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2012年1月 1日 (日)

2012年が始まりました

新しく2012年度がスタートしました。

昨年の元旦を思い出すと、この花巻ではあり得ないような未曾有の大雪でした。

大晦日31日の午後から始まった除雪が、終了したのは元旦午前中と、除雪をしながらの年越しとなりました。それに比べても、今年は本当に心穏やかに新年を迎えています。

昨年を振り返ると、東日本大震災を通して、当たり前の生活がある有り難さや、人とひととの絆を強く感じることができました。

世の中全体が大変になったことで、便利な暮しが一変し、不自由な中で人と人との助け合いや思いやりが必要になったことで、日本人が本来持っている良い意味での精神性が発揮されたように感じます。

そうした得難い経験を心に刻んでこれからに活かしていくためにも、社会に対して自分達ができることを考え継続的に実行していくことが大切なのだと想っています。

個人としては、40歳という一つの区切りを迎えることで、今まで培った経験やネットワークをどのように活かしていくべきなのか、自分自身の役割や為すべきことをしっかりと考えていきたいです。

会社としては、社員の皆さんが働きがいを感じながら日々頑張れるようにコミュニケーションを大切にしながら、そうしたプラスな気持ちの上で、本業である建設業というインフラ整備を通して、しっかりと地域に必要とされる会社としての基盤を高めていきたいと考えます。

施工管理能力,技術力,施工能力,対応力,ネットワーク力など、建設業として様々な事が求められる中で、まずは個人の技術を向上させると同時にその幅を拡げ、「トータルリフォーム」高田工業株式会社としての地域における存在価値を、着実に高めていきたいです。

2012年を迎え、昨年まで考えていながらも出来ていなかったことを、少しずつでも始められるように。

より飛躍できる一年を目指して、新年をスタートしたいと想います。

そして、岩手県の一建設業であり一県民として、被災地のためにも何が出来るかを模索しながら、一日一日を積み重ねていきたいものですshine

2011年12月22日 (木)

気がつけば

石鳥谷のメインストリートには、おしゃれな街灯があります。

ステンドグラスのような南部杜氏の里をイメージした絵柄部分も以前は点灯させていたのですが、数年前からは通常のライト部分だけ点けています。

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そんな街灯に、先日から垂れ幕がつけられていました。

花北青雲高等学校が制作したもので、何種類かの絵柄あります。

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今までと違う光景に、ちょっと目を奪われて思わず写真撮影をしてしまいました。

2011年12月21日 (水)

イルミネーション(酒蔵交流館)

今年も石鳥谷商工会青年部の皆さんが、酒蔵交流館にクリスマスイルミネーションを設置しています。

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毎年デザインを変えながら設置しているのですが、今年はサンタさんの絵をライトアップしています。

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写真よりも、本物はもっともっと綺麗です。

こうしたイルミネーションのように、明るくなる話題が多い世の中であってほしいですね。

「まちの駅いしどりや酒蔵交流館」 の場所です:

http://www.doko.jp/search/shop/sc70845260/

2011年12月20日 (火)

花巻建設業協会青年部の活動

本日、花巻建設業青年部の災害支援活動の一環として、看板設置を行いました。

東和中学校の生徒さん達との合作で、ベースとなるデザインを青年部で作成しながら、東和中学校の皆さんのデザインや言葉も入れさせて頂いております。

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用地は花巻市の許可を得て設置することができました。

青年部役員の皆さんの力により、足場を組んで看板設置の架台を作っています。

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風にも負けないように控えを取って、単管杭で固定しました。

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東和中学校美術部の生徒さんのデザインで、岩手県をきれいに表現してもらっています。

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岩手県の市町村の形を組み合わせて、ハートの形にしています。

下の言葉は「心をひとつに 岩手をひとつに」となっていて、生徒会の皆さんが考えてくれました。


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このように、東和インターチェンジから降りてきた道路の真正面に看板が設置されています。

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頑張って頂いた、青年部役員の皆さんです。お世話になった皆さん、本当にありがとうございましたshine 

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2011年11月21日 (月)

想うこと

今朝、花巻では雪が降っていましたが、これからはより厳しい環境下での仕事になります。

冬場に特有の仕事として除雪作業などもあるのですが、その他の公共工事なども抱えているため、厳しい季節になっていくにも関わらず仕事も忙しい状態が維持される見込みです。

一年間を通しての作業の平準化を考えれば、こうして冬場の仕事があることも幸いな事ではありますが、震災の影響もあり、今年は下半期に工事が集中して発注されているため、限りある人や機械を有効に活用しようにも限界があります。

被災地では代理人や作業員など、人手不足が深刻になってきているようですが、内地の花巻でも作業員や機械の不足が顕著になってきました。

これから被災地のライフライン復旧なども本格化してくるとは思いますが、様々な制度を十分に活用したり新たに特区のような形で創設してでも、施工の平準化が図れるような発注時期の配慮をして頂きたいものです。

先日も被災地である陸前高田の状況を確認するために行って話を聞いてきましたが、岩手県の復興がスムーズに進んでいくと同時に、復興中や10年先にある地域経済もしっかりと自立していけるような産業確立も大切なことだと感じてきました。

自分たちが出来ることには当然ながら限りがありますが、そうした中でも被災地のために何を継続的に支援していくことが出来るのか、考えていきたいと想っています。

2011年11月10日 (木)

大槌中学校 職場体験

今日は大槌中学校の2年生の皆さんや先生が、花巻市内の企業を訪問する、職場体験ががありました。

花巻青年会議所の関係で、70名の生徒さん達が2班に分かれて、今日明日の2日間で花巻市内のメンバー企業24社を回ります。

私の会社にも36名の生徒さん達と引率の先生方が来て、30分程の時間の中で会社の概要や仕事に関すること、会社の考え方など様々ことを聴いた後に、会社見学をしてもらいました。

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メモをとりながら、しっかりと聴こうとしている姿勢に好感が持てる生徒さん達でした。

実際に仕事をしていく上で大切なことや資格などの質問がありました。

仕事の上では、「何かのキッカケを通じて、これをやりたいという夢や、何かを為そうとする志しを持つことができて、それを成し遂げようと日々努力をしていけば、必ずや道が拓けると想います。ただ、どんな仕事でも必ず誰かの役に立つはずなので、やらされている感覚ではなく、何かやり甲斐を見つけて自らがやろうとする気持ちを持つことが大切です。まして自分がやりたい仕事であれば、どんな辛いことがあっても乗り越えていくことができるはずです。」 と話しをしました。

また資格については、「現場を管理するにも施工管理という資格が必要です。実際の仕事を現場で進めるにも、機械や重機に乗るための資格や、危険な環境の中で安全に仕事をするための様々な資格が必要となります。資格をとることがスタートラインに立つことですので、会社でも応援しながら一人の人が複数の資格を取るようにして、日々の仕事を頑張ってもらっています」 と話をしました。

弊社の菊池部長も、どんな人が建設業に向いているのか?という質問に対して、「特に誰ということではなくて、やる気がある人であれば大丈夫。どんな仕事でも、そうした気持ちを大切にしてください」と話をされていました。

中学生の皆さんが会社にくることはありませんので、私自身も新鮮な気持ちで時間を過ごさせて頂きました。

 秋晴れの爽やかな一日に、良い思い出となりましたshine
 

2011年10月 3日 (月)

ふれあい事業 in 花巻小学校

9月28日に花巻建設業青年部のふれあい事業を、花巻小学校で開催しました。

メンバーのお子さんが小学校4年生にいる関係もあって、開催場所を決めました。

子供達にお父さん世代の頑張っている姿を見せることで、建設業の次代の担い手として将来の職業選択の一助にもなってもらえればという想いもあります。

そして、普段近づいてはいけない工事現場とは違って、こうしたふれあい事業を通して私たち建設業を身近な存在として認知してもらって、生活を安全・安心・便利にするために頑張っている私たちを応援して頂ければ幸いです。

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小学校4年生の子供達が対象なのですが、しっかりとどんな機械も動かしていました。

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こうやってバックホウとボールを使って、ゴールに向けてのシュートをしているところです。


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コンバインドやホイルローダーのような車両系は、隣に青年部の皆さんが乗ってサポートしてあげています。


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高さを見る、レベルという測量器械も体験してもらいました。


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高所作業車に乗った子供達は、大はしゃぎでした。

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こうやって一輪車のタイヤを転がして距離を競ったり、決められた2点間の距離を歩測で当てるゲームも行いました。一輪車は上手く転がり辛いのですが、子供達は楽しく頑張ってくれていました。


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こうした子供達のふれあい体験の他にも、地域貢献活動として敷き砂利を行いました。


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校長先生も話されていましたが、今までに見たことが無いくらいの笑顔で子供達が楽しんでくれたようです。

事故無く多くの子供達の笑顔に出会うことが出来たのも、青年部の皆さんや、協力して頂いたリース会社の皆さんのご支援やご努力があればこそです。

ご協力頂いた全ての皆様に、青年部会長として改めて心からの感謝を申し上げます。

本当に、皆さんありがとうございました。 

2011年9月17日 (土)

東北青年フォーラムを振り返って2

土曜日夜の東北青年フォーラム大懇親会の様子です。

台風の接近が危惧されておりましたが、時々雨は降ったものの、なんとか天気も持ってくれました。

外では、各ブースが食べ物を提供しています。

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営農拠点センター中がメイン会場で、飲み物が提供され、ステージでは様々なイベントも開催させて頂きました。

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大懇親会のオープニングアトラクションを飾った、東和町の「田瀬激流太鼓」です。

その名前の通り、とても迫力がある素晴らしい太鼓演奏でした。


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アトラクションの一つで、各ブロック対抗のわんこそば早食大会も実施しました。

各チーム5人で、決められた量を食べたら次の人にバトンタッチしていきます。


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 様々なアトラクションに加えて、花巻を始めとする東北各地の料理や飲み物を楽しんで頂きながら、大盛況の内に大懇親会を無事に終えることができました。

今回の大懇親会に関しても、震災を受けて単に交流が出来れば良いという最初の話から、最終的には開催地域の特色を従来のように出して構わないことになりました。

本番直前まで少しでも内容を高めるべく、花巻青年会議所の担当者の皆さんにはかなり無理をして頑張ってもらいました。

心に残る大懇親会になって、本当に良かったです。

2011年9月 9日 (金)

東北青年フォーラムを振り返って1

実行委員長としてほとんど裏方にいることが多かったので、あまり写真を撮る時間も無かったのですが、私も参加できた部分を紹介させて頂きます。

9月2日(金)の志戸平温泉で開催されたウエルカムナイトの一こまです。

お陰様で、200名を超えるご参加を頂きました。広い会場を活かして、丸テーブルに着座形式で、ゆっくりと楽しんでもらえるようにしました。

下の写真は、ユネスコ無形文化遺産にも認定されている、早池峰神楽の大償(おおつぐない)神楽になります。

神楽の皆さんに事前許可を頂いて、乾杯の後のオープニングアトラクションとして皆が座って料理や飲み物を楽しんでもらいながら、花巻を代表する伝統芸能の一つを、約15分間ほどゆっくりと鑑賞して頂きました。

こうした時間の中で料理をしっかりと食べてもらって、その後には大いに交流を図ってもらいました。

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土曜日のメインである文化会館で開催された事業は、サブ会場で少し見ることができたくらいでバタバタしておりました。

多くの皆様にきて頂いても大丈夫なように、大ホールの舞台で事業を進めながら、その映像を中継して中ホールでも見られるようにしておりました。

これはオープニング式典で紹介させて頂いた、オープニングアトラクションの様子です。スクリーン映像なので、鮮明な写真でなくて申し訳ありません。

サブ会場でしか見られなかったのが残念なのですが、東北中からきて頂いたメンバーの皆さんに対する感謝の気持ちで、同じく花巻を代表する伝統芸能の一つであります、鹿踊りを披露させて頂いております。

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花巻市長 大石様や宮澤会頭様を始めと致します、多くのご来賓の方々にご出席を賜り、大会のオープニングを飾る式典を終えることができました。

この後には、フォーラムⅠとしまして、

「震災復興から地域の自立に向けた企業としての関わり、東北の現状を踏まえた問題提起」として、ワタミ株式会社の渡邉会長の基調講演や、

渡邉氏に加えて、福島県浪江町の馬場町長様、地域主権型道州制国民協議会会長の江口様がパネリストとなって参加された、パネルディスカッションが開催されました。

今年の地区のスローガンでもあります、「自立できる東北」の創造に向けて、地域の未来を描いて確かな一歩を踏み出していくための、様々なお話が頂けたものと思います。

会場内で慌ただしく動いていたために、ゆっくりと聞くことができずに残念でしたが、メンバーに加えて市民の皆様にご参加頂いて、無事に事業を終えることができました。

この日は、台風の影響が本当に心配された一日でしたが、この後の大懇親会も含めて、なんとか天気も持ちこたえてくれて、本当に助かりました。 

続きます...

2011年9月 8日 (木)

東北青年フォーラムを終えて

東北青年フォーラムの3日間が無事に終わりました。
1,800名を超えるご登録を頂き、本当に多くの方々に支えられ、なんとかやり遂げることができた大会でした。
私にとって、この青年フォーラムには特別の思い入れがあります。
2008年に、私が花巻青年会議所理事長の時に主管に手を挙げて、2009年は東北地区協議会東北青年フォーラム運営委員会副委員長として、福島は南相馬原町大会に携わりました。
2010年には、様々な事業立案や議案上程など、同委員会の委員長として泉大会に携わりました。
そして2011年。震災を受けて心が折れそうになったこともありましたが、東北、そしてこの地域のためという実行委員長としての使命感を持って、なんとか花巻大会を仲間達とやり遂げることができました。
この3年間は決して平坦な道のりではなかったですが、こうした経験をすることは、生涯においても二度と無いことだと想います。
私が花巻青年会議所の仲間達に送ったメールを紹介させて頂きます。
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共に汗を流した皆様へ
皆さん、本当にありがとうございました。
 
お陰様という、感謝の言葉しかありません。
 
東北中から集まった皆さんからも、「良い大会だったよ」と、多くの労いの言葉をかけて頂きました。
 
実際としても、大懇親会のように盛り上がるべきところは盛り上がり、粛々とトラブルなく進めるべきは進め、そして、様々なニーズにしっかりと臨機応変に答えることが出来たと想います。
 
主管としてしっかりと担い全うした素晴らしい大会だったと、私は自負を持って言うことができます。
 
それは皆さん一人一人が自分の役割をしっかりと全うしてくれた結果であり、皆さんと共にやり遂げることが出来たことを、心から誇りに想います。
  
これだけの大きな大会をやり遂げるためには、自分達だけでは無く本当に多くの裏方的なスタッフの存在が不可欠です。
 
多くの皆さんのご支援やサポートを得なければ、これだけの事業を成し遂げることは決してできません。
 
皆さんも、花巻青年会議所というLOMだけを見るのではなくて、多くの支えてくれた、地区協議会や副主幹を始めとする皆様への感謝の気持ちを大切にして下さい。
  
青年会議所は、様々な機会に恵まれることが多い団体です。そして、多くの仲間との絆を深めることができる組織です。
 
この数十年に一度という大会を主管できたという経験と自負を大切に、そして共に頑張ってくれた全ての仲間達への感謝の気持ちと友情を心に刻み、明日への力にしていきましょう。
 
皆さん、本当にありがとうございました。 そして、お疲れ様でした。
 
東北青年フォーラム実行委員長 佐々木信行