理事会挨拶から
4月は新しいスタートということで、本来は明るい希望を持つべき月だと想います。
しかし、現在の世の中は、道路特定財源の問題や、日常品の価格上昇というだけではなく、年金や日銀の問題、円高・株安の問題等々、更に不透明さが増しているように想います。
そのような中にあっても、私達は青年経済人として、会社を導く使命があると同時に、社業を安定・発展させていかなくてはなりません。
そのためには、本当に多くの経験をしながら自己を向上させ、意識を変革し、将来に向けてのビジョンを持って一日・一日を頑張っていくと同時に、より多くの自分自身のネットワークを構築しながら、力を合わせ、様々に相談できる仲間を増やしていく必要があると想います。
そしてまた、私達はこの地域に根差して仕事をしているからこそ、そしてこの地域で生活をしているからこそ、この地域の一翼を担うリーダーとならねばならないという誇りと自覚を持ちながら、この地域の発展に寄与していかなくてはなりません。
それは、お世話になっている地域の人達への恩返しであり、自分達の子供達の世代に、より豊なまちを残していく使命が、私達大人の世代には当然あることですし、特にも志しある我々青年会議所メンバーは、そうあるべき事なはずです。
我々は、誰しもが成長過程ではありますが、皆さんの様々な考えやアイデアを持ち寄れば、その中から光り輝く種を蒔くことができ、未来に向かってきっと大きく花開くような、そんな活動をしていくことも、我々青年会議所はできるはずです。
企業の社会的使命や、企業のコンプライアンス、企業モラルの向上。
そして、どうやって社員のモチベーションを高め、自己を向上させ、頑張ろうという気持ちを持つようにさせることができるか?
どうやって、企業として生き残ることができるか? 将来ビジョンをどうしていくのか?
同じ仕事の繰り返しや、単なる講演会や活字の知識だけで、本当に自分自身を変える事は出来るのでしょうか?
私は、毎年様々な事を経験できる青年会議所は、立場や責任感が人を育て、様々な人達との出会いに中で、己が磨かれ成長できる団体に成りうると考えています。
だからこそ、多くの事に挑戦し、様々に想いをぶつけ合い、自分自身の壁を越えながら共に成長できるように、頑張っていきましょう!
それが、今年の「ひとを創る」というスローガンに繋がっていくと考えています。
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