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2016年2月 9日 (火)

橋面補修工事の現場から②

先日の続きになります。

今回で橋の修繕工事は2回目になりますが、本現場では様々な工種において自社施工に挑戦をさせて頂きました。

これも橋梁修繕に長けている社長さんのアドバイスのお陰様です。

 

今回自社施工に挑戦をした工種を抜粋してみました。

 

・既設ジョイントの撤去(車道・歩道)

写真に写っている自立型の飛散防止枠は、弊社の大工さんが工夫をして製作してくれたものです。

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・歩道伸縮ジョイントの施工

歩道伸縮ジョイントも自社で設置を行い、3時間で呼び強度に近いコンクリート強度が発現するジェットコンクリートパックの施工も行いました。

日暮れが早い時期なので、LED照明を使用しての作業になっています。

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・床板コンクリートの補修

既存舗装切削後の床板が部分的に劣化しており、予め用意していた無収縮モルタルを利用して左官補修工法を実施しました。

下記は、工事用の掃除機ではつり箇所の清掃を行っている写真です。

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・地覆コンクリートの施工

既存地覆コンクリートの上部をはつり、ケミカルアンカーで鉄筋を設置しました。

ケミカルアンカーの使用については、既存コンクリート状況を判断してあまり負荷を掛けない方が良いとのアドバイスをもらって、通常アンカーから施工承認で変更をしています。

 

台車に鉄筋加工機をセットして、実測した鉄筋の実差し込み深さに合わせて、その場で鉄筋を加工しながら設置をしていきました。

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型枠設置やコンクリート打設も自社施工で実施しています。

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・防護柵の設置

地覆コンクリートへのダイヤモンドコア削孔から防護柵の設置まで、これも自社で施工をさせて頂きました。

 

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削孔位置を素早くマーキング出来るように、透明なプレートに作図する工夫も行っています。

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その他の舗装や防水工事,埋設ジョイントの設置については、専門業者の御協力を得て、しっかりと施工を進めることができました。

 

本現場においては、工事を進めていく中で現場代理人が自社施工する工種を増やすように決断をし、結果として自社施工範囲が増えていきました。

様々な工種に対して自社施工にチャレンジをしていく代理人の決断を、会社でも応援をさせて頂き、弊社全体としても良い経験になりました。

 

メーカーの皆さんにもお世話になりましたし、多くの皆様のご協力で無事に竣工を迎えることができました。

本当にありがとうございました。

2016年2月 8日 (月)

橋面補修工事の現場から①

先日、「石鳥谷花巻温泉線八日市橋橋面補修工事」の竣工検査を無事に終えることができました。

橋梁幅が6.5mと狭い橋で片側交互通行の交通規制を行いながらの工事だったため、通行車両や第三者への安全配慮に特にも留意が必要が現場でした。

3ヶ月もの交通規制を実施していたので、付近を通行していた皆さんにはご迷惑をお掛けしたと思います。

皆様のご協力に、心より感謝申し上げます。

 

・工事着工前

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・工事完成

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今回の工事では、橋のジョイント交換,舗装面及び防水工の施工,地覆工の修繕に加えて防護柵工の新設等の工事内容になります。

 

下記は工事中の規制状況の写真になります。

歩道については、工事範囲の起終点にLED照明を設置して、夜間でも工事をしていることが遠くからでも分かるような配慮をしています。

 

・工事中の規制状況(歩道)

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車道も連動するスコッチライトをカラーコーンに設置し、規制ラインが夜間でも分かり易くなるように工夫をしています。

・工事中の規制状況(車道)

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今回の橋梁補修工事では、なるべく自社施工へのこだわりを持って頑張った特徴があります。

それを、次回のブログで紹介をさせていただきます。

2016年2月 6日 (土)

静岡で開催されたフォーラムに

ご縁あって、花巻市役所の皆さん等と静岡で開催された「対話で創る地方創生フォーラム」に参加して来ました。

天気も良く、ホテルからの富士山が綺麗でした。

静岡の人にとっては当たり前の景色でも、岩手から行った私達にはちょっとした感動です。

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初日は、「対話」による協働をまちづくりに活かしている先進地の牧之原市の事例や、著名なファシリテーションの先生方のパネルディスカッションを聴きました。

この「対話」は、こうしたまちづくりに留まらず会社でも、他様々な場面でも活用できるものです。

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2日目は実際に対話をしながら、「若者が輝かせるまち」というテーマで、様々なアイデアを深化させていきました。

様々な場面で、この「対話」やワークショップの手法、更にはファシリテーションの考え方を活かしていきたいものです。

それにしても3分間の寸劇を考えて、「若者が輝かせるまち」を即興で表現するとは思いませんでした。

ただ、いざとなると誰もが優れた俳優になるものですね(笑)

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多くを学び、まちづくりと共に人創りの大切さを考えさせられた2日間でした。

会社での仕事を通しては経験できない事を、今回のフォーラムに参加することで学び・気付くことができました。

 

今回得たことを、これからにしっかりと活かしていきたいと想います。

2016年2月 1日 (月)

会社全体を考えて

今朝の朝礼では、会社全体の工事がきちんと進むように協力し合い、更には個人の努力を重ねて会社全体の信頼・信用を積み重ねていく大切さを伝えました。

 

10件の仕事があれば、その内9件が評価されたとしても、残りの1件に問題やトラブルが起きてそれを放置しておくようなことがあれば、結果として会社全体の評価にはマイナスになります。

それは良い評価よりも、悪い評価の方がより拡がり易いと考えるからです。

 

特にも工期厳守な現場で想定以上に多大な労力が発生するような場合には、お互いに助け合うことが必要になります。

あくまでも仕事は会社で請け負っているので、こうした不足の事態だからこそ、会社全体の対応力が問われているのだと想います。

 

先日完成をした体育館の現場でも、想定以上に折半屋根の既存断熱材(ダンコート)を剥ぐのに手間が掛かりました。

簡単に剥げる部分もあるのですが、しっかり接着してある場所は本当に大変な作業でした。

 

この時も他現場を調整しながら、6人体制から平均9人体制に自社社員を増員して、なんとか工程を遅れずに作業を終えることができました。

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こうしたお互い様の気持ちを、弊社では大切にしていきたいと考えています。

 

ただ、そこに甘えが生じてはいけませんので、社員一人一人が現場内で自分自身の役目をしっかりと果たすべく努力を重ねていくことも大切ですし、

例え不得手なことでも、自分に出来ることを頑張る気持ち重要だと想います。

 

そうしたバランスを考えながら、様々なご縁でお世話になっている仕事に対して、会社全体としてしっかりと努めていくことでご恩返しが出来るように、これからも誠心誠意頑張っていきます。 

2016年1月26日 (火)

国体アイスホッケー開催に向けて

いよいよ1月27日(水)から、石鳥谷アイスアリーナで国体アイスホッケー競技が開催をされます。

石鳥谷アイスアリーナを会場にするのは30日(土)の青年の部_準決勝までになりますが、全国から多くの皆様が集まるための準備が進められています。

 

私達建設業にも道路や歩道の除雪もしっかりとするように依頼されていますが、更に石鳥谷駅の少し南側に設けられた、第2駐車場の除雪を本日させて頂きました。

普段は大きなイベントの臨時駐車場などとして利用されています。

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ここは砂利の駐車場なので、あまり力を掛けて除雪をすると路盤をいじめてしまうことを当初から危惧しておりました。

最初は通常の前向きで除雪をしましたが、このようにどうしても下まで削ってしまいます。

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そこで今回は、バックをしながらブレードで雪を集めるような工夫を、オペレーターさんが実施してくれました。

雪が横に逃げやすくなることでローダーへの負荷も減って、あまり路盤をいじめず除雪を進めることができます。

雪は少し圧雪気味に残ってはしまいますが、それほどの厚みもありませんし、日当たりも良い場所なので明日までには更に雪が減ったり、一部路面が見える状態になっていくとの判断です。

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もともと砂利駐車場の除雪をすると春先に補修が必要になることは伝えていますが、なるべく最小限に留めておきたいとの私達の配慮でした。

 

この国体期間中は天候も荒れることなく、良い想い出を胸に関係者の皆さんが無事に帰られることを願っております。

2016年1月25日 (月)

小学校の読み聞かせに

今朝は、PTA会長の立場で地元小学校へ絵本の読み聞かせに行ってきました。

図書ボランティアさんの活動に少しでもお役に立てればということで、私の小学校では珍しいお父さんの読み聞かせになります。

 

対象が5年生ということもあって、図書ボラの方に本を選んで頂きました。

どれも良い本だったので、どれを読むべきか迷いました。

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1クラスにつき10分という時間制限があったので、2つの本を自分の中で選びながらも、5年生になる長男にも読んでもらって、どれが心に響くかを聞きました。

結果として選んだのは、2人とも「ともだちのしるしだよ」と「ふたつのねがい」という本だったのですが、実際に練習で読んでみると1冊で8分程度は時間が掛かるので、今回は1冊だけを読ませてもらいました。

 

今回選んだのは「ともだちのしるしだよ」という絵本です。

 

~あらすじです~ 

実際の体験を基にしたお話しで、難民キャンプで支援物資の中から、2人の少女が片方のサンダルをそれぞれ見つけたことから話しが始まります。

ずっと靴を履いていなかったので2人ともそのサンダルが欲しかったのですが、2人は1日ずつ交代でサンダルを履くことを考えて、ともだちになりました。

 

この地域では学校に男の子しか行けないのですが、地面に字の練習をして勉強した話しや

どちらの少女の身内も多くが亡くなってしまっていることなど、厳しい環境の中でも二人が支え合って生活をしていることが描かれています。

 

そうした中、一方の少女の家族だけが難民申請が認められてアメリカに移住できることになります。

お別れの日、移住が決まった少女はお母さんが苦労してためたお金で新しい靴を買ってもらったので、キャンプに残る少女にサンダルをあげようとします。

けれどキャンプに残る少女は、、二人の友達のしるしとして、片方ずつのサンダルをそれぞれが持つことを提案するのでした...

 

お話しを聞いてくれた子供達に対して

世界には2000万人の難民がいて、その多くが子供達であることや、日本に住んでいる私達には想像もつかない、厳しい環境で生活をしている同じ世代の子供達がたくさんいることを伝えながら、

本を通して実際には体験できないようなことを学ぶことで、心の豊かさを深めて欲しいと伝えさせて頂きました。

 

本日は、小学校の図書ボランティアの皆さんや、石鳥谷地域で読み聞かせをしているボランティアグループの皆さんにもご協力を得て、全クラスで読み聞かせが行われていました。

 

こうした活動を通して、子供達の心にも何か伝わってくれればありがたいですね。 

2016年1月20日 (水)

除雪業務

昨日の積雪により、今朝は全面的に除雪に出動しています。

 

重い湿った雪で積雪量もあるので、いつもよりも時間が掛かることを想定しての対応ですが、市道除雪の一番早い機械に関しては、昨晩の9時過ぎから稼働をさせて頂いています。

 

写真は歩道除雪の作業状況ですが、思ったよりも雪が飛んでくれて、さらには風も無いのでいつもよりも作業はし易いようです。

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除雪担当の皆さんも、連日対応の人もいますし、厳しい環境の中で本当に頑張ってくれています。

地域の皆さんには、深夜作業になるので除雪機械の音であるとか、除雪した雪が出入口に残っていってしまうようなご迷惑をお掛けしている場合もあると思いますが、どうかご理解とご協力を賜れば幸いです。

 

本日の除雪作業も、無事にすべて終了することを願っています。

2016年1月18日 (月)

年始の安全決意

1月の仕事始めに合わせて会社で安全大会を行った際に、社員一人一人に安全決意宣言を書いてもらいました。

これは労働基準監督署が作成したひな形を利用させて頂いています。

 

自分自身の仕事や役割を考えて、どんな簡単な言葉でも良いので、社員一人一人に自分の言葉で書いてもらっています。

そしてただ書くだけではなく全員に携帯をしてもらうように、名刺大の大きさでラミネート加工をしました。

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会社の安全に対する基本方針は、

” 危険予知をしてリスクを減らし、安全意識を高めよう。

気付いた時に声を掛けあい、作業環境の改善を。

みんなで実現「災害ゼロ」の明るい職場! ”

と掲げさせて頂いています。

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表には、自分自身の安全決意を記載し、裏には会社の安全基本方針を印刷しています。

 

自分自身の決意を日々意識しながら、事故やケガ無く、まさに「災害ゼロ」の明るい職場を実現していきたいものです。

2016年1月16日 (土)

体育館改修工事の現場から

石鳥谷体育館改修工事の現場が無事に終了しました。

 

体育館の休業期間が2ヶ月間と既に決まっていたために、どうやって工程を短縮し工期内に工事を完了させるかということがポイントになりました。

 

主な改修範囲は天井の断熱改修と床の改修になります。

足場・断熱材吹き付け・床改修は専門の協力業者さんにご協力を頂き、なんとか予定工程よりも早く工事を終えることが出来ました。

 

着工前(全体)

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着工前(床)

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完成

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完成(天井)

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工程を短縮するために、NETIS登録の次世代足場を使用して作業時間の短縮を図ると共に、

当初設計では足場を半分ずつ盛り変えて行う設計だったものを、一気に全面足場を掛けることで、養生や足場組立ての期間を短縮するように努めました。

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体育館全面に天井まで13mを超える高さの足場を設置するので、これだけでも一大工事になります。

床はシート及びコンパネでの養生になります。

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既設の天井に張ってあった既存のグラスウール断熱材を撤去し、その後に既存ダンコートを撤去していきます。

このダンコート撤去がかなりの労力で、既存の折版屋根に強固に付着してあるところも多く、手作業で撤去していくのにかなりの苦労が伴いました。

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既存断熱材のはぎ取り終了後に、発泡ウレタンの吹き付け工事になります。

厚さに関する役所段階検査を受けて、合格した後に足場を撤去していきます。

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ウレタン吹き付け完了写真です。

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足場や養生を撤去した後に、床の改修工事に入ります。

機械や手作業を併用して、まずは既存床のサンダー掛けになります。

これもヤスリの目の粗さを変えながら、4回に分けて削り作業を行っていました。

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水性ウレタン塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回仕上げになります。

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中塗りが終わった段階で、コートラインを施工していきます。

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施設利用者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしましたが、予定よりも早く上塗りをかけることが出来た関係で、塗装完了後の引き渡しまで2週間以上空けることができました。

塗料の匂いが残る関係で、最低でも1週間は養生期間が欲しいと言われていたのですが、それを考えても十分な対応をとることができました。

 

関係者皆様のお力添えで、工程厳守でしっかりと全工事を終えることができました。

本当にありがとうございました。

2016年1月14日 (木)

学童クラブ 保護者会行事(英語を楽しもう!)

昨日は石鳥谷学童クラブの保護者会行事で、みんなで楽しくゲームをしながら英語を学ぶ「英語を楽しもう!」という行事を、学童クラブにて開催させて頂きました。

いつもお世話になっている講師先生に来て頂き、27名の子供達に参加してもらいました。

 

最初は先生がこの夏に1ヶ月のホームステイをしてきたアメリカでの生活を子供達に伝えながら、日本とアメリカの生活文化の違いを面白く伝えてくれました。

テキサス州に行ってきたそうですが、気温が40℃もあって大変だった話しとか、家にプールやペットの馬やクジャクがいるようなお家の話しを聞いて、子供達も驚いていました。

 

次に英語でジャンケンをしたのですが、

ロック(グー/岩) シザース(チョキ/はさみ) ペーパー(パー/紙) ワン ツー スリー !

で、最後まで残る子供は誰かな? という感じで、子供達は大盛り上がりです。

 

体を動かしたりリズムを取りながら、指示された数字に従って、何名かのグループに分かれて英語で好きなものや嫌いなものを言い合う遊びや、

3匹の子ぶたのお話しを下に、ハウス(家役2名)とピッグ(子ぶた役1名)の組みを作って、

・ピッグ(子ぶた役だけ動いて別なハウスの中に入る)

・ハウス(子ぶたは動かずに、ハウス役の人だけが別な子ブタを囲むように動く)

・タイフーン(全員が動く)

と先生が言った言葉にあわせて、子供達が動いて遊ぶゲームもしました。

こうやって楽しく体を動かしながら英語も学んでいけるので、子供達にはとても楽しい時間になっています。

 

他にもスペイン語で書かれたビンゴゲームも行いました。

先生が英語でカードの絵の説明や数字を言いながら、自分のシートにあるカードが選ばれたらチップをおいていきます。

この頃には、子供達もどんどん英語を使うようになっていました。

英語だけではなく、こうしたスペイン語も紹介をしたりと国際色豊かなゲームになりました。

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最後には、世界の国々を少し紹介しながら、子供達に自分で様々な国を調べる楽しさを伝えてくれました。

 

今回お世話になったこの英語を楽しむ行事は、花巻市の「ふれあい出前講座 国際交流英語・スペイン語」を活用して、講師先生に来て頂いています。

 

先生が帰る際には、子供達は様々な英語を使ってお別れの言葉を話していました。

中には中国語で、再見(サイチェン)と話す児童もいて、私の方が驚かされました。

 

こうした経験を通して子供達の視野がどんどん拡がって、様々な事にもチャレンジしていってくれると嬉しいですね。

講師先生を始めとして、お世話になった皆さん本当にありがとうございました。