Powered by Six Apart

« 2016年4月 | メイン | 2016年6月 »

2016年5月

2016年5月23日 (月)

前向きに

「一歩を踏み込む勇気と努力」  という言葉を、本日聞くことがありました。

お世話になっている会社さんの、本年度スローガンの一文になります。

今まで順調だった業績も踏まえつつ、仕事を取り巻く環境が大きく変化してきている中で、自分たちが目指すべき方向性を凝縮した言葉になります。

自分たちを取り巻く社会環境に対して、普通の人から見ればどう考えても厳しい環境だとしても、見方や考え方を変えてより頑張れる環境になったと言える、前向きな姿勢に感銘を受けました。

さすが、業績も素晴らしい会社の考え方です。

ちょっと、話しは変わるのですが。

その会議に向かう車の中で、FMラジオを聴いていたのですが、その中で遠距離恋愛の相談がありました。

相手がどう考えているかとか色々心配するよりも、自分の気持ちをどうやって伝えるか、どれだけ好きなのかを伝える方法を考えた方が良いというアドバイスがありました。

それぞれの話しは違いますが、

社会環境や他人に対して、心配なことや不安なことをあれこれと考えても、何も変えることはできません。

それよりも、その中で自分が何が出来るかを考えていく、いわゆる前向きな発想や考え方が大切だと改めて想う機会となりました。

自分が当事者になった時にどう出来るか? ということに尽きるのですが、

自分たちが出来ることがもっとあるはずだと自分たちに置き換え、更には物事を前向きに考える意識を大切に、常日頃から実行していきたいものです。

2016年5月19日 (木)

側溝修繕工事の現場から

先日完成をした、側溝修繕工事の現場になります。

既設側溝がかなり傷んできていたため、側溝を新しく入れ替える工事になります。

 

着工前と完成の写真になりますが、道路形状に応じて側溝も曲げて布設をしています。

・着工前

Img_5402

・完成

Img_8303

 

2mものの側溝を、少しずつ曲げて曲線形状にしています。

側溝設置高さや舗装復旧範囲については、既設道路に合わせて計画をしています。

 

・着工前

Img_5400

・完成

Img_8302

 

・舗装切断状況

舗装にマーキングをして、舗装切断をしていきます。

今回の側溝はカーブしているので、舗装切断も側溝に応じて曲線に切断をしました。

Img_5403_2

 

・掘削状況

既設側溝を取り外した後に、高さ調整のために掘削を行います。

Img_5407

 

・側溝布設状況

専用の吊り具を利用して、側溝を布設していきます。

Img_5419

 

・路盤転圧状況

砕石を使用して埋戻しを行っていきますが、市道の基準に応じた路盤構成にしています。

Img_5422

  

・舗装復旧

舗装復旧も、最小範囲になるように曲線形状に仕上げています。

Rimg0063

今回の工事は、道路幅が狭いために車両通行止めをしながらの工事となりましたが、地域の皆様のご協力を得て、スムーズに工事を進めることができました。

多くの皆様のお世話になり、無事に工事を完成することができました。

本当にありがとうございました。

 

2016年5月13日 (金)

水路補修工事の現場から

先日完成をした架空水路の補修工事の現場からです。

 

経年劣化で一部水路が破損している状況で、水路脇の土砂も洗掘で洗い流されていました。

Img_0329

 

この部分については、規格的に同じ水路があったので、新しい水路に交換をしています。

さらに上流部との断面形状の違いから、同じように破損や洗掘を受けないように導流部をコンクリートで築造して、流れをスムーズにしています。

Img_1613

 

他に、4mスパンの円形水路及び基礎の補修も依頼をされました。

こちらは同じ規格の水路が現在では製造されていないため、少しでも水路が長持ちするような工夫をする必要がありました。

Img_0303

 

下は完成写真になります。

大きく3つのポイントで補修をしていて、基礎の補強,中間支柱の設置,コンクリート含浸材の塗布になります。

Img_1610

 

中間柱はコンクリート水路に掛かる荷重軽減のために設置をしています。

なるべく経費を掛けないように、単管を井形に組んで基礎にはコンクリート平板を利用しています。

また、コンクリート含浸材の塗布を水路等に行ったことで、劣化防止を図ることができますし、撥水効果で流水もよりスムーズになっています。

Img_1611

 

今回の工事場所は川側に少しの平場があるくらいだったので、河川管理者の許可も得て、バックホウは川を越えて搬入する必要がありました。

生コン打設も対岸からコンクリート圧送をする工夫をして、経費は掛かりましたが効率良く打設をすることができました。

Img_1543

 

コンクリート基礎の補強に関しては、新設鉄筋をアンカーで既設基礎と一体化させています。

Img_1525_2

 

その上で型枠を組んで生コンを打設することで、既設基礎と親設基礎との一体化を図るようにしています。

Img_1528

 

現場条件としては厳しかったですが、お客様の意向に沿った工事提案をする際には、今まで経験してきたことを上手く活かすことが出来た現場となりました。

 

多くの皆様のお世話になり、お陰様で無事に工事を完成することができました。

本当にありがとうございました。

2016年5月 6日 (金)

連休中でも

今年のゴールデンウィーク休みは、4月30日(土)~5月5日(木)までとさせて頂いていたのですが、どうしても緊急に対応しなくてはいけない案件が発生します。

田んぼ関係の仕事にしても、多くの人が動き始めるこの時期に様々な緊急修繕が発生しますし、それ以外の場合も含めて、時には緊急対応が必要になる場合があります。

 

今年は4月末に強風な日があったのですが、庭の枯れ木が倒れそうになってきているのでという問い合わせが連休中にあって、急きょ現場を確認に行きました。

すると根元の土に割れが発生していて、手で揺らすだけでもかなり木がぐらついていました。

 

枯れ木なので葉がついていない分だけ風で受ける抵抗は少ないのですが、枯れ木の状態では根がどんどん弱くなって危険な状態になっていきます。

その日も風が強く作業には危険だったので、周囲の健康な木と単管で連結をして、枯れ木の動きを拘束する処置をさせて頂きました。

 

実際には2日後に伐採処理を行ったのですが、10m程度の樹高で建物も近接していたので、重機も併用しながら作業でした。

樹木の伐採に慣れている作業員さんがいるからこそ出来た作業でしたが、今回のように自社施工で対応できる案件だったからこそ、こうした休日にも対応することができます。

 

最初に田関係の修繕のことを書きましたが、メーカーが休みの日でも対応できるように、田に水を入れる給水栓の部材などは、ある程度を会社でもストックするようにしています。

いくら何とかしてあげたいと考えても、材料が無ければ何も出来ませんし、対応できる社員がいなければ仕事をすることはできません。

 

社員の休日予定の把握やこうした材料の用意など、自分たちに出来る備えをしておくことが大切だと考えています。

 

なるべくであれば緊急対応もない平穏な休みがあればといつも願っているのですが、

困った時に可能な限り手を差し伸べることができるような体制を、会社として維持できるように努力をしていきたいと考えています。