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2017年1月25日 (水)

十年一昔

十年一昔という言葉がありますが、先日ある方のご講演を聴く機会があり、改めて考えさせられました。

 

多機能なスマートフォンやタブレットに加えて、SNSに関しても多くの人達が利用する時代になってきています。

ここ10年を考えただけでも、物事の移りゆくスピードが本当に速いですね。

 

私達建設業においても、10年前と比べれば、

測量器械や測量ソフトの性能も向上していますし、デジカメによる写真画像データを管理したり、その写真データを出来形管理と連動することもソフトで簡単にできるようになって、作業効率がとても高まりました。

そうした反面、自分達で印刷するようになってからは、写真屋さんにプリントお願いすることも無くなってしまいました。

 

現場での測量位置出しも、機器を使えば一人でも出来るようになりましたし、こうしたソフトの面に加えて、現場での生産性向上のためにICT(情報化施工)も始まっています。

ドローンを飛ばして3次元の設計データを作ったり、バックホウやブルドーザなどの重機を自動制御して、更には管理も自動化していったりと、大規模な土工現場などでは、生産性の向上を図るための技術が出てきています。

  

確かに全ての現場に適用できるものではありませんが、ソフト面や情報化施工など、出来ることは少しでも効率を上げていくべきですし、後は有益なことを選択して仕事に活かしていけば良いと考えています。

 

私達が普段行っている現場では情報化施工の適用は確かに難しいですが、日々の仕事を通して技術や経験を高め、仕事の段取りを工夫し、厳しい環境の中でも安全に、より良い仕事をより早く進められるように、努力を継続していくことはできます。

 

お客様や発注者の皆様から信頼され、感謝して頂けるように、誠意を持って仕事に取り組んでいくこと。

どんな環境でもしっかりと強く頑張っていけるように、建設業の根幹である技術や技能の研鑽にも努めていきたいものです。 

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