今工事をしている下水道工事の現場です。
幅4mくらいの道路に5m近い深さの1号マンホールを2基並んで設置しなくてはならず道路の端から端まで掘削範囲になってしまいます。
写真の通り、片側は田で段差がありますし、もう一方は水路になっています。
そこで、水路側にベニヤを敷いて歩行者用マットや軽量パネルを利用して歩行者用通路を確保しながら施工を進めました。
2基のマンホールを同時掘削しなければならなかったため、出来る限りの歩行者対応を考えて施工を進めてもらいました。
時間は掛かりましたが、無事に難所を終えることが出来ました。
他に、こうしたアイテムもつくりました。
少し柔らかい雰囲気を出すために歩行者用看板マークも入れて、ラミネートしてカラーコンに貼り付けています。
スコッチライトも付けて、少しでも通路が分かりやすくなるサポートをしてみました。
無事に工事を進められているのは、通行止めや歩行者通路に対して、地元の皆さんのご協力があればこそです。 本当にありがたいですね。
これは、現在工事をしている浄化槽工事の現場です。
屋根からの雪が落ちてくるところでの作業となるため、このように片流れ式に単管を組んで雪が溜まらないように工夫をしています。
万が一雪がたまって重さに耐えられずに下に落ちてしまうと、基礎コンクリートへの悪影響や後処理が大変になってしまうので、そうした状況に対応するための養生です。
その他、ちょっとした生コン打設時の工夫もご紹介します。
底版コンクリート打設時に、設計強度である24N/mm2よりも6N高い30Nの生コンを打設し、規定の養生期間を5日間から3日間に短縮しています。
事前に発現強度のデーターを監督員に提出して、24N-5日強度 < 30N-3日強度を確認して頂き協議をする必要はありますが、単位量当たりの生コン値段がそんなに高くなる訳ではないので、費用対効果は高いと思います。
このように工期短縮の工夫や万が一の雪害対策などをしながら、早期完成を目指して工事を進めています。
石綿管を新しい鋳鉄管に入れ替える工事も、いよいよ完成になりました。
冬場の水道工事ですので凍結防止対策なども大変でしたが、地元の皆さんのご理解やご協力も頂き、最近の好天にも恵まれたお陰様で、工期内に工事を終えることが出来ました。
下の写真は、舗装工事を終えた後の法面処理や路肩の整正状況です。
区画線を引いた後に路肩工事になるので、ベニヤ等でラインや舗装が汚れないようにして作業を進めています。
水道のネジ式弁筺については、舗装工事も終了したところで占用の器具で高さ調整をしておきます。
保護リングを弁筺周りに設置していますので、そことのバランスを取りながら、少し低めに調整します。
現場内の社内検査も実施して、検査に向けての最終確認をしてきました。
今年は雪が多いために、工事の進捗的に厳しい現場もあります。毎日遅くまで頑張ってくれている皆さんに感謝しつつ、年度末に向けてラストスパートです
昨日、建設業の青年部を対象とした講習会がありました。
「小さくても利益を出せる会社づくり」というタイトルで、様々な事を教えて頂きました。
会社の強みをしっかりと考えながら、3年後,5年後の会社のあるべき姿をイメージして、仕事のどの部分に力を入れていくべきか。
弊社であれば、自社施工能力のどういった部分を更に磨いていくのかということになっていきます。
時代のニーズや仕事の移り変わりに対応し、技術の継承と拡充をテーマにしながら、地域から真に必要とされる建設業社であり続けるために。
様々な気付きを行動につなげるべく、新年度に向けて準備を進めていきたいと考えます。
今年は雪が本当に多い年でした。
屋根に積もった雪が凍って、それが最近の暖かさで落ちてしまって屋根を壊すような雪害が発生しています。
雪だけであればまだなんとかなるのですが、厚い氷が落ちた時の衝撃は大きく、屋根自体が壊れるくらいになります。
雪止めでがっちり止めるか、現場の状況によっては雪を落とすようにするか、様々な対処法が考えられますが、雪害が起きてしまってからではどう修理するかを考えなくてはなりません。
屋根や軒、雨樋など、万が一雪で壊れてしまった場合は、各ご自宅に掛けてある住宅保険会社に一度相談された方が良いと思います。
対象にならない保険の場合もありますが、対象になる保険の場合、修理金額によってお見舞い金になるか保険になるかそれぞれ差がありますが、少なからず助けになるはずです。
事前に見積もりを保険会社に出したり、写真を撮っておく必要があるので、まずは保険会社に相談することが大切です。そうすると、どうすれば良いのか教えてくれますよ。
こうした時の保険は、本当にありがたく感じますよね
前日に引き続き、浄化槽工事のちょっとした工夫です。
これは浄化槽の上部スラブの配筋状況の写真です。
浄化槽の蓋なのですが、このようにFRPの蓋が掛かっています。
生コン打設時にこのままの状態だと、蓋が汚れたり、蓋と枠との隙間から生コンが浄化槽の中に入ってしまいます。
そこで弊社の場合、ビニール袋に細工をして蓋と枠の間に挟まるようにして、更に表面保護のために木の借蓋を上にのせて、生コン打設時の配慮を行っています。
こうするとペースト状の生コンといえども、浄化槽内に入ったりすることがありません。
施工途中の各段階で、こうした様々な配慮をしながら工事を進めてもらっています。こうした心配りを、常に大切にしていきたいものですね。
先日、花巻商工会議所会員大会に参加した際に、「褒める達人」 西村さんの講演会を聞く機会がありました。
「ほめ達!」が人と組織を活性化する というテーマで1時間30分に渡って様々な話を聞くことが出来ました。
途中、ただ話を聞くだけではなくて、隣の人のことを褒める練習もしたりしました。
相手の悪いところ指摘すると、確かに相手の悪いところは治るかもしれませんが、何らモチベーションは高まらないと思います。
叱られて伸びる人は、もともとの資質が高いのかもしれません。
人を伸ばすことを考えた時、良い点をしっかりと認めて褒めて上げながら、もう少しこうした方が良いというアドバイスをしていくということ。
最初に認めてくれていたり褒めてくれていれば、素直に相手の話を聞く気にもなりますよね。
モチベーションが高まっているところに、もう少しこうすればというアドバイスを受け入れて、それを改善するように更に頑張っていく。とても良いプラスの循環だと思いました。
そうそう。拍手をすることは、脳の活性化につながるそうです。そして、笑顔をつくること。
ちょっとだけ、実践している私でした