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2018年12月

2018年12月24日 (月)

励みになります

12月19日に、岩手県の優良経営建設工事の表彰式におきまして、「平成30年度優良下請負企業表彰」を受賞させて頂きました。

元請の成和建設さんが優良工事表彰を受賞されてことに伴い、下請として弊社をご推薦頂いたことによる栄誉になります。

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この工事では、パイプライン布設工事や排水側溝工事を中心として、大型水路(幅2,000×高さ1,000)も230mあまり施工させて頂きました。

ちょうど写真に使用して頂いている大型水路になります。

(写真に照明が反射して写り込んでしまっていて申し訳ありません...)

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まさに発注者や元請のご指導の賜ですが、こうして施工能力を評価されての受賞もありがたいものです。

 

平成21年には元請として岩手県優良工事表彰を受賞したことがあるので、今回は立場を変えての受賞になります。

一級河川葛丸川筋葛丸川橋下地区河川災害復旧(19災290号)工事

 

これからも地域の皆様から安心して仕事を任せてもらえるように、更には困った時に頼りにされる会社であり続けられるように研鑽を積んでいきたいものです。

2018年12月19日 (水)

会社忘年会

12月15日は会社の忘年会を開催しました。

日々頑張って頂いている社員の皆さんを始めとして、お世話になっている方々にもご参加頂きました。

今年は雪の心配が無かったので、全社員参加で楽しい一時を過ごすことができました。

 

忘年会では、日々頑張ってくれた社員の皆さんや、勤続年数が5年,10年というように5年毎に永年勤続を迎えた方の表彰をさせて頂いています。

写真は除雪なども含めて日々頑張ってくれている、新卒2年目の社員さんです。

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表彰を終えたあとは、毎年恒例のジャンケン&くじ引き大会を開催しました。

ジャンケンに勝った人からクジをひくやり方なので、ジャンケンの運よりもくじ引きの運がポイントになってきます。

皆さんから頂いたお歳暮や会社で用意をした景品を22個用意をして、参加者全員で分けさせて頂きました。

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午後6時から開催をしたのですが、本当にあっという間の3時間でした。

社員全員で大いに親睦を図ることができた、楽しい忘年会となりました。

 

今年も残すところ10日あまり。

無事故無災害で笑顔で新年を迎えられるように、皆で気を引きしめて頑張っていきたいと思います。

2018年12月13日 (木)

除雪業務が始まりました

先日の朝方の降雪を受けて、いよいよ今シーズンの除雪が始まりました。

 

翌日にかけての天気予報を見ながら、「これは明日除雪になるかもしれない」と思った時は、その判断がつきそうな時に目覚ましを掛けて起きるようにしています。

除雪だけではなく、融雪剤の散布業務を実施している共同企業体の仲間もいるので、いよいよ危ないときには連絡をもらうようにはしているのですが、それは突発的な大雪に対応するためなので、基本的には自分でも起きて判断をしています。

12月12日の朝方に強く降る予報だったので、3時30分に目覚ましをセットしていたのですが、こういう時は緊張しながら眠っているので、自然に目が覚める時が多いです。

 

12日も、実際にパット目が覚めたのが3時過ぎでした...

いつもとりあえずはどんな状況かなと、夜目が覚める度に、各種天気予報やアメダスデータで雪の降り方や近隣地域の降雪量を確認しながら状況を把握すると共に、これからの雨雲の動きなどをチェックして状況を把握します。

時には、道路のライブカメラも見たりしています。

 

先日も、これはやばいな。。。 と布団から飛び起きて外を見ると、昨夜までの雪が無い状況から一変して、

「辺り一面の銀世界に変わっていました」

というような綺麗な表現をしている場合ではなく、

既にかなりな積雪があったので、慌てて外に出て確認をすると既に7cmは積もっていました。

 

今年から山沿いの県道も除雪路線に含まれたので、防寒着を着込んで車を走らせて、実際の降雪状況を確認しに行きました。

現場に着くまでもどんどん雪が降り続いて、4時頃に現場に着いた時には8cmを超え始めていました。

こうした朝方のドカ雪は本当に判断に迷いますし、既に除雪出動が決まっているときの方が、同じ時間に起きたとしても何倍も気持ちが楽です。

 

自分の判断を思い起こすと、こんな感じです。 

まずは、初期除雪として認められている除雪トラックを出動させる手配をして、通常積雪量が多く交通量も多い山沿いの県道に投入しようと考えました。

ただ、気温があまり低くないし、このまま降り続いて本当に10cmを超えるだろうか...

(出動基準が10cmを超えることなので)」

この時間から出動すると、朝の通勤ラッシュまでに除雪を終えることは到底できないし、そうなると渋滞や事故の元にもなってしまう。このままグレーダーも出動させるべきかどうか...

通常は車道除雪を行ってから歩道除雪を行うべきだけど、そんな時間は無いし、子供達の通学を考えると学校付近だけでも歩道除雪を先行させたいし...

など、あれこれと考えれば考えるほど、除雪の出動基準もあるので本当に判断に迷ってしまいます。

今回は除雪を一緒に頑張っているもう1社の仲間にも相談をしながら判断を進めていきました。

結果的には、雪が多い西側の車道除雪と、歩道除雪を全面的に実施するように、除雪担当者に出動してもらいました。

 

という感じで、除雪シーズンには各会社の担当の人達が、深夜に起きてパトロールをしたり、降雪状況を確認したりしながら除雪の判断をしていますし、多くの皆さんが大変な除雪業務を頑張ってくれています。 

 

今年から路線が増えたことで、弊社もグレーダー除雪を再開しました。

と、時には新しい除雪機械に対応をしていかなければならない場合もあります。

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ただ、私にはとても気がかりなことが..

建設業も人手不足や高齢化が大きな問題となっていて、今の除雪体制を維持していくことすら、本当に厳しい状況になっている会社が多いと思っています。

建設業に従事する若い人達がどんどん減ってきている中で高齢化は進み、特にも過酷な除雪業務を支えてくれている人達は、確実に少なくなっているように感じています。

「本当は交代で休ませたいけど、きつく難しいこの除雪機械のオペレーターに替えの人間はいないし... 昼間休んでも良いから、申し訳ないけどなんとか今日も頑張ってくれ。」

 

除雪業務を行っている会社の理由は様々だと思いますが、私個人としては地域の皆さんにお世話になっている建設業だからこそ、除雪業務という本当に厳しい努めを果たし、冬場の交通確保に建設業が貢献しなければならないという使命感からになります。

従って、弊社の入社条件は、除雪も共に頑張ってくれることになっています(苦笑)

 

こうした地域を守っている建設業の役割や心意気を、もっと皆さんに知ってもらう必要があると思っています。

昼間は建設業の仕事を頑張りながら、時には休日や深夜を問わず、更には吹雪のような厳しい環境下でも除雪業務も頑張ってくれている人達がたくさんいます。

 

除雪業務に社員を出動させた時には、

「今日もこんな時間からの除雪業務に出動してくれて本当にありがとう。吹雪で視界が悪い中の除雪業務だけど、どうか事故やケガもなく作業を終えて、みんな無事に戻ってきて欲しい」

私もそんな祈るような気持ちになっています。

 

日々除雪業務を頑張っている皆さんに対して、少しでも暖かい気持ちで応援して頂ければ本当に嬉しいです。

2018年12月 7日 (金)

全国建設青年会議を終えて

久しぶりにブログ更新をさせて頂きます。

 

12月4日に全国建設青年会議 第23回全国大会が私達、東北建設青年会議が主管として開催されました。

昨年に私が東北の会長を務めさせて頂いた時から様々な対応が始まっていたので、一年近い年月を掛けてこの全国大会が準備されたことになります。

石井国土交通大臣を始めとする30名を超える来賓の皆様、そして全国9つのブロックから520名を超える青年会議の方々にご出席を賜りました。

開催場所は、東京大手町の経団連会館になります。

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大会本番を迎えるまでにも、3回の準備会を重ね、ブロック会長の皆様等から様々なご意見を頂戴し、東北としても多くの会議を重ねて準備を進めてきました。

私も来賓アテンドなどの責任者として、更には全体のタイムスケジュールや役割分担を考え、少しでも当日の運営がスムーズに進むように準備をしてきましたが、今まで様々な立場を経験してきたことが本当に役に立ちました。

その時々にはいつも苦労を重ねることにはなるのですが、その苦労から得た経験という財産を積み重ねてきたことで、少しは判断力・想像力・対応力などが身についてきたのだと思います。

 

私が言うのもおこがましいのですが、東北地区青年会議の各担当の皆さんは、それぞれの役割をしっかりと全うされただけではなく、自分達なりの考えで必要とされる臨機応変な対応もしっかりとされていました。

そうした本当に素晴らしい皆さんと共に努力し、500名規模の全国大会を無事にやり遂げることができた事は、自分としても大きな自負となりました。

 

各リーダーやスタッフの皆さんがしっかりと頑張ってくれたお陰様で、大会本番の際には大会顧問という立場で会長会議に参加をし、パネルディスカッションを聴く時間も頂きました。

それも全ては裏方に徹してくれた、多くのスタッフの皆さんのお陰様だと、心から感謝申し上げます。

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私達建設業は、インフラを整備し地域の安全安心を守るために維持管理や除雪作業を行っていますが、あまりそうした仕事がクローズアップされることはありません。

実際にその仕事がどんなに重要だったとしても、建設業のことを広く知って頂かなければ、全ての業種が人手不足な中において、建設業に入職をしてくれるものではありません。

私達も今まで以上に働き易い環境を整え、厳しい環境下での大変さ以上に、多くのやり甲斐や誇りをもって頑張れる建設業としての魅力を発信していくことが大切になります。

 

今の素晴らしい生活環境が未来永劫続くわけではなく、日々の維持管理に加えて、インフラも老朽化する中で修繕が必要ですし、災害大国日本だからこそ防災や減災のために備えていくこと、更には経済力を高めるために交通インフラなどを整備していくことも重要になります。

地域の下支えとして必要不可欠な建設業がしっかりと存続できるように、これからも様々な活動を通して建設業の必要性や魅力を少しでも伝えるように努力していきたいと想います。