一方的にならないこと
出来る範囲の中ではありますが、様々な立場で社会活動をしていると、そうした立場だからこそ経験できることがあります。
特にも組織のリーダーである場合には、苦労も大きい分、得られることも大きくなります。
様々な立場で多くのことを経験していると、物事を為すときの道筋を考えることができたり、ネットワークを活かして、自分だけの力では出来ないような物事を考えていくこともできます。
利害関係が全く無い中で人を動かしていくことは大変ですし、だからこそ大きな修練になっている部分もあると感じています。
そうした中で、最近もまた一つ学ぶ機会がありました。
会議の中で、どんどん意見が出てくるようであれば良いのですが、場合によっては意見があまり出ない場合もあります。
意見が出ない時の事を想定して、事前に準備していた素案を提示して、その説明をしながら更に意見を求めてはいたのですが、ついつい私からの一方的な流れを作ってしまい、様々な意見が言い辛いような雰囲気にしてしまったようです。
後で、他の人を通して貴重な意見を聞くことになりました。
意見が無いから良いとするのではなくて、少しでも意見をもらえるように指名をするとか、もう少し配慮をすべきでした。
確かに大勢の人がいる中では、思っていても自分の意見を言わないでしまう場合が、私自身もあります。
こうした配慮も、皆さんで物事を進めていく上ではとても大切なことなのだと、改めて反省しました。
自分の意見が反映されるということは、それに対しての責任が生じることですし、ただ単に言われたままにやらされているのとは、気持ちや意識の上でも大きな違いが生じます。
苦労だけに終わるのではなくて、より良い活動にしていくためにも、携わる皆さんの気持ちが大切です。
こうした様々な経験を日々積み重ねながら、しっかりと自分自身にも活かしていきたいものです
コメント