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2018年6月

2018年6月26日 (火)

一区切り

久しぶりにブログを書きたいと思います。

6月8日の岩手県建設業協会 青年部連絡協議会総会を終えて、2年間努めさせて頂いた連絡協議会の会長としての役目を次の会長にバトンタッチさせて頂きました。

同様に、6月25日に福島の地で開催をされました東北建設業青年会の総会をもって、東北の会長としての役割も無事に終えて、新しい会長に引き継ぐことができました。

 

それぞれに顧問として残るので、いきなり何もしなくなる訳ではありませんが、組織の中で一番責任が重い会長という立場でいるのとでは大きな違いがあります。

自分としては人をサポートすることの方が性に合っているのですが、時にはリーダーを務めなくてはならない場合があります。

しかも、分相応を超えているような立場もありますし...

確かに大変な立場ではありましたが、今までの様々な経験が役に立ちなんとかやり遂げることができました。

 

自分も共に頑張りながら人を生かすパートナーシップ的なリーダーを心がけているのですが、自分も共に出来ることを頑張っていくことで、信頼関係を構築することができました。

また、懇親会のような場でも、皆さんと共に盛り上がったり、様々な話をしたりと、そうした時間でも絆が深まっていきました。

岩手の会長として、また東北の会長として努めたこの1年間は、本当に多くの経験と学びをさせて頂きました。

多くの皆様のお世話になり、本当にありがとうございました。

 

話は変わりますが、建設業についても、今まで以上に広い視野で物事を考えるようになっています。

昨日の総会における会長挨拶では、宮沢賢治先生の「世界全体が幸福に・・・個人の幸福はありえない」の言葉に準えて、

「建設業全体が良くなってこそ、自分達も良い環境の中でより頑張ることができる」と話をしました。

全体がより良くなる為に何をすべきか?

それを考え実践にしていくのが、協会の役目のだと自分なりに考えてもいます。

 

これからも地域の安全・安心を守って行けるように、建設業はしっかりと下支えができる能力を有していなくてはなりませんが、これから先どんどん建設業の担い手が減っていきます。

私たちも今まで以上に努力をし、働き方改革や生産性の向上を図り、より魅力的な産業へと変革していかなくてはなりません。

 

仕事の付加価値として、地域のお祭りや農作業,消防など、様々に地域の役に立っている建設会社社員として、仕事という範疇を超えてのやり甲斐や魅力を発信していく必要もあるのかもしれません。

仕事を通じて得た技術を仕事以外の場面でも発揮し、皆さんの役に立っていくこと。

 

それぞれに自負を持って、今まで以上に建設業で働いていることを誇れるようになりたいですね。