就学前教育振興会議に参加して
本日は、石鳥谷町保育施設保護者会連合会の会長をさせて頂いている関係で、花巻市の就学前教育振興会議に参加する機会がありました。
こうした機会を得たことで、今の子供達の状況や課題などを幅広く知ることが出来ました。
私も2人の子供の父親とは言いながらも、自分の子供達とどれだけしっかりと向き合ってきているかを省みると、まだまだ不十分なことが多いと考えさせられました。
そんな今回の会議の中で、1時間弱の懇談の時間がありました。
そのテーマは、「家庭の教育力向上のための取り組みについて ・こどもの体力」
というものでした。
確かに、10年前の子供達と比べて、運動能力テストの結果を見ても、今の子供達の方が数字的にも落ちてきているそうですし、普段の学校生活の中でも、子供達の体力的に心配なことが見受けられるそうです。
こうした運動能力は、赤ちゃんのハイハイから始まって、様々な遊びや運動を通して、少しずつ身についていくものだとは思いますが、そうした身につけるための環境が不足しているとの話がありました。
例えば、外で自由に遊び様々な経験をしている子供は、失敗を通して危険なことを学んだり、自分の運動感覚を培ったりも出来ているのだと思いますし、
小学校の通学で送り迎えをしてもらっている子供達は、歩いて通っている子供達と比べた時に、どうしても差が生じ易い状況になるのだと思います。
こうしたことが日々積み重なっていけば、確かに差になって出てくるかもしれません。
また、もう一つ興味深い話として、
集中して人の話を聴くために姿勢を正しているにも、体幹の筋力が必要で、腹筋・背筋が弱いと、そうした姿勢を維持できずに、結果として人の話もきちんと聴くことができない。
そんなお話しもありました。
親として子供の学ぶ環境を創ってあげる大切さや、しっかりと約束事を決めながら、子供達に対して親としてもしっかりと背中を見せていく大切さを、改めて強く感じさせて頂いた今日の会議でした
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