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2009年12月30日 (水)

優良工事表彰(その他の工夫)

優良工事表彰を受けた工事のその他の工夫です。

1.施工について(専門的表記ですみません)

ブロック積工は、河川環境に配慮し「植生タイプ」の設計(通常1:0.5勾配で施工)でしたが、既設護岸との関係で1:0.5~0.6~1.5と捻りながら施工しなくてはいけませんでした。

通常のブロック先行の施工方法を採用できず、また工期的にも大幅に要する恐れがあったため、施工方法や工程短縮のために以下の工夫を行いました。

(1)従来の積みブロックであれば比較的容易なことも、「植生タイプ」はブロック一個が大きいことや、1:0.5より緩やかになるほど後ろに滑ろうとするため、その対策として1:0.6~1.5の変化箇所は、設計外の均しコンを裏込砕石との境に先行施工することでブロックの施工性と設計勾配を確保し、更に1:0.5~0.6に使用したブロックの4分の1サイズのものを使用することで、初期のイメージ通りの勾配変化護岸を施工すると共に、工期の短縮を図ることが出来ました。

(2)天端法線は基礎工法線を重視すれば、勾配の変化により波打つことから、仕上がり法線がきれいに見えるように法線決定にあたりブロックの積上げに配慮をしながら、適宜丁張りを確認し修正するような施工管理を行いました。

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この捨てコン打設は、品質の面でも積みブロックの安定性をより高めてくれます。

2.安全対策

安全対策としては、

(1)バックホウのバックモニター:狭い範囲での作業で、死角を減らすことにつながります。

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(2)法面や既設ブロックの保護

災害復旧現場という特性もあり、安全配慮には特にも気を配りました。

ちなみに、既設ブロックは安全のためにワイヤーで引っ張っています。

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3.その他の工夫

植生ブロックのポット内の洗掘を防止するために、下に岩ズリを入れて上に覆土を入れるようにしています。これにより、大水発生時のポット内土の浸食防止になり、安定した植生が図れるようになります。

また、仮設道路側の法尻が弱い箇所があったので、ちょっとした法止め用の土留めをして崩れにくくしています。

Photo_7

このような、工夫をしながら工事を進めました。

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