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2015年2月16日 (月)

ジュニアの指導

先日、長男がお世話になっているテニスのジュニア指導者の方とお話しをしている時に、最近の指導者講習会では、単に技術の事に加えて、人間性を高める指導も重要視しているという話しがありました。

一生好きなスポーツで生計を立てられる人は殆どいないからこそ、スポーツを通して学んだことを社会に出てどう活かしていくかが重要になります。

練習会場に来ての挨拶に始まって、その送り迎えをしてくれている親御さんへの感謝の気持ちを伝えるとか、しっかりとした話し方をするとか、その場面場面に応じた指導がなされています。

確かに当たり前のことかもしれませんが、そうしたことを小学生くらいからきっちりと指導をしていくことはとても大切な積み重ねですね。

 

とても興味深かったのは、トップジュニアの殆ど全員が、こうした礼儀作法が周りの子供達よりも、よりしっかりとしているという話しでした。

トップジュニアの子供達は、教えた事に対して自分なりに考えて的確な質問をしてきたり、それを他の技術にも応用してみたりと、飲み込みや対応が明らかに早いそうです。

感謝の気持ちや挨拶なども、言われたことに対してしっかりと聴く力を持っていて、それをすぐに実践しているので、人間性も高い子供になっていくのかもしれませんね。

 

身体能力の差も当然あると思いますが、単なる技術に加えて考える力やそれを実践する力というのは、より大切な要素になっているようです。

子供の個人差も大きいですから、技術に加えてこうしたことを教えていく指導者の方は本当に大変だと思いますが、良き指導者にお世話になる親からすればとても有り難いことです。

 

我々大人としてもまずは素直に聴く力を養い、自分に活かしながら自己を向上させる気持ちを大切にしていきたいものです。

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