建設懇話会に参加して
先日、花巻市で開催をされた建設懇話会に参加する機会があり、岩手河川国道事務所や花巻市役所の方のお話しを聴かせて頂きました。
岩手河川国道事務所のお話しは、「道路・河川を取り巻く最近の話題」と題してだったのですが、地球温暖化の影響で雨の降り方や強さが変わって来ているデータがありました。
その中で、時間50mmを越えるような雨量の発生件数が、およそ30年前と現在とでは1.4倍も増加していることが示されていました。
気候変動の割合が今後どれくらいのスピードで進行していくのかその評価は分かれていますが、いずれにしても大雨災害のリスクが高まっていくことが懸念されています。
8月の台風10号災害のように、今後も台風が直接東北に上陸をして大きな被害をもたらすケースは十分に考えられますし、河川堤防築造のようなハード面の整備は時間が掛かることから、自分たちの安全を守るソフト面の対応が大切になってきます。
残念ながらどれくらいの発生確率なのか迄は記されていませんが、花巻市でもハザードマップを示していますので、万が一の際の避難経路や、自分が住んでいる場所のリスクを知ることができます。
先日の台風10号災害のような雨量が、北上川流域に降った場合はどうなっていたか?
そうした身近にイメージ出来るような情報も意義あることかもしれません。
会社の事業継続(BCP)を検討している最中だったこともあり、様々に考えさせられる良い機会となりました。
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