すり傷から感染症に
先週の水曜日に、長男が遊んでいて左のすねにすり傷を作りました。
こんな冬なのに、暑いからとズボンをまくってサッカーをしていたのが災いして、少し広範囲なすり傷でした。
洗い流しや消毒、フィルムを張ってのきちんとした湿潤療法処置もしてもらって、その後は普通に元気にしていたのですが、金曜日の夕方から急にすねが痛いと言い始めました。
夜に包帯とガーゼをとって処置していたところをみると、すね全体が赤くなって熱を持っています。
きつい匂いのウミも出ていたので化膿している程度に思っていたのですが、その夜にはかなり痛がったので、少し前にもらっていた頓服薬をもらって翌日病院に行きました。
最初行った病院では普通に傷口消毒などの処理をしてもらったのですが、その時から熱が38度以上あって、抗生物質入りの飲み薬をもらって帰ってきました。
この時点でもケガのことをネットで調べたりはしていたのですが、化膿からくる熱もあるということや、子供も少し咳をしていたので、風邪からきた熱なのかな? と、理由もはっきりとは分からずそれほど深刻にも考えていませんでした。
ただその後、11時頃には熱が更に上がって40度近くなってしまい、熱が高すぎるので小児科に行くことにしました。
これだけ熱は高かったのですが、子供に状況を聞いても、体が熱いくらいで具合が悪いという感じではありませんでした。
ここの小児科は外科も見てくれるところでした。
この病院では、熱が高く足の状態も良くないということで、抗生物質が入った点滴をして、傷口に張ったフィルムもはがして再度処理をしてもらいました。
その後も、夜9時頃まで39度近い熱が続いていましたが、頓服薬を飲むと落ち着いて、寝る頃には状態が良くなってきました。
熱が高い内は足が痛くて歩くのも辛そうだったのですが、熱が下がってくるのに合わせて、痛みも軽くなり歩くのもスムーズになってきたようでした。
翌日には熱が下がってはいたのですが、病院から言われていたので、同じように点滴を受けに行ってきました。
日曜日でしたが、たまたま休日当番医の指定日だったそうで、私達にすればより安心することができました。
ここまで酷くなるまで考えもしなかったのですが、ケガをした箇所全体が赤くはれて熱をもっていた時点で、普通の化膿というレベルではなく何らかの感染症にかかってしまっていたようです。
その感染症からこれだけの高熱にもなってしまったのですが、処置が遅れるともっと重い症状になる可能性があったので、早めに抗生物質の点滴をしてもらって本当に助かりました。
もう少し知識があれば、傷口の状態を途中で確認をして、もっと早く治療させることができたと思います。
確かに傷口から臭い匂いがすると子供は言っていたのですが、キズが治る過程では当たり前程度にしか考えていませんでした。
キズ周囲の状況をしっかりと確認してあげて、赤くはれていたり、熱をもっていたり、痛みが出ていたり、臭い膿が出ているような状況であれば、化膿用の処置をしてあげる大切さを今回学びました。
一時はどうなることかと本当に心配でしたが、熱も下がって元気になってくれて本当に良かったです。
適切な治療をして頂いた、小児科の先生に感謝です。
お疲れ様です。
非常に怖い内容でした。
明日は我が身。教訓とさせていただきます。
投稿: ○崎 | 2015年3月 2日 (月) 18:41