外手すりの設置工事
先日、外手すりの設置工事が完成しました。
駐車場からセンターまでスロープに合わせて手すりを設置して、体の不自由な人などのサポートをすることが目的です。
今回の手すり設置工事は、専門業者さんにご協力をお願いして設置しています。
既存コンクリートには受け金具をアンカーで止めて、タイル部分は目地を避けて削孔し、表面は化粧金具で納めています。
手すりの高さは800mmを標準にして、通りが良くなるように設置してもらいました。
全体的にとても良い感じでに仕上げてもらっています。
今回は手すりに暖かみを持たせるために始めから樹脂の設計で考えていました。
後から業者の方から教えてもらったのですが、屋外にステンレスタイプの手すりを設置すると、冬の寒い日に手すりが冷やされて、それを触って手がくっついてしまうトラブルが発生した事例があるそうです。
確かに子供の頃、冷えたスプーンを舌にくっつけてしまった苦い想い出があります...
実は、この身障者用駐車場の工事も昨年の夏にお世話になったものです。
奥の擁壁を後ろに下げてスペースを広くし、浄化槽周囲を舗装することで新しく駐車場を造っています。
狭い箇所の有効活用を考えると、排水管のギリギリまで擁壁を下げることで進入路左側のスペースを確保し、車の出入りがし易いように工夫する必要がありました。
今回手すりも設置されたことで、より使いやすくなりました。
地域の皆さんが使う施設工事のお役に立つことができて、本当に良かったです。
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