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2012年7月11日 (水)

擁壁フェンス工事(花巻市)

先日終了した外構工事の現場からです。

今回の工事では、隣接地との間に擁壁とフェンスを構築したいというものでした。

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写真のように舗装端部にはコンクリートがありましたので、隣地の方との協議の上で、接する形で施工を行いました。

但し、将来的に舗装側のコンクリートを壊すような事態が発生しても大丈夫なように、接する部分にケンタイト(瀝青質繊維性目地板)を貼り付けて、縁を切るように工夫しています。

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コンクリート擁壁の距離が長くなるため、途中に目地を設けています。この目地に関しても、鉄筋まで含めて完全に縁を切って施工をしています。

この後に、内側にも型枠を建てて、ボイド管で箱抜き(フェンス柱施工分)をして生コン打設をしました。

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こうして隣地との境に擁壁とフェンスを構築する事ができました。

今回の擁壁厚は、現場打設という特性を活かして18cmにしています。これから先に何十年と境を守る擁壁なことと、フェンスの後施工を考慮して、通常よりも厚めにしてより強固なものにしています。

宅地側については、お客様の要望を受けて砕石を敷き均して完成とさせて頂きました。

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隣地の方にも大変お世話になりましたし、皆様のお陰様で仕事をさせて頂き、無事に工事を終了することができました。

お世話になった皆様に心から感謝申し上げますshine

2012年7月10日 (火)

4台用のカーポート工事(花巻市石鳥谷)

今お世話になっているカーポートの新設工事です。お客様のご要望で、4台横に駐車出来るようなサイズのものになりました。

今回の案件では、当然建築確認の対象になりますし、地盤の耐力試験も必要になりました。

積雪荷重としては、1m対応のものを選択しています。

それだけの工事なので、カーポートの柱を支える基礎からしっかりとしたものにさせて頂きました。

15cmの基礎砕石に加えて、型枠を設置して打設した基礎コンクリート厚も15cmとなっています。

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この基礎コンクリートを活かしてガレージ本体をメーカーに組立して頂き、下の写真はそれに根巻きコンクリートを打設して強固な骨組みにしているところです。

柱のビニール養生は汚れや傷がつかないように実施し、こうして型枠を組んでコンクリートを打設することで、より堅実なコンクリート構造物が構築されます。

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車のドアの開け閉めを考慮して、前後の柱の数は3本ではなく、2本タイプのものを採用しました。

3本タイプでは丁度車のドアが開く場所に柱があるため、将来的にぶつけたり邪魔になる可能性が高くなるため、今回の仕様を選択しています。

また、今回のガレージ部分の駐車スペースは、コンクリートで構築することになりました。将来的な耐久性を考慮しての判断です。

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縦 5.5m ,横 11.25mの大きさになるので、コンクリートひび割れ(クラック)発生の予防として、センターでの目地構築に加えて、コンクリートにクラックバスターを配合することにしました。

センターでの目地は、完全に縁を切るために鉄筋も縁が切れるように施工しています。

つまりは、長手方向のセンターで完全に縁を切ることで、コンクリートの大きさは約5.5m四方とより小さいモノになり、それだけでもひび割れの発生防止になると考えました。

鉄筋を通したままで上部に目地を入れた場合と、鉄筋の縁を切って目地を下まで通して入れた場合とでは、前者ではコンクリートの一体性が解消されていないため、想定通りにひび割れが誘発されない場合があると考えて、本施工を採用しています。

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コンクリート打設後も暑い日が続いているため、打設後の散水養生も欠かせません。

コンクリート内外の温度差や乾燥収縮などによりひび割れが発生しますが、自分たちが可能な限りの予防措置を講じることが大切だと考え施工させて頂いております。

お客様から頂戴したご縁に対しては、しっかりとした仕事を通してご恩返ししていきたいと考えていますshine

2012年7月 9日 (月)

ご縁から信頼に

私自身が最近良く使っている言葉なのですが、お客様から始めて仕事を頂くことは、一つの大きなご縁になります。

ただ、このご縁をどう次につなげていくかは自分たち次第です。

相手から信用されることで一つのご縁を得て、仕事を通してしっかりとご恩返しをし、お客様にきちんと満足して頂けるような成果品を提供することが出来れば、一つのご縁はまた次のご縁につながっていくかもしれません。

そして、そうした成果が積み重なっていけば、いつか私達への信頼へと変わっていくはずです。

私は、この信頼という言葉をとても大切にしています

お客様が私達を信じ頼って仕事を発注してくれるように、会社としても努力することは大切ですが、それ以上にまずは会社を代表する私自身が信頼するに足る人間でなければなりません。

まずは、私が社員を信頼し、社員が社長である私を信頼してくれること。そして、地域の人たちからも信頼されるように、自己を向上させていくこと。

何かが欠けているようであれば、心からお客様に信頼されるモノ造りには、到底及ばないのかもしれません。

まずは自分自身をしっかりと磨き続け、説得力を伴って社員に想いを伝播していくことが大切だと考えています。

 

2012年7月 8日 (日)

大学の同窓会

昨日、8年ぶりの大学の同窓会を企画して実施しました。

前回は大学の同期が準教授に就任したお祝いとして実施し、今回は40歳を過ぎて厄払いも兼ねながら、久しぶりに集まろうと計画をしました。

皆さん忙しかったとは思いますが、15名の同級生が全国から集まってくれて、近況を語りあったり、想い出話に花を咲かせたりと、本当に楽しい時間を共有することができました。

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40歳ともなると、同期の仲間達もそれぞれの立場で、会社や組織の中枢として頑張っています。

ただ、そうした日頃の苦労も忘れてしまうくらい、大学時代に戻った気分で楽しくお酒を酌み交わすことができましたhappy01 

今回は、3名の幹事でホテルの手配から段取りまで分担して進めてきましたが、こうして先立ちをしてくれる人がいるからこそ、こうした会を実施することが出来ます。

会場となった盛岡の愛真館さんにも、様々なご配慮を頂いて本当にお世話になりました。そして、参加してくれた同期の仲間達も本当にありがとうございました。

こうしたネットワークをこれからも大切させて頂きますshine

2012年7月 7日 (土)

大迫中学校のふれあい事業を通して

大迫中学校のふれあい事業を通して感じたことなのですが、挨拶や人の話を聴く姿勢、素直さなど、本当に良い生徒さん達だなという印象を受けました。

10日程前に事前打ち合わせに学校に行った際にも、すれ違う生徒さん達から代わる代わる挨拶をされて、何か清々しい感じが余韻として心に残っていたので、より強くそう感じたのかもしれません。

お昼についても、学校側のご配慮で校舎の教室で席について食べることが出来ましたが、その教室行くまでも順路についても、すごく丁寧に示して頂いておりました。

こうした一つ一つの心配りが、本当に嬉しく感じられました。

下の写真は、廊下を歩いている時に、ふと目にとまった張り紙です。

「心を磨く清掃」 大迫中学校の生徒さん達を見て、心から納得してしまう言葉でしたshine

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2012年7月 6日 (金)

花巻建設業青年部ふれあい事業(大迫中学校)

今年で24回目の実施となる平成24年度の建設業ふれあい事業を、7月6日(金)に大迫中学校で実施しました。

本当は5日(木)の開催予定だったのですが、朝から雷が鳴って小雨も降っていたために、予備日の翌日に順延した事業です。

前日からの大雨の影響で校庭内に入れない箇所も多く、事業実施場所を学校内の様々な場所に変更しながらの対応となってしまいましたが、学校側のご協力を得て無事に事業を終えることが出来ました。

大迫中学校の全校生徒を対象に、午前と午後に分かれて、一日事業を実施しました。

P1010112 建設作業体験

P1010117 バックホウ乗車体験

P1010116 コンバインドローラー,ホイルローダー乗車体験

P1010104 高所作業車乗車体験


P1010101 測量体験,距離・高さ当てクイズ

普段は近づくことが出来ない建設機械を実際に操作したり、建設作業や測量作業を体験したり、建設業で実際に働いている私達と話をしたりする中で、今ままで以上に建設業に対して親しみを感じてくれたはずです。

先生からは、普段の授業よりも真剣に楽しく、生き生きと頑張ってというお言葉を頂きましたが、その通り多くの笑顔に出会うことが出来た一日でした。

今回の経験をキッカケとして、建設業の次代を担う若い力が出てきてくれれば幸いだと考えています。

お世話になった大迫中学校の皆さん、リース会社やメーカーの皆さん、女性マネージングスタッフの皆さん、そして建設業青年部の皆さん、本当にありがとうございました。

建設業青年部の会長として、心から感謝申し上げますshine

2012年7月 5日 (木)

一つのご縁から(外構工事完成)

先日、昨年からのご縁でお世話になっていた外構工事が完成しました。

お父さん所有の建物を解体したことが最初のご縁で、その解体した跡地に車庫を築造し、今回の息子さんの新築に関わる外構工事に至るまで、様々な工事を引き続いてお世話になっています。

自社達できちんと仕事をする会社だからと、最初にご紹介頂いた知人とも一つのご縁ですし、こうして仕事が次の仕事につながっていくのも本当にありがたいご縁です。

こうしたご縁やご恩に報いるためにも、私達はモノ造りのプロとして仕事を通して恩返しをしたいと考えます。

未整理写真 1714-s Before(着工前)

今回の外構工事に関わる工種は様々なあるのですが、今日は正面から見える部分をご紹介します。

芝生工,地先ブロック設置工,敷き砂利工,花壇(黒土)設置工,ポスト設置工,擁壁及びフェンス設置工などが写っていますが、これらは全て自社社員だけで施工をしています。

未整理写真 2366-s After(完成)

お客様に提供するモノだからこそ、可能な限りしっかりと自分達で仕上げていきたいという想いがあります。

そうした幅広い仕事に対応していくことは、自分たちの技術や知識の向上にもなりますし、別な仕事をする時の応用にもなると考えています。

ただそのためには中核となる職人や技術者の方がいて、その人達を中心に共に仕事していくことが前提とはなりますが、こうした経験が積み重なっていくことが未来の大きな力になると考えています。

下はカラー地先ブロックの間に敷き砂利をしている写真です。

カラーブロックは綺麗ですが傷つき易いので、人力を中心に周辺の仕事も丁寧に進めていく必要がありました。

写真の通り法線がカーブしていますが、1本60cmのブロックを曲げて施工する際には、一度現地にブロックを実際おいて法線をイメージして、切断位置をブロックに記します。

そこを目印に切断をしてブロックを合わせることで、見た目で良い感じのカーブを描くようにしています。

RIMG0004 (3)-s construction condition (施工状況)

下は芝生の下地となる山砂を敷きならして仕上げた後に、肥料を施しているところです。

野芝は、野芝用の除草剤があるように、他の芝に比べて維持管理がし易く強いという特徴があります。このように野芝を選定したことや、施工のポイントに関しては造園屋さんにアドバイスを頂きながら仕事をしています。

こうして気軽に相談できる信頼できる方々が近くにいることの方は、大きな財産だと想います。

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様々なご縁で施工させて頂いた工事を、無事にしっかりと終えることができて本当に良かったです。

お世話になった皆さん、本当にありがとうございましたshine

2012年7月 4日 (水)

暑さ対策として

今日も30℃を超えるくらいに、暑さ厳しい季節になってきました。

私達建設業は屋外で作業することも多いため、環境を選ぶことは出来ません。

夏の暑さや冬の寒さにも負けずに、皆さんの生活を安全・安心・便利にするために、一生懸命に仕事をしてもらっています。

ただ、そうして外で体を動かして頑張っているからこそ、暑い夏には熱中症が心配になります。

弊社では、以前に知り合いから頂いた業務用の製氷機があるので、日中は氷水を飲んでもらうようにしています。

ぬるい水を飲むよりも、冷たい水を飲んだ方が体のクールダウンにもつながると考えています。

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また、熱中症対策のアメも、以前は塩味とかシンプルなものが多かったのですが、最近は様々なフルーツの味もあって、年々美味しくなっているような気がします。

需要が増えていることにも、起因しているのかもしれませんね。  

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こうした事に加え頑張ってる社員の皆さんが一日の仕事を終えて、少しでもリラックスしてもらえるように、今年から自動かき氷機を設置しました。

私の家内がネットオークションで落札してくれたのですが、従業員の皆さんからも大好評です。たまたま業務用の製氷機があったことで、今回の設置につながりました。

仕事から戻ってきてからや、毎日夕方に実施している工程会議を終えた後に食べたりと様々ではありますが、頑張っている社員の皆さんの労いになればと思っています。

ちなみに、副業でかき氷の販売まではしていませんので、あしからずなのでしたshine

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2012年7月 3日 (火)

太陽光発電事業におけるメーカー選びの大切さ

昨日の郡山市における太陽光発電事業に関する勉強会では、様々なことを学ぶことができました。

太陽光発電の事業性を考えたとき、20年間/40円(消費税抜き)で発電した電力を全て電力会社が購入する現在の全量買取り制度の恩恵は大きく、これだけ様々なメガソーラー構想が持ち上がっている意味がよく分かりました。

私たちの地域であれば遊休地や工場の大規模な屋根などは事業用として十分でしょうし、都市部では家庭用の太陽光発電パネル設置に屋根を貸すビジネスが始まっていますが、それでも商売として成り立つような魅力があります。

ただ気をつけなくてはならないのは、年月と共に太陽光パネルの発電効率は低下していくのですが、それがメーカーによって大きな差があるということです。

ドイツの第三者認証機関(TUV)の試験結果によるとですが、厳しい環境下で検査をすることで、10年相当の検査をより短い期間で再現し、その性能結果を示している比較一覧表がありました。

あくまでも実験データなのでそれを公表してはいないのですが、想像以上に大きな差があることにショックを覚えましたし、私たちが京セラのみを扱っていて良かったと想いました。

・世界初の「長期連続試験」認証を京セラが受賞/http://www.kyocera.co.jp/news/2011/0105_sktp.html

また、海外・国内を問わず、自社で製品を製造していない、いわゆる「OEM/相手先ブランド名製造」といって、自社では生産をせずに、他社に製造を依頼してそれに自分達のブランド名をつけて販売している会社が多いという事実も分かりました。

先ほど発電効率の低下のことを記載しましたが、メーカーとしての実績が短い会社が安さ戦略で世界シェア上位になっているため、長期的なバックデータが実際には無いという大きなリスクを有している製造会社もあります。

数年前には当時世界シェア1の会社が倒産している事実もありますし、いくら何年補償と言っても、その会社が無くなってしまっていれば補償はしてくれませんから、そうした製品の品質に関する注意も絶対に必要だと感じました。

更にメガソーラーの場合、高電圧回路であるが故に発電効率が著しく低下する、PID現象という問題があることも知りました。

PID現象/http://green.atengineer.com/pr/mag-library/20120216001.html

京セラを含めて4メーカーはその試験にも問題ありませんが、それ以外のメーカーパネルでは、そうした低下の症状が発生していました。

これは発電規模によっても低下の割合に差があると思うので、一概に発生して問題になると言えるものではありませんが、大規模発電事業を検討する際には大事な要素になってきます。

 私達のように地域に根差した建設会社の場合、長期に渡ってお客様に満足して使用して頂けるような工事や製品を提供しなければなりませんし、そうあるべきだと考えています。

だからこそ材料や製品の選定から始まって、施工方法や手順,施工した時の環境に至るまで気を配り、成果品に対する検証も含めて経験を積むことが重要ですし、こうした意識を今後も大切にしていきたいです。

仕事に必要な勉強を通して、日々様々な情報を得なければならないと、改めて強く認識させられた一日でしたshine

2012年7月 2日 (月)

太陽光発電事業の勉強に

今日の午後は、京セラコーポレーション主催の太陽光発電事業説明会に参加するために福島県郡山市に行ってきます。

いつもお世話になっている東日本ソラナさんの会長様からのご紹介なのですが、7月1日から施行される「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(全量買取制度)」を受けて、その概要や事業性を勉強してくるつもりです。

メガソーラーを設置する大手グールプ企業の話もニュース等で話題になっている状況下でもあり、弊社やグループ企業のソーラーファーム株式会社の事業内容ともリンクしてきますので、こうした機会をしっかりと活かしていきたいと想います。