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2015年6月

2015年6月29日 (月)

擁壁工事の現場から

先日完成をした、擁壁補修工事の現場からです。

経年劣化で法面を抑えていた吹付けモルタルや土留めが劣化してしまい、また下部の擁壁も傷んで来たことから、今回擁壁の工事をすることになりました。

道路脇の側溝も低く危ないことから、この委託工事と併せて施工をさせて頂きました。

 

・着工前

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側溝は新しく落蓋式側溝に入れ替えをし、手前の桝も嵩上げをしています。

・完成

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手前の側溝と横断側溝の高さが違っていたので、桝の高さを工夫し縦断方向で段差が生じないようにしています。

蓋は縞鋼板で納めています。

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本現場の特徴として、建物までの離れが無いのでL型擁壁は使えずに大型積ブロックで施工をすることにしました。

側溝は落蓋式側溝に入れ替えて施工をしています。

・着工前

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既設側溝に合わせて、新設の落蓋式側溝を布設することで舗装との段差を解消しています。

・完成

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工事前はこのように経年劣化が進行している状況でしたので、全面的に補修工事を実施することになりました。

・着工前

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お客様所有の地先ブロックを利用して欲しいということで、天端コンクリートの端部抑えとして活用させて頂きました。

天端は除草等の処理をして、砕石で仕上げさせて頂いています。

・完成

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また、お客様とご相談をして上部にあがるための階段も新設させて頂きました。

・完成

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擁壁の胴込コンクリート及び天端コンクリートを施工している状況です。

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工事が終了してから、お客様から「想像して以上に立派にして頂いて」と感謝の言葉を頂くことが出来て本当に良かったです。

今回のように感謝される工事を積み重ねていたきたいものです。

2015年6月27日 (土)

フェンス工事の現場から

先日完成をしたフェンス修繕工事の現場からです。

ラチスフェンスを新しくする工事ですが、今後の修繕の事も考慮して型式を考えました。

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柱と基礎とを連結する金具を用いて、将来的に木製のラチスフェンスが傷んでも上部のフェンスだけを取り変えられるようにしています。

基礎コンクリートは、金具の幅に合わせながら重量が50(kg/個)程度になるように寸法を決めています。

生コンクリートを使って自分たちで製作をして、12日間の養生期間を経て現場に設置しました。

 

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昨年に台所のリフォーム工事をさせて頂いたことがご縁で、今回のフェンス工事をお願いされました。

こうして同じお客様からお仕事を頂けることは、私達にとって大きな財産となります。

お客様から感謝され、信頼される仕事を積み重ねていきたいものです。

2015年6月25日 (木)

租税教室に

昨日は花北法人会青年部のボランティア活動として、租税教室をするために大迫小学校に行く機会がありました。

税金がある世界と無い世界とでどうなるかを分かり易くアニメで紹介してくれるDVDがあるのですが、税金が様々なところに使われていることが良く分かります。

児童の皆さんも、身の回りにあることで当たり前に感じていることや、こうやって勉強するにも多くの税金が使われていることを知って、

最終的な質問でも、全員が税金がある社会が必要だと感じてくれていました。

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毎年この租税教室で、1箇所から2箇所の小学校を訪問させて頂いていますが、それぞれの小学校で様々な工夫をしていることに気がつきます。

今回の大迫小学校6年生のクラスでは、一人一人が1学期のめあてと、水泳についてのめあてを3項目について書き出して、廊下に張り出していました。

そうやって自分がやるべきことを明確にして、更には他の人達の目標に刺激を受けながら、皆で頑張っていく活動にも感心をさせられました。

 

税金に関する様々な質問にも、児童の皆さんが元気に答えてくれて、とても楽しい時間を過ごすことができました。

皆で暮しを支えあうために、税金を有効に使っていく大切さを共に学ぶ機会となりました。

2015年6月18日 (木)

外構工事(擁壁,階段,犬走りコンクリート)

先日完成をした外構工事の現場からです。

施主様のご要望を受けて、L型擁壁や階段、犬走りのコンクリート工事を新設する工事になります。

 

・着工前

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・完成

登りやすいように、階段も新設しました。

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また、高さ1.0mのL型擁壁の天端は、コンクリートで仕上げています。

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・着工前

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・完成

通路には砕石を敷いて、犬走りのコンクリートも施工させて頂きました。

現地の納まりを考慮して、一段高く仕上げています。

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・施工状況

擁壁の基礎は、砕石と均しコンクリートで構築をしています。

L型擁壁の場合は、擁壁前面の基礎との接地箇所に一番の荷重が掛かるので、安定性を保つために均しコンクリートを施工します。

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L型擁壁は、このように連結する事でより一体性を高めるようになっています。

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犬走りのコンクリートを施工する際に鉄筋を布設するのですが、後から建物基礎と離れて隙間が生じたりしないように、基礎にアンカーを打設して鉄筋を連結するようにします。

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鉄筋を一体化した上でコンクリートを打設することで、基礎と犬走りコンクリートが連結されてより強固なものに仕上げることができます。

コンクリートの目地についても、目立たないようにグレーの目地材を使用させて頂きました。

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お客様からも、「想像していた以上に立派に造ってもらって」と、感謝の言葉を頂けて本当に良かったです。

こうした、感謝されるような仕事を積み重ねていきたいものです。

2015年6月16日 (火)

法人会青年部

花北法人会青年部の記念講演において、宮澤賢治さんのお話しを聴く機会がありました。

賢治さんの実弟である清六さんのお孫さんにあたる、林風舎の社長さまからのお話しで、まさに身内しかしらないようなエピソードも多く含まれていました。

同じ花巻に住んでいたとしてもそこまで詳しく聴く機会が無かったので、とても良い機会になりました。

 

・人を楽しませるのが好きな明るい性格であった

・法華経を皆に伝えたいという気持ちが様々な根底にあった

・「雨ニモマケズ」を手帳に書いていた時には、既に結核を患っている時で、あの文章は自分に向けての言葉だった

・「行って○○をする」という言葉にこそ、想いが強く込められていること

など、生前のエピソードから、高村光太郎先生や実弟の清六さんの活動も含めて、様々な事があって今に至っていることを、始めて知ることができました。

 

そして、もう一つ。

この事業報告会の場で、花北法人会青年部会の部会長を2年間努めさせて頂くことが承認されました。

図らずも、様々な役職が重なる時は重なってしまうものです。

 

今年は「研修の集い 花北大会」 という岩手県の法人会青年部が一堂に会する大会を主管することになっていますし、

来年には、青年部の30周年の記念の年に当たります。

 

為すべき事が多い2年間ではありますが、小学生への租税教室などの基本となる活動もしっかりと実施できるように、心強い仲間の皆さんと共に頑張っていきたいと想います。

2015年6月10日 (水)

心のあり方

自分で考えてアイデアがでる場合もありますが、それ以上に他の人と話している中で考えが浮かんでくる場合が、自分は多いように感じています。

自分の知識や経験の範囲は限られていますから、今までと違う何かを自分だけに求めても、簡単に答えが出てくるものではありません。

より良い考えを導き出したいという気持ちがあれば、人の考えを否定したり反論する前に、その中から新しい事を考え得るヒントを導きだせるようにも思います。

自分としては、人を活かせるリーダーでありたいですね。

 

そうは言っても、立場によっては自分自身で即座に決断をしなければならない時がありますし、時には判断に迷いながらも決断しなければならない場合もあります。

結果として上手くいかない場合もありますが、そうした事も全て経験ですし、苦労した分だけ糧にもなってきました。

 

「若い頃の苦労は買ってでもしろ」とは言いながらも、さすがに年齢と共に無理しすぎる事が良いとは言えなくなってきましたが、最近は経験が補ってくれるように感じ始めてもいます。

そして共に頑張ってくれる皆さんがいるからこそ、今でも様々なことを頑張ることが出来ています。

 

そ結局は自分の心のあり方が大切で、自分次第で良い環境を作ることも出来るのだと想います。

2015年6月 3日 (水)

側溝工事から

先日完成をした側溝工事からです。

大雨が降ると山から多くの水が流れてきて、既存の側溝が溢れてしまうという問題がありました。

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そうした問題を解決するために、側溝で新しく排水のためのバイパスを造って、下の大きな水路に水を流す方法を考えました。

途中の車が通るところは、蓋を掛けて通れるようにしています。

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今回の現場の特色として、近くの側溝は下の写真のように上下2段になっていて、上にある側溝は小さく下の大きな側溝に排水を流す必要がありました。

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下の水路に水を流すために、架台をコンクリートで現場打ちし、側溝を利用して斜路を造ることにしました。

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側溝を巻き込むようにコンクリートを打設することで、側溝が動かないように拘束もかけています。

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水が勢いよく流れて来た時にでも水路脇の土砂を削らないように、水あたり部にはコンクリートの壁を半端材料を活かして設置しています。

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地域の皆さんが困っていた課題に対して、一つの解決策を具現化することが出来て本当に良かったです。

お世話になった皆様に、心より感謝申し上げます。