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2009年12月23日 (水)

平成21年度 岩手県優良工事表彰の受賞

22日に、岩手県庁の12階講堂で行われた「平成21年度 優良県営建設工事表彰式」に会社を代表して参加してきました。

この優良県営建設工事表彰は、平成20年度に完成した岩手県発注工事の中において、他の模範となる優れた工事だと評価されたものが受賞対象になります。

受賞数(23件)のうち、土木(13件),舗装(2件),法面(1件),建築(2件),電気設備(2件),管設備(1件)となっており、弊社は土木部門での受賞になります。

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弊社が受賞した、「一級河川葛丸川筋葛丸川橋下地区河川災害復旧(19災290号)工事」は、大雨によって破損した葛丸川の堤防を修繕する工事です。

災害復旧現場でしたから、工事着手前の状況も危険な状態であり、最初に現場を見たときには完成形をイメージをするのも難しい現場でした。

      着工前               完 成

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着工前の状況から、完成に至るまで、様々な苦労や工夫もありました。

現場条件も、災害復旧という現場の危険性、冬場工事や高速道路下という厳しいものでした。クレーン作業を除いて、それ以外は全て自社で施工をやり遂げこうして表彰を受けたということは、弊社にとっても大きな自信と誇りとなるものです。

今回の受賞を契機として、更に技術の向上を目指していきます。

発注者の花巻総合支局土木部の佐々木さんを始めとする関係者の皆さんや、各取引メーカーの皆さん、そして社員の皆さんに心から感謝を申し上げます。

今回の受賞に至ったポイントは、以下にまとめております。

関係者の全ての皆さん、本当にありがとうございましたshine

◎リンク:周辺環境への配慮内容

https://takata-k.lekumo.biz/blog/2009/12/post-9788.html

◎リンク:地域への配慮内容

https://takata-k.lekumo.biz/blog/2009/12/post-c721.html

◎リンク:その他の工夫

https://takata-k.lekumo.biz/blog/2009/12/post-194d.html

2009年12月21日 (月)

普通救命講習修了証を取得して

12月19日(土)に、午後から会社の安全大会を行いました。

今回の安全大会のテーマは「救急救命や応急処置」ということで、花巻市石鳥谷消防分署の3名の方々に、講師として来て頂きました。

どうせならばしっかりと技術を身につけようと考え、実技試験まで含めた講習の中で、普通救命講習修了証が発行されるような講習会を開催して頂きました。

この講習会を開催するためには、非番の時に時間を割いてもらう必要があり、私達のためにこうして時間を創って講習して頂いたことに、心から感謝申し上げます。

まず始めに、応急手当講習テキストに沿って説明を頂いて、次ぎに救急救命に関するDVDを20分間ほど見ました。

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このDVDを見ることで、実際の救急救命の流れをイメージする事が出来ますが、ただ漠然とイメージするのと実際にやるのとでは、やはり大きな違いがあります。

自分達でやる前に、実際に消防署の方にポイント交えながら実演をしてもらいました。

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そして、3班に分かれて次はいよいよ一人一人の実技になります。

一度一通り練習で実技を行ってから、実際にAEDも使用しながらの実技試験になります。

AEDは電源さえ入れればその音声案内に従って装着させていけば良いので、本当に簡単にできるようになっていました。

社員全員が、人工呼吸や心臓マッサージにAEDも組み合わせた一連の救急救命をしっかりと学ぶ事ができ、普通救命講習修了証を頂くことも出来ました。

いざとゆう時に、ちょっと勇気を出してなんとか役に立てたいものですshine

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大まかな救急救命の流れです:

1.倒れている人を見つけたら、呼びかけを行う。

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2.手助けしてくれる人を呼んで、救急車(119番)やAEDを持ってきてもらうように、きちんと役割を指名してお願いをする。

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3.呼吸をしているかどうかを、見て聞いて感じて判断する(10秒程度)

呼吸をしているかどうかは分かりづらいので、耳を口元に当てて、胸の上下動なども参考に判断します。

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4.もし呼吸をしていない場合。口の中の異物等が無ければ、口にガーゼ等を当てて人工呼吸を行う。

ただ、人工呼吸が難しいような場合も多いので、とにかく心臓マッサージを行って下さいとのことでした。

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5.2回人工呼吸+30回の心臓マッサージを、2分間で6セットを行うようなペースで、救急救命活動を実施する。

心臓マッサージは結構な労力だと改めて感じましたし、どこに手をおいてすれば良いかなど、やはり講習会等で経験しておくことが大切だと思います。

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6.AEDが到着したら、AEDを装着しての救急救命活動を実施する。

この先の流れは、AEDの音声メッセージに従って進めることになります。

これも、一度体験しておくと流れが分かっていざという時に役に立ちますね。

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7.AEDの解析や電気ショックなどが行われたのち、状況によっては、音声案内に従って5の手順に戻って救命活動を続けます。

2009年12月 6日 (日)

花巻青年会議所 卒業式

12月5日(土)に、花巻青年会議所の卒業式が開催されました。

今年は6名の方々が40歳を迎える年にあたり、卒業されます。

昨年は理事長として、卒業生の皆さんに卒業証書を授与したのですが、今年は直前理事長として、卒業生の皆さんに「送辞」を読まなければなりませんでした。

「送辞」は、卒業式が終わって懇親会の、しかも最後の場面。

送辞があると思って酔っぱらう事もできず、かと言ってしらふでは勢いがつかない?ということで、少しお酒をセーブしながら臨みました。

実は、この送辞。

卒業生の方々の様々なエピソードを事前に幅広くメンバーから募集し、後は私の想いでも散りばめながら、文章を作成させて頂きました。

文字数にして5,100文字にもなりましたが、それでもエピソードを調整したりしながら、卒業生の皆様に少しでも想いが届くようにと推敲に推敲を重ねて、原稿を用意しました。

卒業生の皆さんのJC歴やエピソードを、面白いだけの話に特化するのではなくて、きちんと頑張ったり、やり遂げた事をバランス良く書き込んで、創り上げていきます。

何回か練習もしたのですが、本番で卒業生の方々を前にすると、本当に感慨深いものがありました。

特にも私が昨年の理事長だった時、それぞれにお世話になったことや、全国大会でアワード(褒賞)を受賞した時の感動など、一人一人の卒業生との思い出が、活字を読みながら頭の中に蘇ってきました。

若い人達の楽しい余興や、何回もリハーサルを重ねて式典や懇親会を創り上げたスタッフの皆さんの頑張り。

そして、私の家内や長男も卒業式に参加してくれて、また一つ、思い出になる卒業式になりましたshine

2009年11月17日 (火)

ちょっとしたキッカケで

私は自分を追い込まないと頑張れない駄目なタイプではあるのですが、山あり谷ありの人生の中で、さすがに気持ちが沈んでしまう時もあります。

そんな精神状態の時には、家族にも迷惑をかけてしまいます。

疲れて家に帰って、子供の面倒を見ているだけでも疲れてしまって、家内や子供にイライラをぶつけてしまいます。

「なんで、休める時間も無いんだ。俺だって、少しは休ませてくれよ」って、家内も共働きしているのに、自分の事しか考える余裕がありません。

そんな自分がイライラして普通の状態ではないことを、一番敏感に感じたのは4歳の長男でした。

そんな時に、子供に逆に気を使ってもらって、ふと我に返りました。

「仕事で疲れているんだから、パパ休んでいたら。 お風呂はママと入るよ。」

4歳半の子供にこんな優しい言葉を掛けられて、自分自身を反省せずにはいられませんでした。

そんなちょっとしたことから元気をもらって、すると気持ちがとても前向きになります。

前に聞いた言葉ですが、「良いことも、悪いことも、そんなに続くものではないよ。」

どんな辛い時でも、早く気持ちが前向きになるちょっとしたキッカケを、普段の生活の中から探していきたいものですね。

多分、それは身近なところにあるように想います。そして私自身、自分がどんなに辛くても回りにもっと辛い人がいたら、優しい言葉をかけてあげられる人間になりたいなshine

2009年10月23日 (金)

例会に参加して

先日、花巻青年会議所の10月例会に参加してきました。

今回は、志ネットワークの代表である「上甲晃」先生のお話を聴くことが出来ました。先生は、松下政経塾の塾頭を務められた経験を持ち、そうした経験を踏まえて現在は「青年塾」も開催しています。

志ネットワークHP - http://www.kokorozashi.net/

様々な経験に裏付けされているからこそ、話す言葉に説得力がありますし、想いも強く伝わってきます。

この花巻という地域の財産をしっかりと考えながら、志高く青年経済人として頑張っていきたいものです。

「高く想い 低く行え!」 夢や志を高く持ちながら、地道な一歩を積み重ねていくこと。

真理は平凡の中にあるという言葉を使われておりましたが、どんな小さな事でも徹底的にそれを行っている内に、様々な事も見えてくるし、底力も養われていく。

まさに、その通りですよね。

「想ったことを出来ないのは、本気の想いが足りないのだ!」 とういう言葉もその通りで、ちょっと困難に思えるだけで諦めてしまったり、中途半端に物事を行っている内には、大事を為すことは出来ません。

悪い状況を悪いと考えずに、その状況をどうやって良い状況に変えていくことができるか。

業界やこの地域の事を考えても、無い物ねだりではなくて、発想の転換が今強く求められていると想いましたshine

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2009年10月19日 (月)

花巻農業高校 体験実習

10月16日に、毎年恒例の花巻農業高校 体験実習が行れました。

花巻建設業協会の支部事業として20年近い歴史を持ち、事業主体は建設業青年部の仲間達31名と、リース会社さん(4社)のご協力を得ての開催になります。

花巻農業高校の生徒(2年生:36名)を対象に、午前中は花巻農業高校の実習場において、レベル体験を行いました。

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当日はお天気にも恵まれて、生徒さん達も張り切っての学習です。

生徒さんは2人で1班となって、それに建設業青年部の人達が張り付くので、レベル測量の仕方からポイントまで、授業のような全体実習とは一味違った測量体験をする事が出来たと思います。

必ず機械を移動させながら4測点の杭高さを測定して、誤差が5mm以内で収まれば合格!ということで、測定時間も競っています。

上位3チームには、豪華賞品?ということで、生徒達も真剣に頑張ってくれましたhappy01

午後は、会場を学校に移動しての重機試乗&光波体験です。

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限られたスペースを有効に利用しながら、生徒達が少しでも多くの体験が出来るように、例年よりも機械を増やして、5班に分かれて実習を行いました。

バックホウ,ローダー,コンバインドローラーを2台ずつと、12mの高所作業車、それに光波(ノンプリズムとプリズム:各1台)を利用して、2時間楽しく体験することが出来た?と希望的に思っていますshine

事故やトラブルも無く終わって、総括だった私としても一安心です。いつも機械や測量機器を提供してくれる、リース会社や商社の方々にも心から感謝申し上げます。

結びに、閉会式の時に会長代理として生徒さん達に挨拶をした事を少しだけ書きます。

厳しい社会情勢の中で、確かに建設業に就職することは難しいかもしれません。

しかし、皆さん一人一人がこの建設業で将来頑張っていきたいという夢や志を持って、それを実現するために己を磨き自分を成長させていけば、必ずこの仕事に就いて頑張っていけるはずです。だから、一生懸命に頑張って下さい!

とエールを贈らせてもらいました。

本気になって努力をすれば、大抵の事は実現できる。そう、私自身も信じたいので。

2009年10月 9日 (金)

建設業の使命として

昨日の台風18号は、私が住んでいる花巻にも大きな傷跡を残していきました。

幸いにも雨はたいしたことが無かったのですが、風がものすごく強くて、倒木が発生しました。

こうした時に、私達建設業は存在価値を発揮しなくてはなりません。

倒木をそのままにしていては車の通行に支障を来し、ましてや危険な状況が続くことになります。

どんなに風が強く吹いていようとも、私達は建設業の使命(=人々の暮らしと安全を守るインフラ整備)を果たすべく、災害対応に当たらなくてはなりません。

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こうした厳しい状況の中で力を発揮してこそ、地域から頼られ、地域に「高田工業」という会社があって良かったと思ってもらえるような、そんな会社に少しだけ近づくことが出来るのだと想いますshine

全てがパーフェクトということはありませんが、誠意を持って、しっかりと地域のために頑張っていきたいものです。

万が一の災害発生に備えて、倒木処理が終わっても夜の9時まで待機をしていてくれた社員の皆さんや、緊急時に備えて夜遅くまで待機協力してもらった町内の「第一建機リース」さん。

本当にありがとうございました!

2009年9月28日 (月)

建設業協会のボランティア事業

先日、建設業協会のボランティア事業がありました。

花巻空港で開催されるイベントに合わせての活動だったのですが、各会社から多くの皆さんにご参加頂き、総勢50名近い参加者になりました。

周囲は幹線道路ということもあって比較的綺麗な状況ではあるのですが、それでも空き缶やビニール類のゴミ、そしてタバコの吸い殻など様々なゴミが捨てられています。

一度でもこうしたゴミを拾う活動をしてみると、ゴミを捨てる側にはなかなかならないような気がします。

車で普段通っている時には気がつかず、ちょっとした気軽さでゴミを捨てているかもしれませんが、ゆっくり歩いてみるとまた違った景色が見えてきて意識も変わってきます。

自分だけでの道路では無いですし、みんなのモノという公共心が大切ですよねshine

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2009年9月11日 (金)

石鳥谷祭り

9月8日~10日までの3日間。石鳥谷祭りが開催されました。

毎年、熊野神社の御通りが最初に行われるのですが、弊社隣の道路がその運行経路に当たっているので、最初から石鳥谷祭りを見ることが出来ます。

大人だけではなくて、子供達も様々な衣装に身を飾り一緒に歩いていきます。例年に比べて今年はあまり暑くなかったのが幸いでしょうか。

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御通りの後には、各地域の風流山車の運行が行われます。

毎年テーマを変えて山車を造りあげるのですが、いつ見ても見事な出来映えですshine

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この写真は、最終日のパレード前に弊社で踊りを披露してくれている、八日市の春日流鹿踊りの皆さんです。

踊りもさることながら礼儀正しく、見ている私達も爽やかな気持ちになれる皆さんです。

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3日間の石鳥谷祭りの中で、rainが降ってきて大変な時もありましたが、皆さんの熱気でとても盛り上がった石鳥谷祭りでしたhappy01

2009年8月19日 (水)

石鳥谷の花火大会

今年の石鳥谷の花火大会は8月15日に開催されました。

雨で順延になったからなのですが、15日は晴天に恵まれて、素晴らしく熱い一日になりました。

朝から会場の準備をして、午後からは商工会青年部の出店の準備です。

私の担当はおもちゃ売り場でしたが、その他にも白金豚(プラチナポーク)のソーセージや生ビールの販売、かき氷は10種類以上の工夫をして大盛況でした。

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花火前に行われる今年のイベントは、バルーンアートとフラガールでした。準備に忙しくてバルーンアートしか撮影できませんでしたが、子供達に風船を配って、一斉に夢と希望を託して空に放ちました。

これは、自然に還る素材で出来た風船だそうです。

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そして、いよいよ夜の花火大会へ。

この頃になるとお店も忙しく、毎年の事ながらもほとんど花火を見る暇がありませんでした。

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石鳥谷の花火は、毎年お盆に開催される風物詩ということもあって、今年も多くの人達が会場に見に来ていました。

間近で大きな花火を見られるので、迫力満点で本当に心に響く花火大会です。

翌日の後片付けにも多くの関係者の人達が集まってくれたので、例年よりも早く終える事が出来ました。お互い様の気持ちで多くの人達が協力してくれれば、スムーズに物事が進んで有り難いものですねshine