環境に合わせながら
今年は、この時期にしては暑いくらいな気温が続いてはいますが、日暮れも遅く天気にも恵まれて、私達建設業者にとっては非常に工事し易い環境が続いています。
私達はこうした環境を選ぶことは出来ません。その場所、その時の気候に応じながら仕事を進めていく必要があります。
時には雨にも負けず、冬の寒さにも負けずに仕事をしなければならない時もありますが、良い環境の元で仕事が出来ることは、より良い仕事をより早進めていくことにもつながっていきます。
昨年の雪が多い冬に仕事をしている時のことを考えると、仕事の進め方にしても、土質への配慮などにしても、心配すべき点が減って、より現場を進め易くなっています。
こうした時期に、皆様との様々なご縁で仕事をさせて頂けるのは、本当に有り難いことだと感謝の気持ちで一杯です。
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話は変わりますが、今年は復興関係の工事への配慮もあって、公共工事に関しては例年よりも発注時期が全体として早くなってきているようです。
仕事が一定の時期に集中してしまうと、専門工がいない、誘導員がいない、リース機材がない、材料が入荷しない...など、昨年の秋頃からは年末にかけてのように、大変な状態になってしまいます。
内陸地域でもそんな状況ですから、復興需要がより高い沿岸部においては、更に大変な状況が想定されています。
そうした仕事の集中を、少しでも緩和するための一つの取り組みだそうですが、県工事に関してもより広域的な観点で工事発注が調整されていくようになるのかもしれません。
こうした公共工事の発注環境も、民間工事のニーズも、気象条件や現場環境にしても、外部環境を変えることは出来ませんから、私達はそこに適応して仕事を進めていかなくてはなりません。
ただ、急激な環境変化には対応することが出来なくなってしまいますから、少し先を見据えながら準備をしていくことも大切なのだと想っています。
しっかりと会社としての足腰を強くしていきながら、どんな環境にも適応できる素地を構築していきたいものです
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