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2009年3月

2009年3月31日 (火)

嬉しい!!

今日、地元の花巻東高校が南陽高校に勝って、選抜ベスト4に勝ち上がってくれました!

大船渡高校が25年前に選抜でベスト4に勝ち上がった時、私は大船渡の隣の陸前高田市の中学生でした。

あのとき、準決勝で1-2で岩倉高校に負けたのですが、あれから早くも四半世紀が経つのですね。

それ以来、選抜甲子園での勝利すら無かった岩手県の代表が、しかも花巻の高校が甲子園で3勝もして今度は準決勝を戦うとは、本当に素晴らしい事ですshine

岩手県の選手だけが集まっている高校だからこそ、岩手の代表という感じがして良いですね。

このままの勢いで、是非ともてっぺんに立って欲しいものです!

2009年3月30日 (月)

慰労会と送別会

先週末、会社の慰労会と送別会を行いました。

勤続20年以上で、60歳を過ぎても元気に頑張って頂いていたお二人の女性の方々に感謝の気持ちを込めての送別会の開催です。

20年という長き間、様々にご尽力を頂いて本当にありがとうございました。

そうしたお別れの会と同時に、今年度も無事に一年間を終え、様々な労苦に対しての慰労の意味合いと、来年度に向けての結束を高める会でもありました。

私達の仕事は、製造業でありサービス業で、一つ一つの工事に関して、現場の様々な条件も変われば、天候にも多く左右される仕事です。

厳しい条件の中で、皆様から感謝されるような仕事を行い、信頼・信用を積み重ねていくためには、社員の皆さんの人間性や技術力というものが大きな財産ですし、意識や長年の経験が大きくモノをいいます。

会社にとって、こうして20年以上も力を尽くして会社を支えてくれた従業員の皆さんが退社されることは寂しい限りですが、こうした別れは必ずいつか訪れてしまいます。

仕事に対しての姿勢や技術力を、きちんと次代につないでいくことが弊社でも課題になっています。時間を掛け、先を見据えた意識の向上が不可欠だと考えています。

2009年3月25日 (水)

二日連続で

昨日は長男の誕生日で、今日は次男の誕生日です。

二日連続で、我が家ではお祝いですhappy01

昨日は、ご飯にも工夫をしてもらって、美味しいケーキも食べました。

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ワールドベースボールで、日本が優勝した事もあって、とても気分良く家族みんなで誕生日をお祝いする事が出来ました。

そして、今日も嬉しいニュースが。

岩手県代表の「花巻東高校」が、岩手県勢25年ぶりの高校野球の選抜勝利をもたらしてくれました。

厳しい練習に耐えて、ピッチャーを含めた選手の皆さんの素質が開花し、こうして選抜勝利という結果で花開いたこと。

自分達のまちにある学校が甲子園で勝利をするということは、また嬉しいものですねshine

更に上を目指して、頑張って下さい!!

2009年3月24日 (火)

誕生日

今日は長男の誕生日です。

早いもので、もう4歳になりました。思い起こせば、4年前の今日。

前の晩から始まった陣痛が12時間以上にも及んで、赤ちゃんが生まれてこれる状態になっても赤ちゃんが大きくて出てこれなくて、本当に大変な出産でした。

立ち合い出産をした時のことや、その後本当にお腹を痛めて生まれてきたときに、止めどもなく涙が出てきたことを思い出します。そんな時の気持ちを、これからも大切にしていきたいですね。

あの頃から元気な赤ちゃんでしたが、今でも元気一杯に成長してくれています。

夕方子守をしてもらっているおじいちゃんの影響もあって、私達以上に相撲力士も覚えて、相撲がある時を本当に楽しみにしていたり、様々な経験をしながら成長してくれているのが実感できます。

弟が出来て、少しお兄さんのように振る舞う時もあると思えば、兄弟げんかで一方的に泣かしている時もあります。

何でも自分でやらないと気が済まなかったり、自分の思い通りに物事を進めたい気持が強かったり、その割りには寂しがり屋で泣き虫だったりと、様々な個性も持っています。

子は親の鏡だと思って、自分自信も省みながら子供に接していかなくてはなりませんね。

今日は、これからケーキを囲んでささやかながらの誕生会です。

太誠 誕生日おめでとうね。shine

WBCの優勝も心に響きつつ、良い誕生日の夜を過ごせそうですhappy01

2009年3月21日 (土)

10年前と比較して

先日、資料作成の必要性から、ちょうど10年前(平成11年)の労務単価を改めて目にする機会がありました。

この労務単価は、普通作業員や大工,一般運転手など、公共工事の積算に使用される単価で、その職務内容に応じて細分化されており、51種類に分かれています。

この労務単価の他に、歩掛かりといって、例えば幅300・深さ300の落蓋式側溝を100m施工するのに、どのような労務や機械そして材料が発生するのか、その作業条件によっての数量が定められています。

こうして積み上げられた本工事に関わる「直接工事費」に、仮設や安全、各種調査に関する費用の「共通仮設費」や、法定福利等の「現場管理費」、会社本体の経費としての「一般管理費」が加えられて工事価格が決定されます。

かなりおおざっぱに書いているので、イメージとして分かり辛いかもしれませんが、要は各種調査結果に則って、工事を実施するのに必要とされる工事価格が積上げられているということです。

話を戻しますが、それでは例えば普通作業員の単価は、ここ10年間でどう変わったでしょうか。

普通作業員の単価(岩手県)を見てみると、21,600円/日(平成11年度) が、12,700円/日(平成20年度)に下がっていて、下落率は58.8%になります。

そして、この労務単価の下落は、ここ10年間毎年続いています。

例えば花巻の中心的な工事である下水道工事に、平成11年度と平成20年度の労務単価を入れて比べてみると、労務単価の違いだけで、工事費が20%以上も安くなっていました。

材料に関しても各種メーカーの厳しい競争環境の下で、設計価格にも反映されている通りの値下げ傾向ですので、実際のコスト縮減は更に大きいように感じます。

ここ10年間で、労務単価の40%以上の下落と、工事費換算でも、コスト縮減率が20%以上という積算の結果。

もちろん工事の種類によって数字を一概には言えませんが、労務単価の減少分だけを考えても、かなりのコスト縮減=会社や材料メーカーの利益の減少と考えると、愕然とするものがあります。

この利益減少分は、給料の低下や各種経費の削減等で補ってきているのですが、給料を下げるから設計労務単価も下がるという、マイナスのスパイラルに落ち込んでしまっているのが、今の建設業の現状です。

この現状を裏付ける数字として、平成19年度の建設産業(岩手県)における経常利益率は -2%を越えており、急激な環境変化に対応しきれず、赤字の会社が多くなっている現実が伺い知れます。

更に追い打ちを掛けるように、技能工の高齢化が進み、雇用を控えるが故に若手への技術の継承が進まず、設備投資も抑えている中で機械・車両等の老朽化や減少が進み、会社としての体力が益々なくなってきています。

こうした建設産業の現状を考えたとき、今のままで良いはずがありません。

地域の皆さんの生活を便利に安全にするインフラ整備や、建物の耐震化、道路や橋梁等の長寿命化にするための維持管理。そして、除雪や災害、破損への対応等、多くの社会的な責任を果たさなくてはならない建設産業。

オバマ大統領がいうチェンジが求められている中で、光明を見いだす糸口が必要です。技術力を継承させながら、地域社会に対してきちんと役割を果たせるような人財と設備を有し続けていくためにも、業態の幅を拡げていくことが不可欠と考えています。

給料や社会保障を含め、社員の皆さんの生活を安定させ、地域社会に貢献し続ける企業であり続けるために。 

この地域における モノ・人という資源に目を向けて、業種をも越えた連携・協働に活路を見いだし、こうした地方における一つのモデルケースを構築していく事が今の目標です。

厳しい道と分かっていても、一歩を踏み出す勇気を持って。

 

2009年3月20日 (金)

学生達の可能性

昨年、フラワーロールちゃんや、興花祭といった高校生との協働事業を行ってみて感じたことです。

青少年育成も確かに大切なことですが、大切に育てた青少年が地元に残れる環境に無いのが地方の実情です。

地方が元気になって仕事も多くあって、生活環境に対する魅力が高まれば良いのかもしれませんが、一朝一夕に出来るモノではありません。

そうした中で、学生達に対して出来ることは何か。

この地域の良さを再認識していく中で、自分が生まれ育ったこのまちに愛着や誇りを持ってもらうようにする社会活動を経験してもらうこと。

そして、そうしたプラス面だけではなく、商店街のシャッター通りの現実や、農業の後継者不足の実情などを、実際に話を聴きながら実体験をしてもらうこと。

そうした経験の中で、この地域の為になんとかしたいという気持ちが、湧き起こってくる人がいるはずです。

現に、昨年の高校生との協働事業を通して、高校生の皆さんはこの地域の為になんとかしたという気持ちが高まっていきました。

商店街の厳しい状態を知るだけではなく、商店主の皆さんから話を聴いてくれてありがとうという暖かい感謝の言葉をかけてもらう中で、志が高まっていったのかもしれません。

こうした高い志を、心のどこかに持ち続けていてもらえたならば、

大学を終わって、都会で頑張る中で技術と知識を学び、地方に戻ってきて起業する人が出てくるかもしれません。

様々な家業を継ごうと想う人が増えるかもしれません。

行政の立場から、まち創り・ひと創りに力を注ごうと決意する人もいるはずです。

様々なキッカケを与え、子供達が自ら考える機会を増やしていくこと。

昨年の協働事業や、今年のUC(ユナイテッド・チルドレン)の事業を通して、学生達の大きな可能性を感じている今日この頃でしたshine

2009年3月18日 (水)

フラワーロールちゃんが

保育園の卒園式に、フラワーロールちゃんがお邪魔をしてきました。

メンバーの娘さんが通う保育園の卒園式に華を添えることが出来たみたいです!

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写真の通り、子供達にも大うけだったそうです。

PRの皆さん、お疲れ様でしたshine

2009年3月17日 (火)

企業のビジョン

先日、コーチングのセミナーを受けたときに企業のビジョンについて考えさせられました。

弊社の企業理念は、

「お客様に感謝され、仕事を通じて地域社会に貢献する企業であり続けること」 です。

そしてこの中には、

会社として:会社として:仕事や社会貢献を通じて地域の人達(お客様)から感謝されるような、この地域から真に必要とされる会社であり続けること。

社員の皆様には:生活が安定し、人に感謝される喜びを知り、他人を思いやる気持や向上心を持つ大切さといった人間性を高めることができたという、豊かな人生を歩んでもらうこと。

という想いを込めてはいます。しかし、それだけでは大事なモノが欠けていました。

わくわくするような将来の理想像というか、未来が描かれていません。

私達の企業活動が社会に寄与していくことで、どんな地域社会を創ることが出来るのか。

そんな企業としての明確なビジョンを描いていく必要性を強く感じている私でした。

2009年3月16日 (月)

コーチングを知りました(花巻青年会議所3月例会)

3月12日は、花巻青年会議所の3月例会で「コーチング」のセミナーに参加しました。

このコーチング。

始めて聞くと部活のコーチのようなイメージを持つと思いますが、ここで言うコーチングの意味は、相手の能力や可能性を引き出し、自発的な行動を促進するコミュニケーションの手法という意味です。

部活のコーチでも同じような事が求められますし、他にもティーチングといって、知識や技術を経験に従って教えるということも含まれてきます。

今回は、こうした人材育成に必要なスキルについて、実際のペアワークという実習も含めながら学ぶ事が出来ました。

このコーチングに先立って、社会必要とされる会社であるために、会社のミッション(使命),バリュー(価値観),ビジョン(将来目標)の考え方や、企業理念等も考える機会がありました。

以前、青年会議所のVMVセミナーを受講した事があるので、個人を企業に置き換えた考え方でとても分かり易かったです。

VMVセミナーの報告-http://takata-k.lekumo.biz/blog/2008/03/post-06b7.html

そして何より、一番嬉しかった事としては、実は本3月例会の講師が、岩手大学テニス部の3年後輩の平野さんだった事です。

大学の後輩が頑張っている姿を見るのは嬉しいものですね。shine

平野順子さんのコーチング案内:http://www15.plala.or.jp/coach-junko/

相手の話を良く聴くというだけではなくて、相手のために話を聴くという姿勢を大切にしていきたいものです。そして、これからの社会に必要な、自律行動型の社員(人財)を増やして行くことにつなげていきたいものです。

とても多くの気付きを得る事が出来た例会でしたsign01

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2009年3月15日 (日)

大館JCの例会に(続き)

続きが、遅くなってしまいました...

説得力がある言葉は、人の心を動かします。

信念と行動によって結果が伴った時、その人自身がやってきた事に対する自負が高まればこそ、言葉に自然と力が込められるように感じます。

会員拡大という話だけに留まらずに、組織としてどうあるべきかということにも、一石を投じた講演だったように想います。

トップは高い志と熱い情熱と持ち、メンバーを引っ張っていく大切さ。そしてメンバーも、それぞれの役職の中で、上に立つ者のためにという気持ちをもって、職責を全うしていくこと。

お互い様の気持ちを大切に、相手の立場で物事を考えていくこと。

頭で考えているだけではなく、即行動に繋げていく大切さ。

分かっていても、きちんと出来ていない事が多いと改めて考えさせられます。

そしていつも、「理事長を男にするため」という表現をしてくれて、昨年のことを未だに感謝してくれる伊藤委員長に、私こそ心から感謝しています。

褒賞の受賞のときに、数千人を前に登壇をさせて頂いた時の感動は、今での私の心に深く刻まれています。そんな多くの経験が出来た1年は、私にとっても最高の1年でした。