Powered by Six Apart

« 2012年5月 | メイン | 2012年7月 »

2012年6月

2012年6月30日 (土)

残地対策について(現況です)

先日紹介をした、擁壁と擁壁の残地対策の現況です。

これが土のままだった場合、間違いなく経年変化の中で草が生えてきます。

もしこのブロックが低くて手が届く範囲だったら問題ないかもしれませんが、こうして1mを超えるような高さの擁壁に囲まれてしまえば、維持管理をすることは出来なくなります。

こうした出来上がった時の状況やその後の状況まで想定して、可能な限りの予防措置を施工段階で実施ししていくことが大切なのだと想います。

このモルタル仕上げにしても将来的に際から草が生えてくるような状況が100%無いとは言い切れません。

しかしながら、少なくとも低コストでそれなりの効果が発揮される処置として考えた場合、、施主様や隣接者の方とも協議をしながら自社施工で実施できたモルタル仕上げという手法は、一つの選択だったと考えています。

P1010074

先日紹介をしたブログ(残地対策)ですshine

http://takata-k.lekumo.biz/blog/2012/06/%E6%AE%8B%E5%9C%B0%E5%AF%BE%E7%AD%96.html

2012年6月29日 (金)

出来ることを/「Love Takata,Love Japan」プロジェクト

震災後からの様々なご縁がもとで、陸前高田市復興支援プロジェクト「Love Takata,Love Japan」を主催しているジャパンリカバリー(株)の岡田社長とお話をする機会がありました。

この「Love Takata,Love Japan」プロジェクトは、陸前高田に笑顔の花を咲かせたいと、一般社団法人SAVE TAKATAと岡田社長の会社とが主催しているものです。

ホームページ:http://lovetakata.jp/project.html

ブログ:http://ameblo.jp/lovetakata-lovejapan/

フェイスブック:http://www.facebook.com/LoveTakataLoveJapan

そのプロジェクトの中でKeyPostという事業があり、キータグを利用した鍵の返却サービスやクライシスアラートサービスに加えて、売上げの25%が陸前高田市の復興支援費として寄付されるものです。

被災地のために何かをしたいと考えても、実際にその地に赴いて何かを出来る機会が限られていたり、どうすれば良いか分からない場合もあるかもしれません。

また、震災のことを風化させないためにも、被災地と何らかの形でつながりを持つことも大切なのだと想います。

そうした中で、私は震災後からご縁があった方々が頑張っているプロジェクトとその趣旨に賛同させて頂き、個人と会社とでKeyPostタグを購入して支援させて頂くことにしました。

微力ながらも今の私ができることです。

Img_projecttopB

陸前高田出身というご縁が結んだ、今回の支援についてのご紹介でしたshine

2012年6月28日 (木)

地先ブロックと組合わせたフェンス工事(約2週間後の状況)

先日工事をさせて頂いた、フェンス工事の現場です。

工事施工から2週間経ち、状況を確認したところ異常はありませんでした。

今回のフェンスと地先ブロックの組み合わせをした工事の目的として、小動物が入らないようにということもあったのですが、それに加えてフェンス下の草が生えないというメリットもありました。

P1010076

もし本現場を独立型の基礎で実施した場合、フェンスの横胴縁下には間違いなく草が生えてきます。

維持管理をした人だったらすぐに分かると思うのですが、こうしたフェンス下の草ほど刈りにくいものはありません。

今回のような仕掛けで工事を行えば、そうした維持管理に掛かる労力の大幅な低減にもつながりますし、連続基礎タイプよりも工事費の低減が図れ、更には人力作業だけで出来るメリットもありました。

P1010077

こうした施工提案も含めて、お客様に満足して頂ける工事を日々積み重ねていきたいものですshine

 

2012年6月27日 (水)

残地対策

今工事をしている外構工事の現場からです。

今回の工事では、隣のブロック塀に並列して新しいブロック塀を築造することになりました。

基礎構築のための型枠設置のための作業スペースなどを考慮すると、どうしても隣地からの離れが発生してしまいます。

こうした残地をそのままにしておくと、土ですから将来的に草が生えてきます。

RIMG0004 (2)

両側に高いブロックがあり、更には30cm程度の幅しかないスペースでは、草取り等の維持管理をすることは出来ません。

将来的にそうした問題が発生することを防止するため、現場サイドからの提案で、モルタル詰めを行い左官で仕上げることにしました。

下の写真のような仕上げ状態になるのですが、これであれば草が生えてくることの予防にもなります。

RIMG0004

こうした付加価値的な提案を現場に反映することで、お客様満足の向上にもつながっていきます。

私自身も良い気づきを得させて頂きましたshine

2012年6月26日 (火)

沿岸部での仕事

先週の土曜日から3日間、外構の型枠設置工事のために釜石へ仕事に行っています。

知り合いの会社から頼まれてのスポット的な応援ですが、日中現場で作業をした上に行き帰りに約2時間掛かるので、体への負担は大きくなります。

今回の仕事はホテルの復旧工事で、そうした意味ではやり甲斐も大きく社員の皆さんも頑張ってくれています。

ただ、こうした状況が長期的になった場合を考えると、 人をローテーションしたり、被災地での実作業時間を減らす等の対応をしていかないと、運転時間も長いだけに安全管理の面でも心配です。

災害復旧に関わる工事発注が本格化していく前にも関わらず、被災地では既に材料不足や職人不足の問題が発生しており、工事の応札状況を見ても不調が増えています。

内陸から応援するにしても、今回のように通勤しながらの仕事では限度がありますし、過労による労働災害の増加も懸念されます。

大規模工事であれば飯場のような仮宿舎を設置できる予算もあるかもしれませんが、通常の工事レベルではそうした仮宿舎を設ける予算は到底ありませんし、設けたとしても不十分な状況だと思います。

被災地での宿泊場所が少なく、仮にあったとしてもそうした費用の捻出が出来る工事は限られています。

こうした環境下で復旧工事が本格化していった時の事を想像すると、受注したは良いが人やモノの不足で工事を工期までに完成出来ないとか、始めから誰も応札しない工事発注が増えるなどのトラブルが多発するかもしれません。

予定通りに復興が進まず人々の生活に更なる悪影響が及ばぬように、可能な限りの想定の下で対策を検討しておく必要性を感じます。

2012年6月25日 (月)

大船渡に

先日、大船渡に行く機会がありました。

仮設のお店が並ぶ屋台村に行ってきたのですが、この辺りの地域では仮設ではなく、本格的な店舗の工事が開始されたり、ホテルや飲食店など実際に営業が始まっているお店もありました。

 こうしたお店は自己責任の下でお店を開業していているそうですが、世の中のニーズに応えるため、そして生活の糧を得るために少しでも早く仕事を再開して頑張ろうとしている姿勢に感動を覚えました。

生業(なりわい)という言葉のとおり、生活をするためには仕事が必要になります。様々な状況を乗り越え前を向いて頑張っている皆さんの力を感じた一日でした。

P1010071


 

2012年6月23日 (土)

風景

本日、南部杜氏の里まつり&酒蔵まつり2012が石鳥谷生涯学習会館で開催されます。

パンフレットは、下記のアドレスから確認できます。

http://takata-k.lekumo.biz/blog/2012/06/%E5%8D%97%E9%83%A8%E6%9D%9C%E6%B0%8F%E3%81%AE%E9%87%8C%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A%E9%85%92%E8%94%B5%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%92.html

このイベントが開催される石鳥谷生涯学習会館駐車場から東側を臨むと、田園風景の中にアートが描かれています。

P1010067

昨年は、銀河鉄道をモチーフにしたアートが描かれました。

田植え体験をしながら、皆さんの力で作られたアートキャンバス。

P1010066

南部杜氏の里まつり&酒蔵まつりを楽しみながら、こうした風景に心を癒されてみては如何ですかshine
 

2012年6月22日 (金)

ふれあい事業打ち合わせ

花巻建設業青年部として実施する事業の一つに、ふれあい事業というものがあります。

子供達と青年部の仲間達が一緒に重機の試乗体験や測量体験などを行う事業で、今年で20年以上の歴史があります。

こうした経験をすることで、建設業に興味を持つ子供達が増えて、私たちの次の世代を担う人材がしっかりとこの地域に育っていくことが願いです。

さて、今年は大迫中学校で開催するのですが、先日その打ち合わせに行ってきました。

外で打ち合わせをしている時にとても印象深かったことがあったのですが、大迫中学校の生徒の皆さんはとても挨拶が良いですね。

「こんにちわ」 「さよなら」 とか、部活でランニングをして頑張っている生徒さんまで、すれ違う時に挨拶をしてくれました。

今回は全校生徒の皆さんを対象にふれあい事業を実施するのですが、こうした皆さんと一緒に事業が出来ることが今から楽しみです。

とても、やり甲斐のある一日になりそうですshine

P1010059

2012年6月21日 (木)

フェンス工事にて

今お世話になっている外構工事の現場です。

昔工事をした際とは現場周辺環境が変わってしまっていて、現在では車両が入れない状況下でフェンスの修繕工事をしなければなりませんでした。

通常の独立基礎フェンス工事だけであれば問題ないのですが、小動物の進入を防止するために、フェンス下の隙間を無くして欲しいというご要望にも答える必要がありました。

着工前写真のようなコンクリート基礎であれば進入防止にもなりますが、人力作業が中心になる本現場では、人力小運搬による生コン等打設が発生してしまうため、工事費用が高くなるばかりでなく、品質確保もより難しくなってしまいます。

RIMG0005 <着工前>

通常の独立基礎フェンスの場合、フェンス下部の横胴縁の腐食を防止するために、地面から5cm程度離して施工をします。

これは、古いメッシュフェンスの下部にある横胴縁が地面に接していると、土中成分の影響を受けてどうしても腐食による劣化が早くなるからです。

ただ、通常通りに地面と離して施工を行うと、その隙間から小動物が進入してしまうため、それを何で防止するかが課題となりました。

今回は材料の単価や強度を考慮して、地先ブロック(15cm角)とフェンスの独立基礎を併用するやり方を採用しました。

RIMG0019 <作業中>

こうすることで、フェンスの横胴縁下をコンクリートとして劣化の問題や隙間の問題を解決すると同時に、人力で対応できる比較的安価なコンクリート二次製品を使用したため、全体的なコスト縮減にもつなげることが出来ました。

お客様のご要望や現場条件に応じて、こうした工夫をさせて頂いたフェンス工事でした。

RIMG0026 <完成>

2012年6月20日 (水)

講習会

今日は石鳥谷管工事組合で主催した、「配水用ポリエチレン管施工講習会」が開催されています。

水道の本管の耐震性を考慮し、花巻市では鋳鉄管(NS継手)を水道の幹線に使用し、枝線には今回の講習会の対象である配水用のポリエチレン管(電気融着)が使用されています。

昨年の大震災において、配水用ポリエチレン管の耐震性が実証されているので、これらかも継続的に使用されていくはずです。

そうした状況を考慮して、組合員の皆さんを対象にした講習会を開催させて頂きました。

半日単位の講習で午前と午後を合わせて36名の皆さんが受講されますが、本講習をこれからの仕事に活かして頂ければと存じます。

本講習でお世話になっております、配水用ポリエチレンパイプシステム協会様や積水化学工業を始めとする各メーカーの皆様に、心より感謝申し上げますshine

P1010055