完成検査を終えて
花巻市内で側溝を布設する工事の完成検査を、昨日無事に終えることができました。
ガス燃料を入れに来るタクシーや、定期的な大型タンクローリー車の出入りを確保しながら作業をする必要があり、適宜敷き鉄板で進入路を確保したり、なるべくご迷惑を掛けないように早期完成を目指しての工事です。
天気に恵まれたこともありますが、それ以上に隣接している会社さんの全面的なご協力があったからこそ、スムーズに工事を進めることが出来ました。
・着工前
・完成
1週間に1度隣接する会社さんと週間工程会議を実施して、大型タンクローリー車の通行予定などを把握しながら、工程を調整して工事を進めていきました。
本工事では可変勾配側溝を布設していくのですが、
掘削~ベースコンクリート打設~可変勾配側溝布設~調整コンクリート打設(水路底の構築)~埋戻しという一連の作業に加えて、コンクリートの養生期間も発生します。
従って、工事範囲を調整すると共に、必要に応じて適宜鉄板で養生を行って進入路を確保しながら工事を進める必要があります。
そうした私達の対応もあるのですが、それ以上に支障のフェンスを取り除いて頂いて、私達の工事範囲を通らなくても燃料を入れることが出来るようにして頂いたりと、隣接する会社さんのご協力が何よりも有り難かったです。
境にしていたフェンスを取り除いて私有地を解放して頂いたことで、工事規制が本当に楽になりました。
私達の仕事は、地域の皆様との関わり合いがとても大切になっています。
公共工事だから仕事優先だと考えるのではなく、あくまでも地域の皆様のご協力を頂いているからこそ、より安全により良いものをより早く完成させることができていると考えています。
今回の工事でも多くの皆様のお陰様で、何のトラブルもなく早期完成を果たすことができました。
お世話になった皆様に、心より感謝申し上げます。
関係者の皆様からも感謝の言葉を頂きましたが、私達にしても全面的にご協力を頂いたことに対する感謝の気持ちで一杯です。
本工事のように発注者や地域の皆様からの信頼・信用を賜り、会社として日々積み重ねていくことが大きな財産となっています。
雪が少ない冬を予測して無理をして受注した工事ではありましたが、苦労が糧となる工事現場になりました
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