法面陥没の原因と早期対応
先日の法面陥没箇所補修工事からです。
緊急対応ということで急いだこともあり、発見翌日の午前中には無事に補修を完了させることが出来ました。
今回の原因だったのですが、パイプラインのエンドキャップが破損したことにより、勢いよくパイプラインから水が噴き出して法面を陥没させていました。
VU150の太いパイプラインなので、当然ある程度の水圧もかかる場所なのですが、現場で使用されていた材料は排水キャップで、薄い塩ビの材質になります。
排水キャップは水圧が発生する箇所に本来使用するものではないため、ウオーターハンマーのような衝撃圧なのか、何が原因なのかは分かりませんが、今回の破損につながってしまったようです。
今回の補修では、水道用のTSキャップを使用し、更に背面から棒で支えることで外れ止めの補助的な役割を果たすようにしました。
このTSキャップも花巻市内での在庫が無かったために、メーカーさんの協力を得て急きょ盛岡から材料を持ってきてもらいました。
こうした補修工事の場合、まずは原因をきちんと把握した上で、同じようなトラブルが発生しないような対処方法を実施していく必要があります。
皆さんのご協力の下で、早期に補修を完了することが出来て何よりでした
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