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2016年2月

2016年2月29日 (月)

当たり前の有り難さ

昨日は思った以上のドカ雪で約1ヶ月ぶりの市道除雪になりました。

土曜日の夕方までは全く雪が無かったのに、夜半過ぎには10cm以上も積もってしまいました。

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今年の市道除雪は12月に1回,1月に1回,2月に1回と月1回のペースで、合計で3回になります。

出動基準の違う県道ではもう少し多く除雪をしていますが、これだけ雪が少ない年は経験が無いと皆さんが言っているので、間違いなく異常な年なんだと思います。

ただ、最近のゲリラ豪雨や今年のような暖冬を経験していると、今までの当たり前や常識だけで物事を考えていくことは出来ないですし、今回のような気象条件も頻繁に起こりうると考えて、物事を判断していく必要がありますね。

 

話しは変わって。

15年間ほどは私も手押しの除雪機械で除雪をしていたのですが、3年前からは除雪の判断をしたり、全体を管理しながらサポートをする立場をしています。

朝方に除雪担当者を廻りながら暖かい飲み物を届け、除雪状況や進捗を確認し、時間が掛かりそうな機械を把握したり作業の調整を図ります。

深夜から除雪に出動しているのですが、今回のように重い雪の場合など、どうしても朝までに終われない除雪機械もあって、作業している人達はかなりの負担になってきます。

 

そうした時に、いつも私の母親がおにぎりや食事を用意してくれています。

書類作成などで社員の皆さんが夜遅くなる時もそうですが、私から何かをお願いして始まったのではなくて、昔から母親の方が私に声を掛けてくれて必要数を用意してくれます。

私が除雪に出ていた頃も、会社に戻って来てから他の除雪担当の皆さんに食事を届けていたので、それが当たり前だと思っていました。

ただ、そうした当たり前のことが、本当は有り難いことなんですよね。

 

こうして準備をしてくれるからこそ、遅くなる皆さんには朝に差し入れを持っていくこともできますし、お腹をすかせて帰ってくれば会社で食事をすることが出来ています。

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会社のすぐ隣に実家があるからこその対応ではありますが、会長も含めて社員の皆さんを大切に想うこうした身内の姿勢を見ているからこそ、自分自身の献身性も高くなっているのかもしれません。

こうした大切な事を、親の背中から知らず知らずの内に学んでいるのですね。

2016年2月27日 (土)

完成検査を終えて

花巻市内で側溝を布設する工事の完成検査を、昨日無事に終えることができました。

 

ガス燃料を入れに来るタクシーや、定期的な大型タンクローリー車の出入りを確保しながら作業をする必要があり、適宜敷き鉄板で進入路を確保したり、なるべくご迷惑を掛けないように早期完成を目指しての工事です。

 

天気に恵まれたこともありますが、それ以上に隣接している会社さんの全面的なご協力があったからこそ、スムーズに工事を進めることが出来ました。

 

・着工前

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・完成

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1週間に1度隣接する会社さんと週間工程会議を実施して、大型タンクローリー車の通行予定などを把握しながら、工程を調整して工事を進めていきました。

 

本工事では可変勾配側溝を布設していくのですが、

掘削~ベースコンクリート打設~可変勾配側溝布設~調整コンクリート打設(水路底の構築)~埋戻しという一連の作業に加えて、コンクリートの養生期間も発生します。

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従って、工事範囲を調整すると共に、必要に応じて適宜鉄板で養生を行って進入路を確保しながら工事を進める必要があります。

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そうした私達の対応もあるのですが、それ以上に支障のフェンスを取り除いて頂いて、私達の工事範囲を通らなくても燃料を入れることが出来るようにして頂いたりと、隣接する会社さんのご協力が何よりも有り難かったです。

 

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境にしていたフェンスを取り除いて私有地を解放して頂いたことで、工事規制が本当に楽になりました。

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私達の仕事は、地域の皆様との関わり合いがとても大切になっています。

公共工事だから仕事優先だと考えるのではなく、あくまでも地域の皆様のご協力を頂いているからこそ、より安全により良いものをより早く完成させることができていると考えています。

 

今回の工事でも多くの皆様のお陰様で、何のトラブルもなく早期完成を果たすことができました。

お世話になった皆様に、心より感謝申し上げます。

 

関係者の皆様からも感謝の言葉を頂きましたが、私達にしても全面的にご協力を頂いたことに対する感謝の気持ちで一杯です。

本工事のように発注者や地域の皆様からの信頼・信用を賜り、会社として日々積み重ねていくことが大きな財産となっています。

 

雪が少ない冬を予測して無理をして受注した工事ではありましたが、苦労が糧となる工事現場になりましたshine

2016年2月25日 (木)

学校評議員会議に

今日は、石鳥谷小学校PTA会長という立場で10時40分~13時まで学校評議員会議に参加をしてきました。

思い起こすと、何も分からずにPTA会長を引き受け、全てが始めての経験だった昨年から数えて今回で4回目の参加になります。

 

PTA会長を努めてきた2年間で、様々な学びや気付きを得ることができました。

少し背伸びをして何かに挑戦するからこそ、そこから得られることが増えていくものですね。 

 

大きく変わったのは、学校や子供達の環境をより考えるようになったこと。

”次代を担う子供達に、より良い環境を残していくことが私達親世代の務め”

そんな意識がより強く芽生えてきました。

 

PTA会長として何か気になることがあれば、校長先生や副校長先生と気兼ねなく話しをすることができますし、話しをすることで相互理解が深まります。

学校と親御さんの間でバランスをとろうと考えているだけに、こうしたコミュニケーションの大切さを改めて感じる日々です。

 

授業風景を他の評議員さん達と見て歩きながら、ふと廊下の掲示に目がとまりました。

2月3日せつぶんに合わせて、「こころのおにをたいじせよ」とあります。

 

「おい出せ!!心のおに」 ということで、

”なきむしおに”とか、”きょうだいげんかおに”とか、

無くしたい自分の中にいる鬼を言葉にして、生徒さんが書いていました。

読んでいるだけで、何か微笑ましい気持ちになりますねshine

 

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こうしたちょっとした発見も、今日という機会を頑張っていればこそ。

 

家庭も会社も社会活動も300%で全て頑張ります! と、2008年に花巻青年会議所理事長を務めていた頃は、盛んに宣言をしていました。

 

あの頃の気持ちを今も大切にしながら...

同じには到底無理ですが、できることを引き続き頑張っていこうと考えています。

2016年2月23日 (火)

水路工事の現場から

様々な地域の皆様とのご縁を賜り、今年も相当数の農地水環境保全の工事を受注させて頂いています。

土側溝にコンクリート水路を入れる工事が中心ですが、今年は雪が少ない分、仕事を進めやすくなっておりました。

余談ではありますが、その替わりまともな除雪業務が市道では2日程度なので、今年は除雪機械の維持費分も仕事をしていない状況になっています。

 

最初に着工前と完成の写真を紹介させて頂きます。 

着工前(水路工事)

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完成(水路工事)

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着工前(水路工事)

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完成(水路工事)

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施工状況の写真です。

現場までの橋に少し不安を覚えたので、進入路の橋を補強して工事を行いました。

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仮設で鉄板を布設し、ダンプの進入路を確保して作業を行いました。

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排水フリュームを設置する基準となる受台を施工していきます。

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今回使用している水路は排水フリュームの300です。

水路と水路の接続部に木板をはめて、埋め戻し時に水路が動かないように一体化を図ります。

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最後に土を埋め戻して完成になります。

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仕事を通してご恩返しが出来るように、お客様から感謝して頂ける仕上がりを目指して頑張ります。

2016年2月14日 (日)

石鳥谷学童クラブ 親子行事

2月14日の日曜日に、石鳥谷学童クラブの親子行事がありました。

親子で料理を作ろう! & 空いた時間でレクリエーションです。

 

元料理人のお父さんの指導の下で、親子でカレー作りを行いました。

いろいろ炒めての隠し味や複数のルーを使って、子供達も野菜の皮むきや切るのを手伝ったり、更には炒めたりしながら、本格的なカレー作りに挑戦です。

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味は本当に美味しかったです!

味にこくもあって、お母さん方や子供達にも大好評でした。子供達もいっぱいおかわりをして食べていました。

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また、カレーを煮込んでいる合間には、手作りチョコレートつくりです。

下地のマシュマロに、溶かしたチョコレートやトッピングをしていきます。

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手作りチョコレートも大好評でした。 アイデア次第で、簡単に美味しく作れるものなんですね。

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参加した次男も、いろいろと頑張ってくれたので良い経験になったと思います。

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料理を体験したり、体を動かして楽しんだり、美味しいカレーやチョコレートを食べたりと、楽しい時間を親子で過ごすことができました。

今回担当だった役員の皆さんには、企画から準備まで本当にご苦労さまでした。

お陰様で、楽しい想い出をまた一つ増やすことができましたshine

2016年2月13日 (土)

気は心で

弊社でも、毎年バレンタインデーには女性社員から全ての男性社員にチョコレートを送っています。

今年は14日が日曜日なので、1日前倒しをして今朝に渡しました。

 

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ものの高いとか安いとかではなくて、まさに「気は心」でこうした心遣いが嬉しいですね。

 

私達も現場で仕事をしていると、お客様から休憩時間に様々な差し入れを頂いたりします。

そうしたお心遣いが嬉しいですし、仕事の励みにもなっているようです。

 

私達もしっかりと仕事を通してご恩返しができるように、仕事を進める上で様々な心遣いを大切にし、お客様にご満足頂ける仕事を積み重ねていきたいものです。

2016年2月11日 (木)

たろし滝測定会に参加して

会社にご案内を頂いている、平成28年度 たろし滝測定会に参加をさせて頂きました。

毎年2月11日に開催をされており、今年で42回目になります。

 

私が参加するようになって今年で3年目になるのですが、始めて氷柱を見ることができましたshine

今年は暖冬だったので、もしかしたら見られないかもという気持ちが正直強かったです。

それだけに、山道を登りながら氷柱を目にした時には本当に嬉しかったです。

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実際に近づいて見てみると、本当に立派な氷柱が出来ていました。

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測定結果は、4.70mでした。

過去のデーターからすると平年並みになるそうですが、努力次第では豊作に! という嬉しいお話しでした。

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また、毎年恒例の会長川柳は、

「国体の 奮起促し 太くなり」 と、本年開催される希望郷 岩手国体の成功を期待して句を詠まれておりました。

 

参考までに、去年と一昨年のたろし滝を紹介したブログになります。

3年目にして、やっと立派な氷柱を目にすることができました。

 

・去年のたろし滝測定会の紹介です。

雪は今年よりも遙かに多いのですが、残念ながら氷柱は出来ておりませんでした。

http://takata-k.lekumo.biz/blog/2015/02/post-e52a.html

 

・一昨年のたろし滝測定会の紹介です。

この年も残念ながら氷柱を見ることができませんでした。

http://takata-k.lekumo.biz/blog/2014/02/post-908f.html

 

帰りにはひっつみや甘酒を無料でご馳走になり、本当に美味しかったです。

ご縁あって、今年も石鳥谷の風物詩を堪能することができました。

心温まるお持てなしを今年も頂き、本当にありがとうございました。

2016年2月 9日 (火)

橋面補修工事の現場から②

先日の続きになります。

今回で橋の修繕工事は2回目になりますが、本現場では様々な工種において自社施工に挑戦をさせて頂きました。

これも橋梁修繕に長けている社長さんのアドバイスのお陰様です。

 

今回自社施工に挑戦をした工種を抜粋してみました。

 

・既設ジョイントの撤去(車道・歩道)

写真に写っている自立型の飛散防止枠は、弊社の大工さんが工夫をして製作してくれたものです。

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・歩道伸縮ジョイントの施工

歩道伸縮ジョイントも自社で設置を行い、3時間で呼び強度に近いコンクリート強度が発現するジェットコンクリートパックの施工も行いました。

日暮れが早い時期なので、LED照明を使用しての作業になっています。

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・床板コンクリートの補修

既存舗装切削後の床板が部分的に劣化しており、予め用意していた無収縮モルタルを利用して左官補修工法を実施しました。

下記は、工事用の掃除機ではつり箇所の清掃を行っている写真です。

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・地覆コンクリートの施工

既存地覆コンクリートの上部をはつり、ケミカルアンカーで鉄筋を設置しました。

ケミカルアンカーの使用については、既存コンクリート状況を判断してあまり負荷を掛けない方が良いとのアドバイスをもらって、通常アンカーから施工承認で変更をしています。

 

台車に鉄筋加工機をセットして、実測した鉄筋の実差し込み深さに合わせて、その場で鉄筋を加工しながら設置をしていきました。

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型枠設置やコンクリート打設も自社施工で実施しています。

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・防護柵の設置

地覆コンクリートへのダイヤモンドコア削孔から防護柵の設置まで、これも自社で施工をさせて頂きました。

 

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削孔位置を素早くマーキング出来るように、透明なプレートに作図する工夫も行っています。

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その他の舗装や防水工事,埋設ジョイントの設置については、専門業者の御協力を得て、しっかりと施工を進めることができました。

 

本現場においては、工事を進めていく中で現場代理人が自社施工する工種を増やすように決断をし、結果として自社施工範囲が増えていきました。

様々な工種に対して自社施工にチャレンジをしていく代理人の決断を、会社でも応援をさせて頂き、弊社全体としても良い経験になりました。

 

メーカーの皆さんにもお世話になりましたし、多くの皆様のご協力で無事に竣工を迎えることができました。

本当にありがとうございました。

2016年2月 8日 (月)

橋面補修工事の現場から①

先日、「石鳥谷花巻温泉線八日市橋橋面補修工事」の竣工検査を無事に終えることができました。

橋梁幅が6.5mと狭い橋で片側交互通行の交通規制を行いながらの工事だったため、通行車両や第三者への安全配慮に特にも留意が必要が現場でした。

3ヶ月もの交通規制を実施していたので、付近を通行していた皆さんにはご迷惑をお掛けしたと思います。

皆様のご協力に、心より感謝申し上げます。

 

・工事着工前

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・工事完成

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今回の工事では、橋のジョイント交換,舗装面及び防水工の施工,地覆工の修繕に加えて防護柵工の新設等の工事内容になります。

 

下記は工事中の規制状況の写真になります。

歩道については、工事範囲の起終点にLED照明を設置して、夜間でも工事をしていることが遠くからでも分かるような配慮をしています。

 

・工事中の規制状況(歩道)

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車道も連動するスコッチライトをカラーコーンに設置し、規制ラインが夜間でも分かり易くなるように工夫をしています。

・工事中の規制状況(車道)

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今回の橋梁補修工事では、なるべく自社施工へのこだわりを持って頑張った特徴があります。

それを、次回のブログで紹介をさせていただきます。

2016年2月 6日 (土)

静岡で開催されたフォーラムに

ご縁あって、花巻市役所の皆さん等と静岡で開催された「対話で創る地方創生フォーラム」に参加して来ました。

天気も良く、ホテルからの富士山が綺麗でした。

静岡の人にとっては当たり前の景色でも、岩手から行った私達にはちょっとした感動です。

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初日は、「対話」による協働をまちづくりに活かしている先進地の牧之原市の事例や、著名なファシリテーションの先生方のパネルディスカッションを聴きました。

この「対話」は、こうしたまちづくりに留まらず会社でも、他様々な場面でも活用できるものです。

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2日目は実際に対話をしながら、「若者が輝かせるまち」というテーマで、様々なアイデアを深化させていきました。

様々な場面で、この「対話」やワークショップの手法、更にはファシリテーションの考え方を活かしていきたいものです。

それにしても3分間の寸劇を考えて、「若者が輝かせるまち」を即興で表現するとは思いませんでした。

ただ、いざとなると誰もが優れた俳優になるものですね(笑)

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多くを学び、まちづくりと共に人創りの大切さを考えさせられた2日間でした。

会社での仕事を通しては経験できない事を、今回のフォーラムに参加することで学び・気付くことができました。

 

今回得たことを、これからにしっかりと活かしていきたいと想います。