、今年もたろし滝測定会に行ってきました。

毎年2月11日に開催される恒例行事で、平成29年度も無事開催をされました。

 

今年は、次男と共に参加です。

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冬の葛丸川もきれいです、今年も仮設の橋がきちんと掛けられていました。

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今年は雨が降ったりする日も多かったので、やはり厳しいかなと想いながら、坂道を上っていきます。

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行く途中はロープが張られていて、ロープを頼りに山を登っていきます。

やっとたろし滝が見えてきました。

「あ~、つながっていない」 と子供の残念な声。

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上下にはつららがありますが、残念ながらつながってはおりませんでした。

一度つながった事もあったそうですが、気温が高くなった時に崩れてしまったそうです。

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たろし滝測定会は、豊作祈願、御神楽奉納、そして測定へと進んでいきました。

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今年は残念ながら計測不能だったのですが、過去最大だった昭和43年の8.0mの氷柱をイメージさせてくれました。

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恒例の、豊作祈願川柳です。板垣寛会長が、毎年川柳を披露してくれますし、ここ数年は岩手県知事も川柳を寄せてくれています。

板垣会長 「測れない ための対策 模索する」

達増知事「氷柱に 国体レガシー 光り立つ」

板垣会長は、トランプアメリカ大統領や宮澤賢治先生を引き合いに出しながら、今回の句を紹介されていました。

予測不能な厳しい環境下でも、智恵を絞って努力をして、良い結果につなげたいものです。

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我が家の子供にとっては、氷柱を見ることができなかった残念な測定会となりました。

帰りには美味しい「ひっつみ」や甘酒もご馳走になりました。

関係者の皆様には、いつも心がこもったお持てなしを頂戴し、心より感謝申し上げます。

寒い中、準備も含めて本当にご苦労さまでした。

 

※昨年のたろし滝測定会の様子です

4.7mの立派な氷柱が出来ておりました。 参考までにご紹介です。

2016.2.11のブログ です

2017年2月 3日 (金)

建設懇話会に参加して

先日、花巻市で開催をされた建設懇話会に参加する機会があり、岩手河川国道事務所や花巻市役所の方のお話しを聴かせて頂きました。

 

岩手河川国道事務所のお話しは、「道路・河川を取り巻く最近の話題」と題してだったのですが、地球温暖化の影響で雨の降り方や強さが変わって来ているデータがありました。

その中で、時間50mmを越えるような雨量の発生件数が、およそ30年前と現在とでは1.4倍も増加していることが示されていました。

気候変動の割合が今後どれくらいのスピードで進行していくのかその評価は分かれていますが、いずれにしても大雨災害のリスクが高まっていくことが懸念されています。

 

8月の台風10号災害のように、今後も台風が直接東北に上陸をして大きな被害をもたらすケースは十分に考えられますし、河川堤防築造のようなハード面の整備は時間が掛かることから、自分たちの安全を守るソフト面の対応が大切になってきます。

 

残念ながらどれくらいの発生確率なのか迄は記されていませんが、花巻市でもハザードマップを示していますので、万が一の際の避難経路や、自分が住んでいる場所のリスクを知ることができます。

花巻市ハザードマップ

 

先日の台風10号災害のような雨量が、北上川流域に降った場合はどうなっていたか?

そうした身近にイメージ出来るような情報も意義あることかもしれません。

 

会社の事業継続(BCP)を検討している最中だったこともあり、様々に考えさせられる良い機会となりました。

2017年1月27日 (金)

工事現場安全パトロール

昨日は、花巻土木センター主催の管内工事現場安全パトロールに参加をする機会がありました。

花巻建設業協会の役員を今年から努めさせて頂いている関係で、こうした合同パトロールに参加する機会が、お陰様で増えています。

 

今回は土木センターの方々に加えて、協会役員や労働基準監督署が参加をする合同パトロールなので、パトロール結果の検討会では本当に様々な指摘が出されていました。

その中には私が気付くことが出来なかった指摘が多くあって、現場における安全管理のポイントを勉強できる場になっています。

特にも、

・人は図らずもミスを犯してしまうので、そうした時にも災害が起きないように、更にはそうしたミス(ヒューマンエラー)を抑制していくための、安全活動だということ。

・ただ単に資格を持っているから大丈夫ではなくて、安全意識を持っているものを資格者として責任を持たせて現場に配置をしなければ、事故を防ぐことはできないこと

・こうした合同パトロールで指摘が出るということは、その会社の経営者の安全に対する指導力不足だと認識すべきなこと

など、こうした意識についても、改めて心に刻むことが出来ました。

  

形式的な安全管理ではなく、事故や災害を起こさないための本質的な安全管理が指導出来るように、安全指導員という職責を協会から頂いている立場も活かして、自己の研鑽を図っていきたいと考えます。

その上で社内にもしっかりとフィードバックしていくことで、安全に対する意識と実践力の向上にも努めていきます。

2017年1月25日 (水)

十年一昔

十年一昔という言葉がありますが、先日ある方のご講演を聴く機会があり、改めて考えさせられました。

 

多機能なスマートフォンやタブレットに加えて、SNSに関しても多くの人達が利用する時代になってきています。

ここ10年を考えただけでも、物事の移りゆくスピードが本当に速いですね。

 

私達建設業においても、10年前と比べれば、

測量器械や測量ソフトの性能も向上していますし、デジカメによる写真画像データを管理したり、その写真データを出来形管理と連動することもソフトで簡単にできるようになって、作業効率がとても高まりました。

そうした反面、自分達で印刷するようになってからは、写真屋さんにプリントお願いすることも無くなってしまいました。

 

現場での測量位置出しも、機器を使えば一人でも出来るようになりましたし、こうしたソフトの面に加えて、現場での生産性向上のためにICT(情報化施工)も始まっています。

ドローンを飛ばして3次元の設計データを作ったり、バックホウやブルドーザなどの重機を自動制御して、更には管理も自動化していったりと、大規模な土工現場などでは、生産性の向上を図るための技術が出てきています。

  

確かに全ての現場に適用できるものではありませんが、ソフト面や情報化施工など、出来ることは少しでも効率を上げていくべきですし、後は有益なことを選択して仕事に活かしていけば良いと考えています。

 

私達が普段行っている現場では情報化施工の適用は確かに難しいですが、日々の仕事を通して技術や経験を高め、仕事の段取りを工夫し、厳しい環境の中でも安全に、より良い仕事をより早く進められるように、努力を継続していくことはできます。

 

お客様や発注者の皆様から信頼され、感謝して頂けるように、誠意を持って仕事に取り組んでいくこと。

どんな環境でもしっかりと強く頑張っていけるように、建設業の根幹である技術や技能の研鑽にも努めていきたいものです。 

2017年1月24日 (火)

大規模リフォーム工事の現場から

今年度お世話になった大規模リフォーム工事(花巻市石鳥谷町)の現場紹介です。

以前も外構工事などでお世話になったお客様で、今回は店舗から居室に大規模改修する工事のご縁を賜りました。

リビングや居室に加えて、キッチン、お風呂(ユニットバス)、トイレ,洗面化粧台など水回りもリフォームさせて頂きました。

 

・着工前

手を掛ける前の室内の状況になります。

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・施工状況

間取りも含めて大きく変えていくので、大工さんが一度丁寧に壊してから、柱や梁などを再利用し、不足する基礎なども新しく設置していきます。

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・施工状況

必要な梁や柱などを新設し、床も貼っていきます。

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・施工状況

もう少し進んで、断熱材やサッシ取付け状況の写真です。

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・施工状況(外部)

外壁も含めての工事になるため、足場を掛け、飛散防止の防風ネットも設置して工事を進めさせて頂きました。

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以下は、主要箇所の完成写真を紹介させて頂きます。

・完成(キッチン)

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・完成(リビング)

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・完成(リビング)

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・完成(和室)

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・完成(2階)

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・完成(お風呂)

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・完成(トイレ)

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主要な構造体である柱の位置を動かすことが難しいため、お客様のご要望をお聴ききしながら、工事可能なプランをご提示させて頂くことで、可能な限りのご要望を反映するように致しました。

また、ショールームにも足を運んで頂いて、実際の商品を確認して頂くようにもしております。

 

以前にお世話になった工事がご縁となって、またお役に立てる機会を頂いたことは本当に有り難いことです。

これからもお客様から感謝され、信頼される仕事を積重ねるべく精進していきます。

2017年1月18日 (水)

側溝の目地補修

古くなった側溝の目地補修として、「Vシート工法」による施工を行う機会がありました。

側溝の繋ぎ目である目地に隙間があれば、そこから水が逃げて周囲に悪い影響を与えてしまいます。

今回の工事は改良区さんからの受注になりますが、メーカーからの施工指導を受けて、自分達で施工を行いました。

 

・着工前

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下記の写真の通り、ジョイント部分がしっかりと保護されています。

・完成

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施工手順は以下の通りです。

まず始めに、古くなった目地を撤去します。

・既設目地の撤去

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次に高圧洗浄機を用いて、シート施工面を綺麗な状態にします。

・高圧洗浄

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セメントペーストの接着向上のために、プライマー施工面にまんべんなく塗布をします。

・Vシートプライマー塗布

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次にセメントペーストを現場で調合し、左官コテを用いて施工面に十分に塗布をします。

・セメントペースト塗布

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Vシートを貼る際にはシートに浮きが出ないように注意し、曲がらないように貼付けます。

・Vシート貼り

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側溝の天端部にはガラス基材を貼付けて、目地の端歩を補強します。

・天端部ガラス基材貼付補強

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次にVシートの周囲にセメントペーストを塗布し、防水を行います。

・端末全周塗膜防水材塗布

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最後に、シート表面全面にHPトップという保護塗料を塗布して完成になります。

・HPトップ塗布

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今回の目地補修工法は始めての施工でしたが、メーカー指導を頂けたことで、ポイント抑えながら確実な施工をすることができました。

他の工事で経験している技術を活かすことも出来ましたし、同じ作業手順の繰り返しですので、どんどん施工スピードも向上していきました。

 

この目地補修工法は、雨天及び5℃以下の気温では出来ないので、3月下旬までの工期ではありましたが、実際の施工は11月中旬までに完了をさせています。

こうした維持補修工事は今後も施工する機会があると考えて、自分たちで実際に施工を行い、経験を高めるようにしました。

 

様々な仕事に自分たちで挑戦するからこそ、経験や技術が蓄積され、それらを応用しながら、より良い施工へとつなげていくことができます。

これからもチャレンジ精神を大切に、自分たちの技術を高めていきたいものです。