立場が人を育てるという言葉があります。
これは立場によって責任や権限、その職務などが変化する場合に、その立場をしっかりと努めることで得ることが出来る経験や知識などによって、その人自身が磨かれ、考え方や行動が変わってくることを意味しています。
但し、そのためにはしっかりと責任感を持って自分の役割や職務というものを考え、時には人に相談し耳を傾けつつ、自分がやるべきことを定めそれを行動に移していくこと。
そして、その行動によって生じた結果に対して、反省を加え次に活かしていくことが大切なのだと思います。
人は完璧ではありませんし、全ての事に対して上手くいくはずもありません。
だからと言って失敗を畏れるあまり、何かにチャレンジすることがなければ、人の成長はあり得ません。
本気で物事にチャレンジするからこそ、得ることも大きいのだと思います。
そうした気持ちを、常に大切にしていきたいものです。
失敗は成功の元と言いますが、どんな事でも考え方、捉え方次第でプラスにもマイナスにもすることができます。
単なる失敗で終えるのか、それともそこから何かを見いだして、次につなげるのか。
成功したからと言って、そこに満足しないで更なる上を目指していくのか。
自分次第で、物事の結果からの先が変わってきます。
良いことは活かし、失敗からは学び、日々向上心を持って人生を歩んでいくために。
そのために一番大切なことは、そうやって日々努力をしている人が身近いることなのだと想います。
人は人によって磨かれるという言葉のとおり、様々に頑張っている人達から多くを学んでいきたいものです。
皆さんの家には、家訓というものがあるでしょうか。
会社の場合だと、社訓というものになります。
先代やご先祖さまからの意思を継承していくこの家訓なのですが、会社では十訓という形で定めています。
しかしながら、自分の家における家訓となると、明確には考えていませんでした。
親としての背中をしっかりと見せながら、子供達に対しても、これだけは大切にして生きていって欲しいという願いを込めて、家訓という形で明文化し、しっかりと子供に伝えるのはとても良いことだと思います。
改めて、様々に考えさせられた時間でした。
様々な約束事を子供の頃から意識させることで、様々な場面における価値判断基準を、より良い方向に高めていきたいものです。
先日、石鳥谷中学校の工事をしている複数の工事業者を対象に献血をする機会がありました。
3年前から弊社も一年に1回から2回献血活動をしているのですが、前回の7月献血から日数もかなり経過していたので、この機会を利用して会社全体で献血をすることにしました。
弊社からは12名分の献血をすることが出来ましたが、合計でも38名分と目標数をクリアー出来たそうなので、こうしてお役に立てて何よりです。
岩手県赤十字献血センターの方と先日お話をしたのですが、寒くなり始めの12月頃から1月までは、特にも献血者の数が減ってしまい、血液の確保が厳しくなるそうです。
ある程度の数が見込める場合にはこうやって献血車がその場所まできてくれますし、建設業であれば、地域貢献の証明書もきちんと発行してくれます。
そして何よりも、ボランティア精神の醸成にもつながりますし、社会の役に立つという意識を持つことは、仕事をしていく上でも大切な事だと考えています。
特にも血液が不足する時期に合わせてこうした活動にご協力することは、建設業としても地域への恩返しの一環としても、価値あることだと想います。 こうした活動の輪が、どんどん拡がっていけば良いですね
毎年恒例の青年会議所 京都会議に参加してきました。
こうした時間を創ることができるのも、社員の皆さんがしっかりと役割を果たし、仕事を進めてくれているお陰様です。
今年の東北地区会員大会は、9月3日,4日に花巻で開催されますが、それに向けてのPRをすることも出来ました。1,000名以上の青年経済人でもある青年会議所の仲間達が花巻に集まることは、とても大きな効果を地域にもたらす可能性を秘めています。
人を心で動かすために、主管である花巻青年会議所の多くの仲間達がこの京都会議に参加し、様々な方々のお力添えを賜りながら、花巻に来てもらうようにお願いをさせて頂きました。
多くの想いが詰まった大会だからこそ、地域のためにもメンバーのためにも、なんとか成功に導いていきたい。大会実行委員長として、そう決意を新たにさせて頂いた京都会議PRでした。
最終日には日本青年会議所 福井会頭の挨拶を聞くこともできました。30分近い時間の中で、原稿などを見ることもなく自分の言葉で704の各地青年会議所の理事長や、会場を訪れた数千名のメンバーに想いを伝えようとする姿勢はさすがでした。
私達も、日本人としての誇りや地域を愛する気持ちをより強く持てるように、様々な経験を通して心を磨いていきたいものです。