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2011年11月

2011年11月21日 (月)

想うこと

今朝、花巻では雪が降っていましたが、これからはより厳しい環境下での仕事になります。

冬場に特有の仕事として除雪作業などもあるのですが、その他の公共工事なども抱えているため、厳しい季節になっていくにも関わらず仕事も忙しい状態が維持される見込みです。

一年間を通しての作業の平準化を考えれば、こうして冬場の仕事があることも幸いな事ではありますが、震災の影響もあり、今年は下半期に工事が集中して発注されているため、限りある人や機械を有効に活用しようにも限界があります。

被災地では代理人や作業員など、人手不足が深刻になってきているようですが、内地の花巻でも作業員や機械の不足が顕著になってきました。

これから被災地のライフライン復旧なども本格化してくるとは思いますが、様々な制度を十分に活用したり新たに特区のような形で創設してでも、施工の平準化が図れるような発注時期の配慮をして頂きたいものです。

先日も被災地である陸前高田の状況を確認するために行って話を聞いてきましたが、岩手県の復興がスムーズに進んでいくと同時に、復興中や10年先にある地域経済もしっかりと自立していけるような産業確立も大切なことだと感じてきました。

自分たちが出来ることには当然ながら限りがありますが、そうした中でも被災地のために何を継続的に支援していくことが出来るのか、考えていきたいと想っています。

2011年11月10日 (木)

大槌中学校 職場体験

今日は大槌中学校の2年生の皆さんや先生が、花巻市内の企業を訪問する、職場体験ががありました。

花巻青年会議所の関係で、70名の生徒さん達が2班に分かれて、今日明日の2日間で花巻市内のメンバー企業24社を回ります。

私の会社にも36名の生徒さん達と引率の先生方が来て、30分程の時間の中で会社の概要や仕事に関すること、会社の考え方など様々ことを聴いた後に、会社見学をしてもらいました。

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メモをとりながら、しっかりと聴こうとしている姿勢に好感が持てる生徒さん達でした。

実際に仕事をしていく上で大切なことや資格などの質問がありました。

仕事の上では、「何かのキッカケを通じて、これをやりたいという夢や、何かを為そうとする志しを持つことができて、それを成し遂げようと日々努力をしていけば、必ずや道が拓けると想います。ただ、どんな仕事でも必ず誰かの役に立つはずなので、やらされている感覚ではなく、何かやり甲斐を見つけて自らがやろうとする気持ちを持つことが大切です。まして自分がやりたい仕事であれば、どんな辛いことがあっても乗り越えていくことができるはずです。」 と話しをしました。

また資格については、「現場を管理するにも施工管理という資格が必要です。実際の仕事を現場で進めるにも、機械や重機に乗るための資格や、危険な環境の中で安全に仕事をするための様々な資格が必要となります。資格をとることがスタートラインに立つことですので、会社でも応援しながら一人の人が複数の資格を取るようにして、日々の仕事を頑張ってもらっています」 と話をしました。

弊社の菊池部長も、どんな人が建設業に向いているのか?という質問に対して、「特に誰ということではなくて、やる気がある人であれば大丈夫。どんな仕事でも、そうした気持ちを大切にしてください」と話をされていました。

中学生の皆さんが会社にくることはありませんので、私自身も新鮮な気持ちで時間を過ごさせて頂きました。

 秋晴れの爽やかな一日に、良い思い出となりましたshine