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2014年3月18日 (火)

刺激を得て

昨日は、私が所属している岩手県建設業協会IT部会の関係で、北海道の建設業社さんの情報化施工に関する講演と合わせて、その後の懇親会までご一緒をする機会がありました。

情報化施工に関しても全国の最先端を行くだけあって、これだけの事をやっているのかという驚きが多かったです。

講演もその通り素晴らしかったのですが、その後の懇親会では土木部長さんの隣に座らせて頂いて、建設業の可能性や会社内での人材育成、マネージメントであったりと、より心が動かされるような様々な話を聴くことができました。

若者が心から入職したいと想ってくれる、技術の最先端を行くやり甲斐が多い建設業になる。

少なくとも社員がやる気になる環境を、より大切にしていかなくてはなりません。

他社の素晴らしさに触れて、より良い刺激を頂くと共に、自らも行動目標に気付くことができた集まりとなりました。

年度末の忙しさは確かにありましたが、無理をして時間を創った甲斐がありました。

2014年3月11日 (火)

3月11日

今日という日は、やはり特別な日です。

2時46分に合わせて、会社で黙祷を捧げながら、3年前のことを想い出しつつ、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りさせて頂きました。

震災からしばらくして今までと同様の生活を取り戻すことが出来た私達に比べて、現在も復興途中の地域を考えると、その恵まれた環境に感謝の気持ちを強くもちます。

建設業に携わる人間として、インフラ整備にしても、防災や減災にしても、また万が一災害が発生した場合の初期対応にしても、より責任を果たすべき立場にあると考えています。

また地域の事を考えても、こうして何不自由無い生活が出来ている状況を考えれば、個人としても会社としても、地域のために出来ることをしっかりと積み重ねていくことが大切だと想います。

前を向いてしっかりと出来ることを頑張っていこう。 

そう前向きな気持ちにさせて頂いた、今日という一日でした。

2014年3月 5日 (水)

3月に入って

3月に入って、いよいよ年度末に向けての追い込みになってきました。

ここに来て追加的に災害復旧工事をお願いされたりもして、予定していたよりも忙しい状態になってきています。

例年であれば大きな公共工事の仕上げに追われているこの3月ですが、今年はいつも違って小規模工事を一つ一つ、しっかりと完成をさせていく3月となっています。

今日の日中はみぞれ雪も降り、少し冬に逆戻りした感じもありますが、全体的には日も長くなって雪も大夫消えてきて、仕事をし易い環境になってきました。

厳しい冬を乗り越えて、こうして春に向かっていくだけでも気持ちはかなり前向きになってきます。

平成25年度から平成26年度へとしっかりとつないでいけるように、ご縁を頂いた一つ一つの工事をしっかりとやり遂げお客様にご恩返しをしながら、また次の工事へと進んでいきたいと想います。

 

話は変わりますが、先日メーカーと話をしたときに、関東方面の大雪の影響が大きく工場が操業出来ない関係があり、システムキッチンの納入は今頼んでも5月連休明け(2ヶ月先)になるとの回答がありました。

ユニットバスも納入までかなり時間が掛かる話しですし、消費税の値上げの問題もそうですが、新年度はこうした一部資材の確保にも苦労を伴いそうです。

なるべく早めにお客様と仕様をしっかりと確定して、少しでも早く注文していくことを心掛けていく必要があります。

2014年2月27日 (木)

48時間講習に参加して

2月19日(水)から土日休みを挟んでの26日(水)までの6日間、職業訓練における指導の理論と実際を学ぶために、岩手中央職業訓練協会に行ってきました。

一日8時間の講習で6日間、合計で48時間の講習になります。

今の会社に戻ってきてこれだけの講習を一度に受講したことはありませんでしたが、職業訓練校に訓練生を派遣するために必要な指導員の資格を取得するためには、この講習会への参加が必要になります。

この6日間の中で様々な事を学びながら、技術を教える難しさと重要性、更には安全管理や若手の育成についても、様々に想いを巡らせることができました。

機械や道具が便利になればなるほど、人の技術は限定的且つ平均化され、様々な事に対応出来る職人さんは、より減少傾向になっていきます。

現在でも既にそうした傾向になっているのですが、技術を次の世代に伝えることが職人さんの減少によって難しくなってきていますし、だからこそ職業訓練校的な役割がより重要になっているのだと想います。

職業訓練とは、職業として仕事が出来るようになることだと教わりました。

「実際に相手が出来るようにならなければ、それは教えたことにはならない。」

この言葉が、とても印象に残っています。

やって見れば分かるのですが、相手が出来るように物事を教えることは、決して簡単な事ではありません。

一つの作業をしっかりと分解して考えて、ポイントを押さえて相手に分かり易く伝えていくこと。

公共職業訓練所の先生になる訳ではありませんが、人に物事を教えることについても、深く考えさせられました。

時間のやり繰りが大変でしたが、その分だけ知識と意識を向上することが出来た、今回の講習会参加でした。

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2014年2月21日 (金)

多くの感動を

冬季オリンピックを見ていると、本当に沢山の感動をもらって、何か自分も頑張らないといけない!そんな気持ちにさせてもらいます。

特にもメダリストについては様々に紹介をされるからですが、決して順風満帆では無い中で、様々な壁を乗り越え、まさに血のにじむような努力を重ね、オリンピックのメダル獲得という素晴らしいステージにまで到達した事は、それを見ている私達にまで力を与えてくれます。

様々な期待に応えるべく日本代表として全力を尽くした結果、勝負には勝てなかった代表の人達もいますが、メダル云々ではなく見ている私達にそれ以上の感動を与えてくれた人も大勢います。

テレビを通してしかオリンピックを見たことはありませんが、人生の中で一度は実際にオリンピックの雰囲気を堪能してみたいものです。

そうした意味でも、2020年の東京オリンピック開催には、大いに期待をしてしまいますねshine

2014年2月15日 (土)

入学おめでとう大会

2月13日(木)に、花巻市石鳥谷生涯学習会館で「入学おめでとう大会」が開催されました。

このおめでとう大会は、石鳥谷町全体の保育園を対象に、来年小学校に入学する100名近い子供達が一堂に会して、お祝いの品を受け取ったり、岩手県警の方から楽しく交通安全を学んだり、アトラクションを通して交流を深める行事になっています。

多くのご来賓の皆様や保護者の皆様にも見守られながら、子供達は楽しみながら頑張ってくれました。

この大会を主催しているのは、石鳥谷町保育施設保護者会連合会という組織ですが、地元の保育園の会長を努めていることと輪番制の関係で、今年は私が会長を努めさせて頂いております。

準備を進めて頂いた保育園の先生方や、各保育園の保護者会役員の皆様のご尽力により、沢山の子供達の笑顔に出会うことが出来た、心に残る大会となったと思います。

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私としても、一つの大きな役割を無事に終えることが出来てホットしています。

会長あいさつでも子供達に伝えましたが、

多くの可能性を秘めている子供達が、自分たちの夢を実現することができるように、小学校に入学したら、もっといろんな事を頑張って欲しいと思います。

お世話になった全ての皆様に、心からの感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

2014年2月11日 (火)

たろし滝測定会に参加して

毎年会社にご案内を頂いているたろし滝の測定会ですが、今まで参加していた会長に変わて、今年始めて参加をさせて頂きました。

早めに行って車を止めた方が良いというアドバイスをもらって、自分としては少し早めに出たつもりでしたが、既に多くの車が止まっていて、それを見ただけでも測定会の賑わいが想像されました。

道路からたろし滝に向かうまでには結構な距離と高低差があるのですが、途中の葛丸川には仮設の通路が設置されていました。

仮設通路を渡った所から、道路側を撮影した写真です。

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たろし滝に向けては山を登っていく必要があるのですが、横には手すり変わりに綱も張ってありました。

除雪をしたり踏み固めながら道を造ると思うのですが、もみ殻もずっとまかれていましたし、スタッフの皆様の苦労が偲ばれます。

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この道を上っていくと、いよいよたろし滝が見えてきます。

今年はどうなっているのかと、少しドキドキしながら雪道を上っていきました。

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結果としては、2月初めに雨が降った影響もあって、残念ながら一度崩落をしてしまっていて、

写真の通り、僅かなところで下までつながっていませんでした。

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あと1日か2日すれば下まで御柱が到達しているとの説明がありましたが、下には崩落してしまった氷の塊もありました。

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もし落ちていなければ、4~5mくらいの太さになっていたとのお話しでしたが、そうした見事な氷柱を想像させるくらいに、上には立派な氷柱が出来ていました。

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今年は残念ながら計測不能ということですが、過去には8mを記録した事もあり、いつかはそうした見事な氷柱を見てみたいと想いました。

今年は40回の記念測定ということでたろし滝賛歌もご披露され、他にも様々な催しがあり、1時間の測定会はあっという間に結びとなりました。

このたろし滝への降り口付近にはテントも設置されていて、測定会の帰りには甘酒やひっつみを無料で振る舞ってくれるのですが、寒い体に染み渡るくらいとても美味しかったです。

ご縁があって、こうして石鳥谷の風物詩を始めて堪能することができました。

また来年も参加したいですし、心温まるお持てなしを頂いた関係者の皆様には心から感謝申し上げます。

2014年2月 8日 (土)

思うこと

先日、花巻市の第3回就学前教育振興会議に参加する機会がありました。

この会議の中では、平成25年度の事業経過報告に合わせて、参加者があるテーマの下で自由に発言する懇談の時間が毎回あります。

今回は、「共に育む就学前教育」という内容でした。

こうした会議に参加すると、市役所も様々な事業に加えて、子育てをサポートするための相談窓口や乳幼児への様々な支援が実施されている事が分かりますし、各保育園の工夫された取組みにも感心をさせられます。

そこに小学校も連動しながら、花巻市がめざす子供像である「元気な子ども」「やさしい子ども」「考える子ども」になるように事業が実施されていますが、やはり家庭の関わりが更に重要であることも改めて気づかされます。

自分も、忙しさを理由に子供達との関わり合いをどれだけもっているのか、生活習慣にしても親の都合に合わせていないかと、様々に自問自答し反省をする良い機会となっています。

 

改めて思うのですが、保育園の保護者会長としてこうした機会を得たからこそ、新たな気付きを得られるのであって、普段の生活を繰り返しているだけでは、こうした意識にはならなかったように思います。

仕事も家庭も同じですが、日々の生活を単純に繰り返しているだけでは、そこに新しい発見や気付きも生まれませんし、問題意識も無ければ向上心も生まれないように思います。

その環境が良ければまだしも、もしかしたら改善が必要な状況に気づかないままに、どんどん悪い方向に物事が進んでしまっていることもあるかもしれません。

他人の言葉にしっかりと耳を傾けることも、こうした事と同様の効果があるように思いますが、仕事でも家庭でも、少しでも良い方向に物事を進められるように日々努力したいものです。

広いアンテナと柔軟に対応する意識を大切に、常に学び気付く機会を得ながら日々の生活を積み重ねていきたいと考えます。

2014年1月30日 (木)

災害復旧工事の現場から

平成25年度は、8月9日の豪雨災害が残した爪痕が大きく、この花巻地域でも相当数の災害復旧工事が実施されてきました。

ただ被災箇所があまりにも多かったために、河川及び道路災害復旧工事については、これからの発注予定になっている箇所もあります。

弊社では、今まで農地災害復旧を中心として地域の皆様のお世話になり、かなりな数の復旧工事を施工させて頂きました。

こうした農地災害の場合は、施工方法も業者からの提案になります。

今回は災害復旧工事の一例を紹介させて頂きます。

 

もともと板柵が為されている箇所なので、法面強度的にもあまり強くは無い場所になります。

昔は、写真のように板が地上に見える形で法面を抑えるやり方が多かったですが、これでは板柵が傷みやすく、法面の維持管理も大変になります。

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弊社では、可能な限り法面内に板柵(防腐処理)を入れて仕上げる方法を採用しています。

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こうすることで、仕上げでも法面をしっかりと抑えられるだけではなく、何かの際の維持管理でも板柵が邪魔になることはありません。

そして何より、地中にある方が板柵は長持ちするので、露出の場合よりも長期的な法止め方法として期待できます。

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またこうした土羽の法面では、草が生えてくるまでの間に雨が降ると、どうしても土が流れやすくなっています。

初期洗掘の防止のために、弊社ではわら芝もセットで提案をするようにしています。

今のわら芝は、わらを編んでいる糸も自然に分解していく自然還元タイプの素材ですし、全てが自然に戻るエコな材料になっているので安心できます。

そして、わら芝に付けてある短草タイプの種が発芽し成長すれば、長期的には草が法面を守ってくれます。

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今回は、作業スペースの確保のために、フェンスについても許可を頂いて、撤去・再設置を行っています。

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それぞれの現場に応じた段取りや工法を考えながら、災害復旧方法を提案し工事を進めさせて頂いております。 

これからも、地域の様々なニーズに応えられる施工技術の確保や工法提案が出来るように、日々努力を積み重ねていきたいものです。 

2014年1月24日 (金)

安全と衛生

安全衛生という言葉があります。

建設業の場合、特にも現場での事故防止のために安全第一で作業にあたることはもちろんですが、こうした安全に加えて、健康を守る衛生も大切なことです。

そうした事を分かってはいても、自分たちの周りで何か特別な事が起きない限りは、健康管理に対しての注意が散漫になってしまう傾向があるようにも感じています。

最近、こうした衛生に力を入れている会社の話を聴いて、そうなった経緯も含めて自分達に置き換えて想像した時に、社員の皆さんの健康管理の大切さを改めて考えさせられました。

私達建設業は、今は寒風吹きすさぶ厳しい環境下で仕事をしています。

更に 除雪業務がある場合には、深夜に除雪を開始している場合も多いために、当然ながら睡眠時間も少なく、また常に周囲に気を配りながらの作業にもなるために、精神的にも肉体的にもかなり負荷が大きくなります。

だからこそ、健康診断に加えて、何か体の異変などのサインがあった場合には、無理することなく早めに病院で診断・検査を受けるようにしたいものですし、社員の皆さんにもそう促すようにしています。

本当に無理は禁物ですし、心配なときには素人判断をしないで、安心のためにも病院で診断・検診を受けられるように、会社としてもサポートを続けていきたいと考えています。