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2014年6月

2014年6月26日 (木)

キッカケ

今年、地元小学校のPTA会長を努めることになったことを契機に、今までよりも様々な地区行事に参加することが増えてきました。

そうした立場がキッカケとなっての参加ではありますが、参加することで子供達と楽しい時間を共有することもできますし、人のつながりも拡がっていきます。

誰にとっても、最初の一歩ほどハードルが高いものはありませんが、一歩を踏み出すと2歩目,3歩目はもっと簡単に踏み出していくことができます。

キッカケは人それぞれだとは思いますが、何かの機会を得た時には、それも何かのご縁だと思って、前向きに考えてみたいものです。

出来ること出来ないことは当然ありますが、ちょっとずつでも背伸びをしていきたいものですね。

努力し頑張っていることが、自分自身の糧となり、自分を支える自負にもなっていくのだと想います。

 

2014年6月14日 (土)

できることを

今日は久しぶりの土曜日休みにしていましたが、自主的に仕事を進めてくれている社員の人達がいます。

忙しい時は会社側からの要請で土曜日出勤をお願いしているのですが、それぞれの仕事の状況を考えて、自主的に判断をして頑張ってくれることも有り難いことです。

もちろん会社の許可を得ての休日出勤になるのですが、私自身はそうした判断を尊重するようにしています。

こうした出勤の場合は、今後の仕事を少しでも順調に進めるために、より頑張ってくれていることが殆どだからです。

 

人はそれぞれ、得意なこともあれば、不得意なこともあります。

出来ないことに目がいきがちですが、頑張ってやろうとしていることを評価してあげる方が相手のやる気にもつながりますし、私としては不足している部分をサポートしながら、全体が上手く進むようにしていきたいと考えています。

 

言うは易く行うは難しの通りですが、様々なことを良い方向に進めていけるように、これからも苦労を自分自身の糧にし、自分ができることを行動として積み重ねていきたいものです。

 

2014年6月 5日 (木)

災害復旧工事から

昨年度の豪雨災害関連で、地域の皆様からお世話になっていた工事の中で、一番最後に残っていた工事が先日無事に終了しました。

法面も長く勾配もきついために、今回はフトンカゴによる施工方法を採用しています。

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下に流出した土砂も撤去する必要があり、狭い場所を通りながらもなんとか小さいバックホウを入れて、土を集めるようにしました。

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上部にも大きなバックホウを入れることが厳しかったために、0.45m3級のバックホウを入れて、そのアームを伸ばす専用アタッチメントを装着して工事を進めました。

今回、様々な現場でこのアタッチメントを使いましたが、2.0m程度までバケット位置を伸ばすことが出来るので、大いに役立ちました。

作業箇所の地盤もそれ程強くは無いため、鉄板を布設して足場を丈夫にし作業を進めました。

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フトンカゴの滑動防止のために、杭を打設して水平方向への移動を拘束します。
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復旧工事の場合、最低限の材料しか認められない関係があってこのフトンカゴ工法を採用しているのですが、材料代は確かに安いのですが、その分カゴの強度が低く、割栗石を詰めるのが大変です。

このように、ちょっとした石積みのように綺麗に積んで安定させています。

また、背面の土砂が将来的に流出しないように、吸い出し防止マットも背面に布設しています。

今回の経験を通してですが、少しくらい材料代が高くてもカゴ枠のようなより強い材料を使用して、石積みの施工性を上げた方が良いと考えています。

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上部は土羽で仕上げて、自然還元タイプのわら芝を張って完成になります。

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この現場では、4段のフトンカゴを積んで法面を復旧しました。

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市役所発注の災害復旧工事はまだ続いていきますが、少なくとも町内の災害復旧工事においては100箇所以上の復旧に従事し、地域に根差した建設業としての役割を、それ相応には果たすことが出来ました。

こうした地域への貢献を今後も積み重ね、地域から必要とされる会社であり続けたいと想います。