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2017年2月

2017年2月22日 (水)

ちょっとした工夫で

色々なお仕事をさせて頂いているのですが、様々な工夫でより費用を掛けずに工事を行うことができる場合があります。

 

先日、弊社で工事を行ったことがご縁で、破損した車止めの修繕を依頼されたことがありました。

基礎コンクリートに車止めが埋設されて一体化してあるのですが、基礎から入れ直す方法ではかなりな費用が発生してしまいます。

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支柱の埋設深さが25cmということが分かっていたので、車止めの本体だけを新しいモノに交換する方法を考えました。

当初予定していたコア削孔は現場で使えませんでしたが、第2案としてモルタル充填してある部分をブレーカーで斫る方法を考え、きちんと取替えをすることができました。

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様々な経験や工夫が、現場ではいつも活かされていますし、

今回のように、お客様にもプラスになるような提案を常に心掛けていきたいものです。

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最近感心をした、ちょっとした工夫のご紹介でした。

 

2017年2月11日 (土)

たろし滝測定会に

4年連続になりますが、今年もたろし滝測定会に行ってきました。

毎年2月11日に開催される恒例行事で、平成29年度も無事開催をされました。

 

今年は、次男と共に参加です。

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冬の葛丸川もきれいです、今年も仮設の橋がきちんと掛けられていました。

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今年は雨が降ったりする日も多かったので、やはり厳しいかなと想いながら、坂道を上っていきます。

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行く途中はロープが張られていて、ロープを頼りに山を登っていきます。

やっとたろし滝が見えてきました。

「あ~、つながっていない」 と子供の残念な声。

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上下にはつららがありますが、残念ながらつながってはおりませんでした。

一度つながった事もあったそうですが、気温が高くなった時に崩れてしまったそうです。

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たろし滝測定会は、豊作祈願、御神楽奉納、そして測定へと進んでいきました。

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今年は残念ながら計測不能だったのですが、過去最大だった昭和43年の8.0mの氷柱をイメージさせてくれました。

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恒例の、豊作祈願川柳です。板垣寛会長が、毎年川柳を披露してくれますし、ここ数年は岩手県知事も川柳を寄せてくれています。

板垣会長 「測れない ための対策 模索する」

達増知事「氷柱に 国体レガシー 光り立つ」

板垣会長は、トランプアメリカ大統領や宮澤賢治先生を引き合いに出しながら、今回の句を紹介されていました。

予測不能な厳しい環境下でも、智恵を絞って努力をして、良い結果につなげたいものです。

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我が家の子供にとっては、氷柱を見ることができなかった残念な測定会となりました。

帰りには美味しい「ひっつみ」や甘酒もご馳走になりました。

関係者の皆様には、いつも心がこもったお持てなしを頂戴し、心より感謝申し上げます。

寒い中、準備も含めて本当にご苦労さまでした。

 

※昨年のたろし滝測定会の様子です

4.7mの立派な氷柱が出来ておりました。 参考までにご紹介です。

2016.2.11のブログ です

2017年2月 3日 (金)

建設懇話会に参加して

先日、花巻市で開催をされた建設懇話会に参加する機会があり、岩手河川国道事務所や花巻市役所の方のお話しを聴かせて頂きました。

 

岩手河川国道事務所のお話しは、「道路・河川を取り巻く最近の話題」と題してだったのですが、地球温暖化の影響で雨の降り方や強さが変わって来ているデータがありました。

その中で、時間50mmを越えるような雨量の発生件数が、およそ30年前と現在とでは1.4倍も増加していることが示されていました。

気候変動の割合が今後どれくらいのスピードで進行していくのかその評価は分かれていますが、いずれにしても大雨災害のリスクが高まっていくことが懸念されています。

 

8月の台風10号災害のように、今後も台風が直接東北に上陸をして大きな被害をもたらすケースは十分に考えられますし、河川堤防築造のようなハード面の整備は時間が掛かることから、自分たちの安全を守るソフト面の対応が大切になってきます。

 

残念ながらどれくらいの発生確率なのか迄は記されていませんが、花巻市でもハザードマップを示していますので、万が一の際の避難経路や、自分が住んでいる場所のリスクを知ることができます。

花巻市ハザードマップ

 

先日の台風10号災害のような雨量が、北上川流域に降った場合はどうなっていたか?

そうした身近にイメージ出来るような情報も意義あることかもしれません。

 

会社の事業継続(BCP)を検討している最中だったこともあり、様々に考えさせられる良い機会となりました。