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2016年3月

2016年3月31日 (木)

年度末を迎えて

私達建設業の場合、年度末が大きな区切りとなっています。

3月31日で平成27年度が終わり、明日から平成28年度が始まるのですが、1年という時間を振り返ると、いつもあっという間に時が過ぎている感じを受けています。

本当に、光陰矢のごとしですね。

 

新年度の目標やスローガンを考えている中で、今までの経験を踏まえ、少しでもより高いレベルを目指そうと想っています。

外的な環境は常に様々に変化していきますし、そんなに先を見通す力は無いまでも、少しでも先を見据えて準備をしていかなくては、将来的な変化に対応できなくなります。

 

地域の皆さんから真に必要とされる会社であり続けるためにも、全ての企業活動を通して地域に貢献し、お客様からも感謝される仕事を積み重ねていくこと。

 

向上心を大切に信頼・信用を積み重ね、より強い会社を目指していきたいものです。

2016年3月25日 (金)

建築工事の現場から

先日検査を終えた建築工事の現場からです。

冬期施工という厳しい環境下での仕事ではありましたが、無事に完成を迎えることができました。

こうした建築工事については、暖冬で雪が少ない事がお陰様になっています。

  

・遣り方完了

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・基礎型枠

鉄骨建物の基礎コンクリートで複雑な形状ではありましたが、弊社の大工さん達が工夫をしながら型枠を造ってくれました。

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・鉄骨建て方完了

鉄骨や屋根は専門業者さんにご協力を頂き、その後のサッシをつけている状況です。

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・完成

茶色を基本とした建物で、とても良い色合いで仕上がっています。

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今回の工事についても、新たなご縁を頂いてお世話になることになりました。

お客様から感謝の言葉も頂きましたが、こうして信頼される仕事を日々積み重ねていきたいものです。

2016年3月21日 (月)

一足早く

ニュースでは桜の開花便りが伝えられるようになってきました。

ここ花巻も、どんどん春めいてきましたね。

 

先日、庭の桜の木を剪定した時に、一部の枝を花瓶に挿していたのですが、会社の中はやはり暖かいようです。

一足早く、開花をしておりました。

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アップで見ると、本当に綺麗ですよね。

心が和みます。

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今年度も残すところ10日あまりになりました。

良い形で新年度につなげていけるように、無災害で納得できる良い仕事を積み重ねていきたいものですね。

 

2016年3月18日 (金)

小学校の卒業証書授与式に

石鳥谷小学校の卒業式に、PTA会長として出席をさせて頂きました。

昨年に引き続き、今年で2回目の参加になります。

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PTA会長として祝辞を述べなくてはならないのですが、卒業する子供達に

・ 支えてくれた皆さんへの感謝の言葉

・ 友達との絆

・ 無限の可能性があるからこそ、自分の才能を開花させるように挑戦すること

・ 自分の夢や目標が実現できるように、努力をしていくこと

先生や地域の皆様への感謝の言葉と合わせて、こうしたメッセージを子供達に伝えさせて頂きました。

 

卒業式の最後の方に「別れの言葉」というのがあって、6年生が壇上にいて、在校生の4年生,5年生と向かい合って、呼びかけや合唱をする場面があります。

会場にいるご両親への感謝の言葉も含めてやり取りをするのですが、在校生から卒業生へのメッセージや合唱を行った時に涙ぐむ卒業生の子供達もいて、見ている私達も感動をしていました。

 

合唱もとても上手でみんな本当に良く頑張ったと校長先生も褒めていましたが、心に響く本当に素晴らしい卒業式でした。

 

いよいよ来年度には長男が6年生となり、小学校からの卒業を迎えます。

卒業生の親として参加する卒業式には、また違う大きな感動があると思います。 

 

PTA会長として学校行事に参加させて頂く機会が多いからこそ、卒業していく子供達の成長を頼もしく、そして本当に嬉しく感じることができています。

私達大人世代も、次代担う子供達のために「1人の100歩ではなく、100人の1歩」という気持ちで、無関心や他人事ではなく、お互い様の気持ちで出来ることを頑張っていきたいものですね。

2016年3月14日 (月)

建設業青年部の活動から

私達花巻建設業青年部では、震災復興に来て頂いている皆様への感謝の気持ちを伝えようと、東和インターチェンジから降りてきたところに、看板を設置させて頂いておりました。

東和中学校美術部さんのご協力を頂いて、絵も描いてもらっています。

設置状況(2011.12.20)

 

2011年12月20日に設置したので4年以上の月日が経過しておりますが、想像以上にしっかりとしていて、もうそんなに月日が経ったものかと感慨深い気持ちになりました。

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借地契約の期限と、仮設で固定していた番線の劣化で進んでいたので、残念ながら今回撤去をさせて頂きました。

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2011年12月当時、釜石自動車道はこの東和インターチェンジまでしか通れず、被災地に向かう相当数の皆さんが、この東和インターチェンジで降りて釜石方面に向かっていました。

今は更に遠野まで自動車道が伸びていているので、遠野で降りる方が多くなっていると思います。

 

こうした道路整備も含めて、予定よりは遅いという状況があるにしても、インフラ整備は確実に進んではいますが、

いくらインフラ整備が進んでいっても、そこに住んでいる皆さんの生活については、人口減少も相まって不安な声も耳にもします。

 

平成30年度には釜石自動車道も全線開通予定ですが、そうすれば花巻~遠野~釜石という横の連携もより深まっていきます。

 

復興の先にある状況を想定しながら、私達建設業もあるべき姿を考えていかなくてはなりませんね。

2016年3月11日 (金)

今日という日を

決して忘れ得ない震災から、今日で5年を迎えました。

 

今朝の朝礼でも社員全員で黙祷を捧げさせて頂きましたが、この3月11日という日には、建設業の使命であったり、命を守る防災について、様々な想いを今一度しっかりと心に刻むべき日だと考えています。

14時46分には出かけた先で車を停車させて黙祷をしていたのですが、目を閉じると様々なことが思い起こされ、一人感慨深い気持ちになっていました。

 

5年という月日が過きて記憶も断片的にはなってはいますが、未だに強く心に残っていることが思い起こされます。

今もこうしてブログを書きながら当時の記憶を思い起こしておりましたが、そうやって振り返ることが時には大切だと感じています。

 

今日はそうした当時のことを思い起こしながら、

これからの自分に出来ること。 そして大切にしていかなければならないことを、しっかりと心に刻んでいきたいと想います。

2016年3月 8日 (火)

読み聞かせへ

7日月曜日の朝は、図書ボランティアの皆さんが各教室を回って子供達に読み聞かせをする日でした。

今回も様々なご縁があって、私も次男がいる2年生の2クラスを担当させてもらいました。

 

今回の読み聞かせをした絵本は、「アンディとらいおん」というお話しで、アメリカの絵本作家の作品になります。

1961年に日本で初版が発売されていますが、50年以上の歴史がある絵本で、それだけ長い間読まれてきている良い絵本を、今回も図書ボランティアの方に選んで頂きました。

 

純粋な眼差しで絵本を見ながら静かに話しに耳を傾けてくれるので、今回もとても良い時間を過ごさせて頂きましたshine

 

これも図書ボランティアの皆さんの活動ですが、3月になってということで図書室の壁の飾り付けが新しくなっていました。

季節に応じて変わっていくのですが、いつもながら本当に素晴らしい仕上がりです。

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写真はアップになりますが、色紙を折ってとても綺麗なデザインになっています。

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・12月の飾り付け

http://takata-k.lekumo.biz/blog/2015/12/post-71a5.html

 

話しは変わりますが、

次男に読み聞かせをしていたこともあって、今年の読書標語では

「親と子の 心をつなぐ 読み聴かせ」 とさせてもらいました。

 

まさかこうした活動にまでつながるとは思ってもいませんでしたが、私のようなお父さんの読み聞かせが、少しでも子供達のプラスになれば嬉しいですね。

2016年3月 5日 (土)

教育振興運動を通して

昨日は石鳥谷小学校区教育振興協議会会長の立場で、花巻地区の集約会議に参加をする機会がありました。

 

~ここで、教育振興運動のご紹介です~

教育振興運動(略して教振)は、花巻地区で19の実践区に別れていて、それぞれにテーマを持って学校,家庭,地域住民等が協力をして活動を進めています。

これは、地域の教育課題の解決を自主的に取り組む岩手県独自の教育運動になります。

昭和40年に県内各地で学力向上のための取り組み(読書運動など)を行ったのが始まりですが、もう50年以上の歴史があって、子供達の教育水準の向上,健全育成,家庭や地域の教育力向上など、教育環境の整備充実に大きな役割を果たしている運動になります。

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昨日の集約会議では、実践事例発表として西南地区教育振興協議会の発表がありました。

「Noテレビデー」を年5回設けて、啓発ポスターなどを家庭に配布し、この日はテレビやゲーム,スマートフォンなどのメディア機器の利用をなるべく減らして、家族のコミュニケーションを深めたり、読書や勉強をする日にしよう!

という取り組みをされているそうです。

他にも、西南地区さん独自の取り組みが紹介されました。

 

活動実践報告書には、その他も含めて全19地区の活動事例が載っていますが、交通安全や読書への取り組みが全体的に行われている印象です。

活動の中心には常に子供達がいて、家庭・学校・地域がお互いに連携協力を図り、子供達のより良い環境作りに努力を重ねています。

 

PTA活動であったり、地域コミュニティーの活動であったり、この教振の活動であったりと、PTA会長という立場や当て職を通して、子供達のために様々な団体が本当に多くの活動にご尽力されていることが分かりました。 

今まではそうした環境を当たり前に感じていましたが、実際は多くの皆さんのご苦労がそこにはあるんですよね。

 

何かを受け取るだけではなく、時には何かを与える立場に回ること。

新しいことをする際には確かに苦労は伴いますが、皆さんも忙しいからこそ、更には子供達の為にもと、お互い様の気持ちでそうした苦労を分かち合いたいものですね。

 

実際やる気になれば、PTA活動などは誰もができることですし、

人のために何かをしていると、そこには感謝の言葉が生まれて、やり甲斐や楽しさにつながる場合も多々あります。 

 

今の子供達は、勉強,スポーツ,習い事などで本当に忙しいという話しを良く聴きますし、本当にその通りだとは思います。

ただ、そこに地域との関わりを持つ時間もしっかりと加えて頂いて、子供達が自分が生まれ育った場所に愛着を持てるように、そしてこの町で自分も頑張るとか、どこか遠くに行っても戻ってきてこの町のために頑張りたいとか、

そういう人財が育っていくような環境が、少しでも増えていけばと願っております。

 

私達は親世代として、次の子供達により良い環境を残せるように、そして子供達がこの地域でしっかりと頑張っていけるように、多くの皆さんの努力を一つに重ねていきたいものですね。

2016年3月 3日 (木)

除雪のこと

昨晩、「笑ってコラえて」のダーツの旅で岩手県花巻市石鳥谷が紹介されました。

俳優の藤原竜也さんが、石鳥谷の良いところや人を紹介してくれるのですが、中には知っている人や、行ったことがある場所なども紹介されていて、家族で盛り上がってみていました。

やはり自分たちの良く知っているところが、こうして紹介されるのは嬉しいものですね。

 

石鳥谷を訪れたのが2月11日ですが、全くというくらい雪が無く、とても雪国らしい景色ではありませんでした。

それが2月末の雪に加えて、今日はその時以上の大雪です。

まさに名残雪でしょうか。

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朝の5時まではたいして積もっていなかったのですが、わずか3時間で30cm近く積もってしまいました。

 

さすがに30cmも一気に積もると、私達雪国でも非常事態です。

一刻も早く出動したいとは思っても、朝方の雪だったがために出勤・通学時間帯を避けて、8時30分からの除雪が精一杯でした。

 

市街地や狭い道路での除雪の場合、人や車の往来が多い朝の通勤時間帯に除雪をしてしまうと、無理に除雪車を追い越しての事故や、除雪に伴う渋滞などが発生する可能性が高まります。

更に歩行者が多い中での歩道除雪も危険です。

 

私達にとってリスクが高いだけでなく、市民の皆様にもトラブルが発生する危険性が大きくなります。

更に、今日はその時間帯に雪が強く降っていて視界が悪かったので、より危険な状況でした。

 

そうした理由があるとは言っても、雪にハンドルを取られてという事故も多かったと思いますし、なぜこんな時間帯にこんな大雪が... と、私達も悔しい思いをした今回の大雪でした。

更には、昼前から気温が上昇し、水分を含んで大きな塊になり易い雪になっていきました。

今日のような雪は、除雪機械で雪を押していく内に、雪だるまのように転がって大きな雪の塊になっていきます。

 

しかも、民家の入り口のように何も無い場所には除雪ブレードから雪が逃げやすく、「何故、入り口に雪を置いていくのか?」と、誰もが思う場所に雪を残していってしまうことになります。

私達も本当に申し訳なく思っているのですが、今回のような雪の性質をどうかご理解頂き、万が一にも残していってしまった場合には、皆さんのご協力で取り除いて頂ければ本当に有り難いです。

 

また重くなった雪の場合、雪の量や程度にもよりますが、雪を飛ばすタイプの除雪機械では上手く除雪できない場合があります。

ロータリー除雪機械を運転した人であれば誰しも経験がありますが、シュートに雪が詰まって、雪を取り除くのに大変な時間を要してしまいます。

今日は雪を上手く飛ばして除雪できるか、かなりギリギリな状況でした。

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大型ロータリー除雪機であれば、雪が重く飛ばすことが出来ない場合でも、ロータリーの刃を回転させて雪を散らしながら無理をして雪を押していくやり方もあります。

ただ、この場合は綺麗な除雪は出来ないですし、今日ぐらいの大雪では雪を溜め込んでしまって前に進めなくもなります。

 

春先に降る湿った大雪ほど、除雪をするのが大変な雪は無いですね。

 

もう少しだけ、現実的な除雪状況を説明させて下さい。

例えば弊社の市道除雪機械の例ですが、本日の除雪距離数が48.2kmで、除雪時間は殆ど休まずに7時間掛かっています。

全体を少しでも早く終えなければならない必要性と、皆さんに迷惑をなるべく掛けたくない思いの中で、オペレーターも相当なジレンマやストレスを抱えて、出来る限りで頑張っていることもご理解下さい。

 

目の前に雪の塊を置かれれば誰しもが頭に来るのが当然ですが、気温が高いときの雪の性質や、除雪機械の特性にご理解を頂ければ本当に幸いです。

そして、限られた機械や人員をフル稼働して、休日も関係なく、更には日中・深夜を問わずに頑張って除雪をしていることにもご理解を頂き、少しでも皆様のご協力を賜れば本当に有り難いです。

 

今は夜の8時過ぎですが、夜しか除雪出来ない企業の大型駐車場もあるので、まだ除雪を頑張ってくれている人達がいます。

そうした頑張りが有り難いですし、何よりも事故ケガ無く、無事に終えて戻ってくることを祈るばかりです。

2016年3月 1日 (火)

お父さんの読み聞かせ

今日のお昼は、石鳥谷小学校の図書ボランティアの方と子供達に絵本の読み聞かせをさせて頂きました。

今回で3回目のお父さんの読み聞かせになります。

 

読み聞かせがあることが校内放送で案内されるのですが、担当の児童さんが

「今日は13時からあおぞら教室で読み聞かせがあります。サプライズもありますので、皆さん聴きに行って下さい」

との言葉。

既にスタンバイしている私は、「えっ、もしかして私のこと??」と、ちょっとドキドキしてしまいました。

 

40名くらいの子供達を前に、図書ボランティアの方に選んで頂いた絵本を2冊読ませて頂きました。

絵本なので文章はそんなに長くないのですが、私達大人でも面白かったり、考えさせられたり、感動したりと、本当に良い絵本が多いなと感心してしまいます。

 

PTA会長をしていなければ、こうした機会を得ることはありませんでした。

2年生の次男はとても楽しみにしてくれていましたし、これだけ多くの子供達に聴いてもらえることは、正直嬉しいものですね。

 

仕事の時間を調整してのちょとしたボランティアなのですが、これも自分に出来ることの一つなのかもしれません。

来週は、朝読書に合わせての読み聞かせです。

 

こうした積み重ねが、二人の子供がお世話になっている学校へのちょっとしたご恩返しになれば幸いですねshine